自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

奈良市登大路町の吉城園の三つの庭と離れ茶室と野鳥のシメ

2019年01月21日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
二月堂を後にして、寧楽美術館のある依水園に向かいます。依水園の門前に着いたら残念なことに、この日は休業日でした。隣の吉城園が開いていたので、ここに入ります。ここへは2度目の訪問です。

依水園・寧楽美術館は、門が閉ざされていました。


吉城園(よしきえん)は、「興福寺古絵図」によると同寺の子院の摩尼珠院(まにしゅいん)があったところとされています。明治に民間の所有となり大正8年(1919年)に現在の建物と庭園が作られました。企業の迎賓施設の時代を経て、昭和の終わりから奈良県が所有し庭園を公開しています。

吉城園の入口です。


石段の上があずまやです。ここから「池の庭」「苔の庭」「旧正法院家住宅 (吉城園)」「離れ茶室」などが一望できます。


あずまやの天井です。


池の庭です。
建物は旧正法院家住宅 (吉城園) です。


奥に萌える建物は、あずまやです。


旧正法院家住宅 (吉城園)




離れ茶室












茶室を出て苔の庭に向かいます。






苔の庭から見た離れ茶室です。






苔の庭
苔の庭は、飛火野と同系の地下水脈が園内を流れているといわれ、杉苔の生育に適し、全面が杉苔に覆われています。




杉苔です。




茶花の庭
茶席に添える季節感のある草花などが植えられていますが、今の季節は咲いている花が少なかったです。








スイセンが咲いていました。


出口へ向かう道です。




サザンカが咲いていました。(白花は八重です)


八重のサザンカ






この辺りから隣の依水園の一部が見えました。


ここでシメの群れを見かけました。




吉城園を後にして名阪国道、東名阪道を経由して帰路につきます。名阪国道の流れは順調だったのですが、東名阪道亀山ICに入った途端に大渋滞です、渋滞を避けるため四日市JCTから伊勢湾岸道路に迂回して帰宅しました。伊勢湾岸道・名港大橋付近です。