(長文につき注意!!)
連日ゲームの話題でありますが、今日もそれで一時休止です。
(とは言っても、一時的なもので、すごく短いスパンですが)
本来であれば、今日はVolume7っていうタイトルでお送りするはずでしたが、今日は頑張ってしまったため、なんとかVolume7をクリアすることが出来ました。
したがって、今回は恒例の感想となりますよ。
Volume7はRococo worksという企業が製作しております。
Rococo公式HP
Volume7公式HP
OPムービーはこちら・・・
ではまず、舞台設定から。
舞台は、現代。と言うことになっているのですが、今からもう少し文明が発達した現代と言ったところです。
で、ここからは公式貼付です。
――時は現代。
世界各地では『生物の往来を拒むドーム状の見えない障壁が出現する』という、スフィア化現象が起きていた。
そんな中、日本でも初のスフィア化が首都圏の街・奈々浜で発生。しかし事態はそれだけにとどまらず、新たな現象の報告があがった。
ドーム内の地形や建物が、100年近くも過去に巻き戻っている』
一瞬にして消えた現代の風景、入れ替わるように甦った過去の街並み。奈々浜に残った人々は隔離された環境に戸惑いつつも、外の世界(アウターヘヴン)からの支援を頼りに、その古き時代で生きる道を選ぶ。
――そして2年後。奈々浜に男女の学生ペアが足を踏み入れたことで運命が動き始める。
内世界を報道するテレビリポーターの紀野 梗香 (きの きょうか)と、専門調査機構から派遣された常盤 十丸 (ときわ とおまる)。
ふたりは互いに協力し合うことを約束し、奈々浜の地に起きた怪現象の原因究明に乗り出すのだった。
というのがVolume7の舞台背景です。
あらすじを見ても分かるとおり、結構複雑な設定です。
色々な団体やキーワードが続々と出てきます。
私も、理解するのに時間が掛かりました。はい。
以下感想。
前回も書きましたが、このゲームは群像劇スタイルをとっているゲームです。
これは、私の感想なのですが、Volume7はこのスタイルの欠点が浮き彫りになってしまっていた気がします。
その欠点と言うのは、同時刻内で起きた出来事が、日付等が曖昧になっているために、理解しにくいという点です。
ゲーム時刻が、もっとはっきり分かるようになれば、もう少し分かりやすかったとは思います。
また、最後までプレイして感じたことなのですが、ゲームの終盤に物語を詰め込みすぎていたかなと。
実際クリアすれば感じることなのですが、最後のほうの展開があまりにも速すぎるのです。それが、前半とのリズムと合っていなかったですし、いくつか疑問の残るシナリオになってしまっていたのが、少し残念でした。
まあ、でもしっかりと整理して、物語を少しずつ整えていけば、とても面白いシナリオになっていることに気づきますがね。
(私の場合、終盤に入ってからもとんとん拍子で読んでいったので、シナリオが理解しづらかったのですがね)
あと、気づいたことと言えば、おまけシーンで新たな問題を定義しておきながらも、答えを出さないと言う部分ですかね。
伏線を張るだけ張って回収なしって普通ありえませんので、もしかしたらFD?という期待が早くも私の中に・・・。
最後に・・・。
クリアした人は分かる部分なのですが、エンディングが終わってからのエピローグ。
あれの答えが気になる人も多いと思います。
あれは、V-MAXに書いてあるそうなのですが、今気になる人用に書いておきます。
TOMARUとKYOKAからRYOKOをひいて、残った文字を並べ替えると・・・・・
あら不思議。TAKUMAになるじゃありませんか。
これが答え。
設定や舞台背景は、結構難しく、理解して整理するのには時間が掛かりますが、それなりに楽しめる作品ではないでしょうか。
ただし、終盤の展開の速さにはご注意ください。
また、音楽も絵もとてもよかったです。
なので、否定的な意見も書きましたが、これからもRococoさんには頑張ってもらいたいですね。
以上、終了。
長々と書きましたが、シンプルに言ってしまえば・・・
結構面白い作品した。以上。
次回作は、やはりFDなのでしょうか。
そうであれば、ファンの端くれとしてぜひとも応援させてもらいますとも。
これからも、Rococoには期待です。