中高年からの永易流紀州釣りを極める?「いけしゅ」のクロダイな日記(仮)

合唱,Win95,Webページ,MIDI,PC自作を経て黒鯛の紀州釣りで団子団酒田支部を名乗る男の放談(訳ワカラン)

5/27(日)朝は加茂の離岸で45cm釣る(続報,ていうかこっちが本文,その2)

2007年06月05日 | クロダイな日記(仮)
さて,アポなしで加茂の離岸(二番)に上がったまでは良いが,風が強く,寒いため,釣りはじめから帰りの時間を考えるような状況の中,自分を奮い立たせてタナ取りから団子を打ち返す(投げるたびに落ち着いてくる(笑))
酒田の離岸のイメージで「深いかも」「根がかりは?」などと考えるが,浅くて根もないうようだ(実際に根がかりは一度もなかった)

てことで,順調に実釣に入る。
実は,乗船時に「フカセのベテラン」氏から「釣れているのは西向きのテトラだが,今日は西の風で内向きでしか釣れない。内側はエサも取られないので,団子で釣る意味が全くない」とまで断言されて,心の中では殴りかかっていた..表面はポーカーフェイスだったが。
てことで「なーんも食わないのかなぁ」と思う。で,やはりオキアミは帰ってくる。
が,約3投目..ウキが視界から消える。
アワセると相手も踏ん張っている..ので,こっちも竿を立ててこらえる。
踏ん張るシマノの「磯路1-530」(安い方の竿だった(^^;;)とラインシステムの「WAX紀州釣り2.0号」だが..バチン!
思いきり高切れしている。惜しいかな,相手は未だ見ぬ大物,ノーチェック&傷ついたミチイトが切れたのだ(メンテは大事だ)
竿が安かったのも,大ざっぱで切れやすくなった理由か?

てことで,団子を1個打っておいて,道具をグレードの高い方に替える..シマノ「極翔硬調黒鯛」に「03ツインパワーMG C3000」ミチイトは「WAX紀州釣り2.5号」ただしハリスは安物の1.25号だ。
さらに,永易ウキ(モドキ)も計量の2B負荷に替える「攻めの釣り」だ..かなり水中に潜るけど(爆)

よーし,準備完了,待ってろよ大物!!
と気合いを入れ直すが,この後,約5時間は,全く何も食ってこない(泣)
投点を得意の手前,奥,とか変えたり,団子のタッチやタナまでいじったりするが全くダメ。
そのうちに3番4番と船が来て,両サイドをフカセで固められてしまう。
(もう無理か?)
とするうちに,1人おいて隣りでは「いやぁ,20連続ボウズがったから,釣れたのは2年ぶり」とかいうオヤジが尺くらいある本命を連発している(`へ´)プンプン!←なぜ怒るかは不明(笑)

まだまだ風強く,寒い。この状態は,たぶん昼まで続きそうな予感..しかも残りの団子を使ってて,底をついてしまうし..「帰りてぇ~」とまで,心が萎えてしまう私。
が「ダメ元」で自分を古い立たせ,団子材を新たに作る。
「糠砂:マッハ青≒1:1」をベースにしたいつものブレンド,水分代わりにアミエビたっぷり(常温の塩アミ約700ccのパック全部)
パックを洗うため水を入れて,もったいないからバッカンに流して..って,これがイケなかった。
水の入れすぎ..シメのための粉は..粉,粉,粉が..ない(泣)
しかもチヌパも残り少ないし,あるのは余分に持ってきた押し麦1カップ分だけだ。
てことで,開き直って水分タップリ(もちろん握れる程度ですが)のダンゴに,半カップしか混ぜないはずの麦を全部入れ,柔らか目で崩壊しやすく,打ち返し重視の「永易流っぽくない」釣法をやることに..もちろん,ダンゴの,特に麦の入れすぎになるので,クロダイの満腹時間も早めるため一発勝負になるだろうと予測,淡々と打ち返す私。

早朝に1度だけアタリ,2度目が全くない釣りをしていたが,ほぼ10時半頃,久しぶりにアタる。
ウキがフッと視界から消え,即座にアワセる。
大事な「極翔硬調黒鯛1号」がしなる。
一瞬は引けるが,相手も「グイッ」と引き,力は拮抗,竿を立てて耐える。
しばらくして,私の勝ち!重いけれど得意の「ゴリ引き」し,岸まで寄せる。

が,手前に見えた魚体は「過去最長が38cm」という私にとっては「年無し?(50cm)」と思えるような大きさで,取り込むタモに頭が回らぬ状態。
で,隣りのフカセ氏が「取り込みますか?」と私のタモを出してくれる..寄せて一発で..入らないし(入れろよ!逃がしたらどうすんだよ!!(笑))
「大丈夫です。自分でやりますから」と言って対応する。
2度ほどチャレンジ..「入った!(^。^;)ホッ」と思ったら,内側から抜けてる..器用にも網の破れたあたりからすり抜けたらしい(あり得ない!)
んで約3度目..何とかタモ入れした個体はピッタリ45cm。
ちょうど臨月?らしく,腹は「年無し以上」の横綱クラスで,堤防のあちこちからフカセ氏が団子の私の釣果を見に来る(気持ちいいぜ!(笑))

