CW講習会用リグの工作も一部を残して終了したのでFCZ基板を使って周波数カウンターアンプの実験をやった。以前組み立てたがLCD表示が出なかった[電子工作etc]のPIC-16F88を使ったV7周波数カウンタをメンテナンスし何とか12MHz位まで表示するようにしたがせめて30MHz位カウントして欲しいので実験してみた。当初のカウンターアンプは初段が2SK240で2段目が2SC1740で12MHz台をカウントしていたのを初段の後にμPC1651を入れて3段アンプにしたがうまく動作しなかった。そこで2SC1740(2SC1815同等)をfTの高いトランジスタの2SC3355にして実験したら60MHz位はカウントしたので1月4日にV7カウンタに組み込んだ。
上の写真の様にFCZ基板に組み込んでの実験だがうまくいかず、そこでμPC1651を取り払って3段目のトランジスタをマイクロ波マイクロ波用の2SC3355に取り換えたら60MHz位まで使えそうだった。そこで1月4日にV7周波数カウンターのトランジスタを2SC3355に交換して高周波発振器をつなぎ測定したら73MHz台までカウントした。
現在の表示は73.243MHzで右奥の基板が「電子工作etc]V7周波数カウンターである。これ以上の計測にはプリスケラを使うのでトランジスタ交換だけで70MHzまで計測できるのは極めて有効な方法だ。2SC3355 は今でも入手可能で値段も@70円位と高価な方ではない。なおμPC1651がうまく動作しなかったのは誤配線だった事が後で判明したがこのICは可成り前に製造中止され現在は入手困難だ。
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