これ、生きとります。
ひらひら泳ぎながらトラックに乗って、６/２土曜朝、我が家到着！
またしても、ごぶさたです！
仕事山積に加え、先週の土曜は久々の我が家でのワイン会で、掃除に片付け、
日ごろサボってたツケがどっさりまわって、もう大変～。
人数は友達夫婦とうちで４人だけというのに、アレも食べたいコレも食べたいで、
多種大量の食材の買いまわりと取り寄せで、えらいこっちゃ！でした。
↑セッティング途中。ほとんど撮れなかったので、これでも、貴重な一枚…？
さて、生きたイカって、「液晶」がマジックのように、きらきらきらと輝いたり、さささーっとひいたりしますよね。
それくらいの鮮度で食べるイカのお刺身の美味しいこと！
身は見事に透き通り、甘い甘い！
そんなイカを、お取り寄せで食べようということになり、
なぜか、ワインを合わせようと誰かが言い出した！
お刺身にワインを合わせるのは、本当に難しいです。
生臭さが強調されたり、醤油やワサビが、ワインの香りを殺したり。
↑出してるとこんなふうに赤いけど、白い箱の中に入れると、白くなる！
しかし、いったんワイン！ということになると、もう胃袋が止まりません。
夏本番も近いこの季節、もちろん、シャンパンもいいのですが、
ここはひとつ、爽やかなソーヴィニヨンブラン100％のプイィフュメで行こう！と。
夏こそ１本目に飲みたい、酸が乗り、爽快で、どこか青草やハーブの香り、そして
燻したような風味が果実実をふちどる、ロアールのあれ！
これを、イカの刺身に合わせようというわけです。
ま、もともとムリのある合わせ方。
しかも、友人が入手したのが、すごくマイナーなプイィフュメ。
↑ カルトノワール Pouilly Fume Carte Noire '99 Domaine Landrat-Guyollot
普通なら果実実は、ライムとかレモンとかいわれるのに、なんと、これは、
南の果物の甘い香りがかすかに。
パッションフルーツのような？
ニュージーランドのソーヴィニヨンブランには、こんなことがあるのですが、
それよりはるかに、しっかりした、ボディ。
けれど、ソーヴィニヨンブランの身上たる爽快感は、失われてはいません。
だけど、これでは、ますます、イカにはムリ！（だけど、しかたない）
ということで、これにもっと合いそうな食べ物もあれこれ考え、用意したら、
かなりの品数になってしまった…。
赤は、うちのミニセラーにあったCh.ピション・ロングヴィルバロン。
今年で１４年、ビンテージがちょっと弱い分、そこそこ熟成しているはず！
↑ Ch.Pichon-Longueville Baron'93（メドック地区ポイヤック）
カベルネソーヴィニヨン70％、メルロー25％、カベルネフラン5％
澱がかなり出ているので、まず３週間前にセラーから出して、
静かにまっすぐに立てておきます。
こうすると、澱が底にたまるでしょう。
３日前になったら、立てたまま10度ほど傾けます。
すると、たまった澱がさらに片隅に集まります。
そして、当日は飲む前に、澱が舞って入らないよう、そろそろとデキャンタ。
ボトルに少し残ったものは、もちろんソースに加えて、ムダなく！
こうすれば、ソースとワインが仲良しに。
バロンは、かなりレンガ色になっていましたが、まだまだ若々しさを残していて、
もう３年くらい待ったらよかったかな、という感じ。
けど、閉じているといったことはなく、久々にたおやかな熟成ワインを味わいました。
ちなみに、料理は、
白と合わす白い料理
泳ぎイカの姿造り フローラルハーブの海塩添え
主に塩で食べましたが、主役のはずがちょっとかすんじゃったなあ
モッツァレラとトマトのコンフィ・オレンジの香りたっぷりキャベツと塩漬け豚肉のポトフ白いチーズ２種とほおずきトマト、グリッシーニ
（ダンスロットラム、ペコリーノロマーノ）ドライフルーツ５種（赤に持ち越す）
赤と合わす赤い料理ラムチョップ
赤ワイン（カベルネソーヴィニヨン）と黒酢とアニエスのソースフエカセロと切りたて生ハム４種青カビチーズ（フルムダンベール）バゲットとオリーブオイル
締めのカヴァ（泡物・ロゼ）（Roger Goulart Rose '04）たこのカルパッチョ バジル風味エビのミント揚げ トマトのソース 泳ぎイカのげそ揚げカテージチーズとランプフィッシュ
デザート豆腐のムース メロンソース添え ←失敗！ゼラチンの量間違えた！
でも、実際は、これで終わらなかったんだね～。
カヴァの前に、別のワイン１本半、
終わってから、ビールロング缶１２本と炭火焼き鳥（←なんじゃ、こりゃ～！？）
何しろ、昼の２時から夜中の１時頃まで、延々１１時間、やってましたから。
飲んで食って飲んで食って、ケラケラ笑って、また飲んで！
よくこんなに入るよねえ。
↑ 一皿目「モッツァレラとトマトのコンフィ・オレンジの香り」と、チーズ、ドライフルーツ類。
遠路お越しいただいたイカさんには、しばらくテーブルについていただき、鑑賞させていただきました。
料理を逐一写真撮ろうと思っていたのに、またしても、セッティングの写真と、
最初の料理だけで終わってしまいました。
ほとんどの料理担当は、ダンナなのにね。なんで、私が撮れない！？
次こそは！
それにしても、夫婦でつきあえる、気のおけない友達がいる、というのは、