過去記録を更新したし寒いし「もう釣れなくて良し」モードに入ったため,直栄丸に電話,すぐに来てもらい帰港する。
「勝ち逃げはキモチイイ」という訳ではないが,実に気持ちいい(すみません)

てことで,今年初釣果を上げた「加茂で初離岸」は終わった。
港に戻り携帯で自宅に報告,帰宅するとお昼時間だった。

【身勝手写真集っス】
・第二より第一離岸(左),第二より第三離岸(中),帰りの白灯台(右)
  
・帰りの渡船,直栄丸(左),出港する直栄丸(中),加茂漁港(かなり向こうに直栄丸)..(右)
  
・帰りの海岸はサラシだらけ(左),両手をグッと出す,一度やりたかったポーズ(爆)
 

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7 コメント

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羨ましい (ヤチコ)
2007-06-05 20:42:03
何度見ても飽きない黒鯛です。羨ましい限りです。これで、私も迷うことなくダンゴ釣りに移りたいと思います。でも、今週末も小学校行事があるのでもうしばらく悶々として過ごさなくてはならないようです。
返信する
残念ですね (いけしゅ)
2007-06-06 07:01:58
ヤチコさん,コメントどうもです。
忙しくて大変ですね。釣りっぱなしで申し訳ないです。
> 何度見ても飽きない黒鯛です。
私も,腹デップリな私に似た個体なので,何とも可愛い(爆)

私,今のところ6/15(金)は代休モードの予定で突撃可能です(と,あおってみる)
逆に6/下旬は不在ですが..
返信する
磯路 (漁馬)
2007-06-06 16:11:19
>>竿が安かったのも,大ざっぱで切れやすくなった理由か?

実は、この前鱗海の竿先を折った時、釣具屋でセール対象で手頃になってた磯路1-450を伸ばした感触で、「穂先も太めで丈夫そうだし、綺麗に曲がってイイ感じ!」と思ったのですが、もっと高価な竿の方が良い感じなのでしょうか?

結局、財布の中身を確認のうえ、購入は諦めましたが(^~^;)ゞ
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磯路はぶっとく,ごっついです(笑) (いけしゅ)
2007-06-07 01:53:09
私は普段,磯路1-530でスタートしてますが,状況に応じて,あるいは勝負竿として極翔硬調黒鯛(06でなくこちらも1号)を使っています。
ほどよくコシというかタメがあり,好きな竿です。
磯路は持ち重りのするぶっとい竿ですが,クロダイには負けないですね。
その分,アワセがききにくく「ビュン」とは鳴らないです。
昨年,永易名人に個別指導いただいたときも,この竿でしたが,名人をもってしても,鳴りませんでした(失礼しました)

クロダイ専用竿なら「小磯」が同じ価格帯ですね。
http://fishing.shimano.co.jp/body/product/iso/koiso_xt/koiso_xt.html
ただ,この価格帯だとSiCガイドになっていないはずで,磯路もそうですが穂先がらみは致命的かも..
(鱗海EVはULガイドでしょうか?)
私はトップを含め磯路の#1のガイドは全てステンのSiCガイドにパーツ交換しています。

あと,蛇足ですが,クロダイ竿は先折れしていた時の方が釣りやすかったですね(笑)
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ビュンとは。。。 (漁馬)
2007-06-07 09:16:17
鳴らなくてもいいです。恥ずかしいから(笑)
鱗海EVはULガイドです。これでも風の具合によっては良く絡みます。SiCガイドというのは、糸の滑りが特徴とばかり思っていたのですが、この結果絡みにくいのでしょうか?知りませんでした^^;

今回折れた際、先を5cmほど詰めた結果になったんですが、確かに釣りやすかったように思います。
小磯クラスの540を買って、520くらいにして使ってみようかな(汗)
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去年は510... (いけしゅ)
2007-06-08 13:25:53
去年,極翔黒鯛も磯路も二度ほど折り,どちらもほぼ510cmくらいまで詰めて釣ってました。
特に磯路は,本来の「持ち重り」も全くなく,快適に数釣りができました。

勘違いかも知れませんが,SiCは角度もついて,絡みにくいのかと思ってましたが..違うか(笑)
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SiC (いけしゅ)
2007-06-08 13:53:35
これって方式でなく材質の話だったなぁ。
いかにもいい加減だ!(爆)

にしても,明日は天気わるそうです>山形県(泣)
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