自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

ラムサール条約湿地の花 (矢並湿地)

2016年10月13日 | 花・風景・紅葉
ラムサール条約湿地である、愛知県豊田市矢並町の「矢並湿地」の一般公開が12日から始まりました。(16日まで) ここの一般公開は年一回だけで、毎年この時期に実施されます。湿地にはミカワシオガマ・サワヒヨドリ・シラタマホシクサ・コガマ・ヌマガヤなどが咲き乱れていました。

湿地の風景
ミカワシオガマ (赤色) とシラタマホシクサ




コガマとサワヒヨドリ


湿地で観察する人々


地元テレビ局も取材にきていました。


ミカワシオガマ
シオガマに似ているが、花が小さく色濃く、上唇の先が細く尖る、葉も小さくて厚く多数付くなどの違いがあるとのこと。




アカバナ


ヘビノボラズの実


ヌマガヤ


ヌマガヤとサワヒヨドリ


ツルリンドウ


ヤマハッカ


ミゾソバ


スズカアザミ


ノコンギキ


フジバカマ


サワヒヨドリ


ラムサール条約湿地
条約に加入する国々は、自国の湿地を条約で定められた国際的な基準に従って指定し、条約事務局へ通知することにより、指定された湿地は「国際的に重要な湿地に係る登録簿」に登録されます。これがいわゆる「ラムサール条約湿地」です。
ラムサール条約では、沼沢地、湿原、泥炭地または陸水域、および水深が6メートルを超えない海域などを、湿地として定義しています。日本国内では2015年6月現在、50カ所の条約湿地があります。