犬山城の後は、犬山城下町周遊券を手に、城下町の風情を楽しみながら、「からくり展示館」、「城とまちミュージアム」、「どんでん館」、「旧磯部邸」に立ち寄りました。犬山には江戸時代とほぼ同じ町割りで城と城下町が残っています。
からくり展示館 犬山祭の特徴は、すべての車山にからくりが載せられていることです。ここには、「山車からくり」や「座敷からくり」が展示されています。入口通路には蹄鉄が埋め込まれています。
からくり人形の数々です。
城下町風景
城とまちミュージアム
館内ホールには江戸時代の城下町を再現した巨大ジオラマがあります。これは天保11年(1840)旧暦8月28日の犬山祭当日を再現したものです。昔の犬山城の姿や当時の人々の暮らしぶりがわかります。
犬山祭に登場する13輌の車山の模型です。
城下町風景
どんでん館 毎年4月第一土日に行われる「犬山祭」の車山が展示されています。祭りの際に車山を方向転換する「どんでん」から施設名が名付けられました。尾張地方では、祭礼に曳き出される祭車は通常「山車(だし)」と呼ばれますが、ここ犬山では「車山」と書き「やま」とよびます。犬山祭では、3層の車山13輌が城下町に繰り出し、笛や太鼓に合わせてからくり人形を披露します
名栗町(左)と下本町の山車(右)の車山です。(実物)
金襦袢 金糸・銀糸の刺繍が施されています。一着で数百万円するということです。
城下町風景
奥行き五十三メートルの町屋 旧磯部邸
江戸時代、柏屋の屋号で呉服商を営んでいました。建物は百五十年を経過しています。
起り (むくり) 屋根 独特の丸みを帯びた美しい外観のむくり屋根です。
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