伊木まり子と生駒の未来をつくる会

安心して生まれ、育ち、暮らせる生駒市を創るために、伊木まり子と共に歩むみなさんの会です。

7月15日、特別ゲストはグスタフ・ストランデル氏! スウェーデンの医療制度から、私たちの受ける医療を考えてみませんか? 

2022-07-12 12:16:16 | Weblog
参議院選挙が終わりました。
長年勤めていた生駒総合病院が突然閉院、
このままでは救急や小児の医療が大変なことになる、
市が計画中の新病院の1日も早い開院を目指して、皮膚科医の仕事を横におき、
市議会議員を務めさせていただいて丸15年になります。

今回の選挙中、西大寺駅前で起きた安倍晋三元首相銃撃事件、
国政トップの訃報に生駒市議会の議員として心からお悔やみ申し上げます。

事件の背景や影響の大きさ・・・、多くのことを考えさせられました。


ところで、地域の医療について考えるようになってから、
市民団体の立ち上げに関わりました。丸14年になります。
それまで、仕事と家庭の両立で精一杯、NPOって何???・・・
そんな私が NPO法人生駒の地域医療を育てる会
(http://ikomanoiryou.sakura.ne.jp/)で、いろいろ取り組んでいます。
  
生駒の地域医療を育てる会では
コロナ下で対面での活動が制限されてから、おしゃべりサロン オンラインを開催しています。

第6回目となるオンラインサロンは7月15日(金)夜、8時から9時30分頃まで、
ZOOM会議を利用して開催します。

今回はスウェーデンの医療制度について、ミニレクチャーの後、参加者が自由に対話し、
私たちの受ける医療について考えます。
7月14日までに、申し込みが必要です。

こちらをご覧ください。⇒ http://ikomanoiryou.sakura.ne.jp/sub1.html

申込みはこちら ⇒ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd-1vQMnAmrY4uPH39rboejgdH4avMB1GIQQC0esnC8m1d5Iw/viewform

これまで、名古屋や静岡にお住いの方も参加されました。
ZOOM会議システムを利用できる方でしたら、
小中学生のみなさんから、子育て中の保護者の方、医療にはまだ縁がない若い方・・・
どなたでも気軽に参加頂けます。

お問い合わせは  こちらへ ⇒、ikomanoiryo@gmail.com

今回のミニレクチャーの講師は
近畿大学医学部客員教授 伊木雅之さん です。

さらに、特別ゲストとして
元スウェーデン福祉研究所所長のグスタフ・ストランデルさん
をお迎えし、対話に加わって頂くことになりました。

みなさん、是非ご参加ください。

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 生駒市立病院 開院8周年特別医療講演

2022-07-04 17:21:53 | Weblog
6月24日、6月定例議会が閉会した日の午後
たけまるホールの小ホールでは、生駒市立病院 開院8周年の特別医療講演が行われました。

辻川美代子看護部長による 『生駒市立病院7年の歩み』
 玄関ホールや受付・待合ブース、外来や病棟の様子を紹介、
 医師や看護師の数など含め、7年間の歩みを紹介されました。
その後、
今年4月に赴任された小児科部長の金子直人医師による講演
「いこまっこのためにできること -これまでも、これからも-」
最期に、市立病院の遠藤清院長による講演
「新型コロナウイルスに対する生駒市立病院の取り組みについて」
がありました。

講演の様子は
生駒市立病院だより 2022年7月で紹介されています。
https://ikoma-admin.tokushukai.or.jp/upload/ikoma/magazine/tmp/20220704_1.pdf



今回の講演を聞いて、一番喜んでいたのは私ではないかと思います。

生駒市立病院は平成17年3月(2005年3月)に閉院した生駒総合病院の後継病院です。
私は生駒総合病院で長年診療に携わっていたことから
市立病院の基本計画を協議した新病院整備専門委員会に委員として参加し、
生駒総合病院の閉院により、不足する医療は何かについて、
学識者、地元や県の医師会代表、市民(医師や医療事務)、
厚労省中央社会保険医療協議会委員の方と一緒に協議し、中間答申をまとめ、市長に提出しました。
https://www.city.ikoma.lg.jp/cmsfiles/contents/0000000/557/byouinn-keii01.pdf
当初の開院予定は平成21年度末(2009年3月)でした。

紆余曲折があり、生駒市立病院は平成27年6月に開院。
生駒市立病院は開院当初から救急患者に対応、
さらに、予想もしなかった新型コロナウイルス感染症にも対応
また、小児科は昨年秋から、奈良県北和小児2次輪番に参加、
本年4月から、小児科は常勤医4人体制となりました。

開設を許可した奈良県は
毎年3月に開催する医療審議会で、開設後の状況について、報告を求めてきましたが、
開設時に条件として付した留意事項について、すべての条件を満たしたとして、
今年3月29日の第67回医療審議会で定例報告は終了となりました。
https://www.pref.nara.jp/secure/264643/03-4%20byoushou.pdf



最近の生駒市立病院の状況ですが、
令和3年9月3日開催 病院事業推進委員会第26回会議資料として、
生駒市立病院 令和2年度 実施状況調査報告書 (3ヵ年のまとめ)が掲載されています。
 https://www.city.ikoma.lg.jp/cmsfiles/contents/0000027/27619/shiryo-s2601.pdf
16の診療科があります。
一部数字を紹介しますと、
p10 分娩件数 令和1年度 143件、 令和2年度 164件
p19 令和2年度 救急受入れ件数 1,768件、救急応需率 92,1%


令和4年3月19日開催 病院事業推進委員会第27回会議 のページから
令和4年度 生駒市立病院事業計画書 をご覧いただけます。
https://www.city.ikoma.lg.jp/cmsfiles/contents/0000029/29083/shiryo-s02702.pdf


また、令和4年3月19日開催 病院事業推進委員会第27回会議 議事録 p11~13 から、
生駒市立病院におけるコロナへの対応 について、遠藤院長の説明をご覧いただけます。
https://www.city.ikoma.lg.jp/cmsfiles/contents/0000029/29083/kaigiroku20220319.pdf

一部紹介しますと、
●R2年4月1日:帰国者・接触者外来設置 ⇒ 現在、有熱外来 (ピーク時は1日、100人以上受診)
●R2年秋 陰圧病床も整備し、コロナ病棟を整備
●R3年1月7日から、コロナ病棟受け入れ開始
 県からの要請に応えコロナ対応病床を用意 12床→16床→20床→26床(→R4年7月は20床)
●受入れコロナ患者数  R4年3月18日時点で500名を越える
●ワクチン接種 
 R3年3月~ 医療従事者への接種
 R3年4月~ 一般市民への接種
・・・約3000回対応(R4年3月時点)


私は市立病院ができてよかった、良くやってくださっていると思っています。
しかし、医療やケアに対し不満を持たれた方もあるかもしれません。
私も医療現場にいましたので、これでよいだろうと思ったことが
患者さんにとっては想定外のことであったり、説明不足であったり・・・と
うまくいかないこともありました。
そんなときは、嫌な思いをしたことや、気が付かれたことを病院に届けてください。
身近でケアされる看護師さんはじめ医療スタッフに
1階ロビーや病棟にあるご意見箱に
届けてください。
みなさんの声が生駒市立病院をさらに良い病院にしていきます。


今後は、今まで以上に地域の医療機関と良好な連携を構築していただき、
安心安全で質の高い地域完結型医療が提供されるまちの市立病院として
地域の医療の中心となって住民の命を守り、支えていっていただきたいと願っています。

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