ありがたいことです。
メタボリックは加速しそうだけど！
よくぞご無事で到着されて！
って、それにしてもおしゃれなセッティング。メニューも豪勢だこと。酒飲みじゃないのでワインのことは全然わかんないけど、読んでるだけで楽しくなっちゃいました～
優雅にワインを楽しむ！って感じですねぇ！
（余談ですか生きたイカは私、触れませんデス）
カルト・ノワール初めて見ましたぁ！
ん～～飲んでみたいなぁ♪
しかし11時間も飲み続けたとは！恐るべし！
本当にお酒に強いんだねぇ・・・
正真正銘の酒豪だわ・・・・
「鉄腕ダッシュ」って、テレビ番組？
うん、「イカ生きたまま」って、ホントにたいへんみたい。
だから、お値段のほとんどは、送料ね。
ヤマトのおにいちゃんが、玄関口で、「中を開けて、イカの状態をチェックするように言われています」って言って、自ら梱包を解いて。
そしたら、１匹はすごく元気に泳ぐんだけど、もう1匹がちょっと元気ないの。
ちょっとでも弱っていたらダメっていうことになってるらしく、
何度も「取り替えましょうか」と言ってくれたけど、今日いるんだよねー。
ま、弱り気味でも、生きてるのは生きてるし、液晶もバッチリだから、そのままでいきました。
路地猫さんは、あまり飲まないのか。
いいコトです！
久々のワイン会だったので、ちょっと品数作りすぎでした～。
お、クーピーさんにして、生きたイカさわれないのか。
私、イカなら、さわるくらいさわれるよ！
けど、さばくのは、ムリ！
でも、うちも友達のとこも、そういうのは、ダンナのほうが達者なの。
飲み会やっても、だいたい男２人が板長やって、女は下働きね。
「優雅」？
まさか～！ もう最後はかなり来てましたよー。
特に私は寝不足たたって、途中眠くて眠くて。
豆腐のムースの
５つ作ってて、よかったー。
けど、ゼラチンの量が多すぎて、大失敗。
メロンのソースはおいしかったから、まあええか。鮮やかなオレンジで、少なくともミバはよかった。
良いなぁ！良い旦那様だなぁ！
だいたいワタシメ魚を解体するなんてことは出来ない！昔はね、近所に魚屋さんがあったので、そこの旦那に頼んで解体してもらっていたんだ。
夫婦単位でお付き合いできる気のおけない友人って良いよねぇ！
昔、サンマが長くて、グリルに入らなくて、しっぽを、おそるおそる包丁でちょんぎったの。
袋で体おさえてね。
そしたら、その直径５ｍｍほどの切り口の赤さに、
げろーってなって、それから、１～２年、サンマ食べられなくなった。
今でも、サンマ、好きじゃない。青背に光モノは、見かけがもうダメだわ。
私の晩ご飯なんかどんべえとめかぶのせ冷奴よ…。
昼はスーパーのミニ冷やしたぬきうどんとかぼちゃのてんぷら。
書いててむなしい…。
味を知っていらっしゃる・・・いいなぁ～。
私もワイン大好きです。しかし、知っているのは
安ワインで、あまり酒に強くないんです。
イカをさばくのは私もニガテ・・しかも
生きているのはさばいとことがない。。
でも、アジやサバくらいの大きさなら
三枚おろしはできますよ。
だんな様がシェフ～？うらやましすぎるーーー
お昼って、大抵、カップラーメンとかでソソクサと済ませてしまうなぁ～・・・・・
しかしプイィ・フュメの黒ラベルなんて何処で手に入れたのでしょうか？！
ま・ま・まさかフランスから抱えて来たとか？
そんな、ルーままさん。
けど、私も一人のときは、そうだなあ。
東京で一人暮らししてたとき、ろくろく食べなかったもんだから、
通勤の山手線で電車が揺れてつり革ぎゅっと持ったら、
ざざーっと黒い霧が降りてきて、目の前見えなくなった。
貧血起こしちゃったのよねー。
ルーままさんも、体には気をつけてネ！
ワイン、好きですか。
私も大好き。
っていいながら、ふだんはビール。
いや、ビールといいながら、実はビールじゃない！
ダイエット生っていう発泡酒でーす！
お酒は強くないほうがいいですよー。
私みたいに中途半端に強いと、つい飲みすぎて、
ぐでんぐでん、べろんべろんを繰り返しますぅ。
学習効果ないの～。
あじ・さばの三枚おろしなんてスッゴイ！
私はまるでさわれませーん！
おおー、見ました。ありがとう！！
これは佐賀ですね。
うちのイカさんたちは、隠岐から来たらしいです。
１匹ずつパンパンの袋に入って。
ドライバーも相当気つかってましたねえ。
ダンナ、お菓子以外は、だいたいなんでも作ってくれるので、
とってもベンリ
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/abb2005.com/g/155008/index.shtml
で、買ったって。
私、どうしても検索できないって言ってたでしょ。
あれ、お店がつづり間違ってたの。
私は正しいつづり「Carte Noire」で探してたのだけど、
お店は、「Carte Noir」になってたの。
しっかりせーよ！って感じ。
この店、事前にグラスの相談もしたんだけど、ついぞ返事なかったわ。
普通のソーヴィニヨンブラン用のグラスがいいか、
それともボルドーグラスがいいのかって。
で、実際に飲んでみてわかった。
やっぱりソーヴィニヨンブランには違いなくて、
それ用のが、一番香りを引き出せてたよ。