ジルテラピアなのでしょうか?。それともイズミダイあるいはチカダイなのか、ジルテラピアだと聞いたような気もするが、11月21日、鹿児島水産高校生の調査の刺し網にはこの魚がたくさんかかっていた。つい4、5日前までは岸から肉眼で見えるところにたくさんいたのだが、この時はもう深みに行ってしまい岸辺からは見えなくなっていた。調査している高校生に伺ったところ、採れるのも泳いでいるのもほとんどこの魚だという。私が子供の頃、50年くらい前の頃、池田湖では、指宿市が地引き網でコアユを採り、それを九州の河川に放流していた。子供であった私たちは網を引くのを手伝ったり、(じゃましたりというのが当たっているが)外道をもらうのを楽しみに作業をする大人たちにまとわりついていたのだが、巨大なオオウナギ(怖かった)や大きな鯉が絞られて来た網から飛び出して逃げたり、するのを見るのがとてつもなく楽しかった。子供同士相撲を取って、勝った方に大きな山太郎をくれたりするから、私たちはがんばって砂浜で転げ回って相撲を取ったものだ。山太郎は家でゆでてもらうとこれが旨かった。それが私たち子供の毎日で、そんな遊びの中で、魚の名前を覚えていた。その頃はこの魚はいなかった。ドイツゴイという鱗が変わったかたちの魚などいたが、テラピアはいなかった。また、少し沖に出ると、黒々と藻が生い茂っていた。舟の上から見ると、フナや鯉がその藻から出たり入ったりするのが見えて、胸がどきどきしたことをはっきりと覚えている。釣り竿で魚を釣り上げる、あの手応え、そして水中を泳ぐ元気な魚を見る、これは私にとって大きな感動であった。それは今もまったく変わらない。私が生きている限り変わらないのではないかと思っている。そんな気持ちを味わいたくて毎日池田湖をほっつき歩いているのであります。
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オオウナギ、ぜひ見てみたいです。
夜行性でしょうか?大きいのでしょうね。
先日、池田湖に生息する陸封アユの記事を読みました。
アユの産卵の記事で、しっかりと命をつないでいるのだな-と感動しました。