Love me.

一人が、つまらないなら…ここまで、おいで?

5月8日。

2005年05月09日 | Weblog
セクトから手紙が届く。
あちこちうろつき回って宿に居なかったために、手紙が俺の手元に届くのが遅れた。
気が付いたのは、今日…5月9日の夕刻だ。


何が出来るのか…考えている場合じゃない。
死なせはしない。
孤島送りになどさせて堪るものか。


自分の大事だと思うものは…自分で護る。
手遅れになる前に。

5月7日。

2005年05月09日 | Weblog
正確な日付を覚えていない。
眠かったのと、少々考え事をしていたのとで。

港町にて、ステラに会う。
話し始めはそれほど違和感がなかったものの、彼女の雰囲気は初めて会った時のそれとどこか違って見えた。
セクトが言っていたことを思い出す。

堕とした…とはどういう事だろう。

何処か不安定で、何処か怯えているようなステラを放ってはおけなかった。
甘い言葉を耳元で囁かれ、それに捕らわれているかのような。
会話をしていくうちに、次第、彼女の怯え、寂しさ、不安…色々なものが明らかになる。
彼女が今の状況を選んだのは、優しさ、素直さゆえだろう。
自分を責めているように見えたのが痛々しく、追い詰めてしまったことを申し訳なく感じた。
触れることで、温もりを感じることで…彼女が少しでも安らぎを覚えてくれたら…良かったのだけれど。


俺に出来る事は…あるのか?