本日は凄く嬉しい日になりました。
ご家族、蔵のスタッフ、スタッフの家族、等 日高見ファミリーが全員無事だったことと石巻の方々の後押しもあり、本日東京で日高見・平井社長さんを囲んでの日高見きき酒会がありました。会いたくて会いたくて、始発で東京に向かい、一番乗りで会場入り。
平井さんの顔を見ると、もうたまらず、言葉にならず…。 ずっと握手しておりました。
石巻の街の半分がなくなってしまいました。その中で当蔵は小高い丘の上にあったため水没はしましたが、全て流されることはありませんでした。しかし、揺れによる損壊が激しく、冷蔵庫等は全てダメになってしまいましたので復旧には時間がかかるかと思いますが、『負けてたまるか』精神で頑張ります。
地震後、蔵に入るとこぼれたもろみで白いジュ―タンのようになっていました。また、蔵全体にシュワ~っという音が鳴り響いていたそうです。
もろみは全部駄目と覚悟したのですが、10日後に電気が復旧して延命措置が出来、14日目に帰って来てくれた蔵人と共にお酒をしぼることができました。お酒をしぼる時、こんなにも感謝の気持ち・おかげさまの気持ち・素直な、純粋な気持ちになったのははじめてだとしみじみと語っておりました。
平井さんは 自分の蔵も物凄く損壊しているにもかかわらず今回奇跡的にしぼられたお酒は、石巻復興のために使うと言っており、改めて器のでかい男だなあと思いました。
今年の新酒をきき酒して、本当に嬉しくなりました。
びっくりするほど旨いんです。驚きました。
第一弾の純米吟醸 タンク別 が近日リリースされます。