GX100。RICOH ZOOM LENS 5,1-15,3mm f2,5-4,4。マクロ ISO400 三脚使用。(全データ共通)
無事F501が復活。
やっぱり腐食の所為でバッテリー室とカメラ本体とを繋ぐ接点が折れて絶縁していました。
でそこら辺にあった適当な線を半田付けして無事復活。所要時間はたったの3分、では早速清掃講座スタートです。
※この作業はあくまでわたしの自己流です。完璧に直すのではなく多少キズ等がついても自分でやってみようというD・I・Y精神の元に行っており失敗する可能性も十分考慮して下さい。真似されてカメラに何か不具合が起きても怪我等をなさっても当方は責任を負えませんのであしからず。場合によってはメーカーや専門業者へ出した方が安く上がる可能性もありますからよくご検討をお願いします。
下準備としてカメラの裏蓋とバッテリー室の蓋は外して下さい。またミラーボックス側からアクセスしたりミラー自身の保護の為にもテープなどでミラー揚げた状態で固定してください。
中心のレバーを下げれば外せます。
この際ミラーには触れないように。簡単にキズがつきますよ。
次にシャッターダイヤルをバルブにしシャッターボタンを押します。そしてその状態のまま写真の様に指などで先幕を下りないように押さえ、シャッターボタンから指を離します。するとバッテリーランプが数回点滅し(警告音をオンにしてあればブザーが「ピ・ピ・ピ」と鳴ります)エラー状態になりシャッターは開いたままになります。
この状態でシャッターボタンを離す。
このようになったら誤動作防止のためバッテリーを1本抜きます。
これで準備完了。ここから作業開始です。
まずシャッターの後幕が上がらない場合ですが、閉じたままではアームの動きが渋いのか後幕の羽根が溶けたモルトでくっついてしまっているのか判らないのでとりあえずシャッターを引っ張り上げないといけません。
白線と白線の間に後幕の羽根が見えます。これを引っ張り揚げるとこんな感じで後幕が出てきます。
ところがこれがピンセットなどで掴んで上げるが難しい。羽根は畳まれて閉じているので1枚だけ摘むのが難しいからです。ではどうするかというと
隙間を覗いてください。写真の白で囲った辺りに羽根を動かすアームの、それを固定してるリベットの頭が見えるはずです。その部分を細い針などで引っ掛け持ち上げると羽根が上がってきます。
イメージ こんな感じで。
ここまで出来ればあとは簡単。羽根に油ジミがあればそれをベンジンで拭き取り、アームの動きが鈍いようなら何度も動かしてみたりリベット部を清掃したり。それで大概シャッターはちゃんと動くようになるはずです。それでも駄目なら内部のギアやコイルが駄目になっている可能性が大でそうなると素人にはお手上げ。修理屋さん行です。
(序というかオマケ)
油などが付いているシャッター羽根を拭う場合、羽根は薄くてペラペラでちょっと押すだけでもすぐ曲がってしまいます。
こんな感じで大変拭い難いです。
ですのでこういう場合は後ろ側に指を当て両方から押すようにするといいです。
もし勢いあまって羽根が飛び出してしまっても
案外丈夫な素材なんで慌てずゆっくりとスリットの中に押し戻してあげれば大丈夫です。
折れ目をつけない事だけ注意です。
縦走りフォーカルプレンシャッターなら他のメーカーのカメラでも同じ様に作業できると思います。80年代以降の世界の35mm用縦走りフォーカルプレンシャッターなんて殆んどコパル製(かその模造品)でしょうから。多分なんで確証もてませんけど。あくまで自己責任で。
写真のシャッター羽根が濡れているのは判りやすくするためにわざとオイル塗ってみました。今拭うのに後悔しています。
無事F501が復活。
やっぱり腐食の所為でバッテリー室とカメラ本体とを繋ぐ接点が折れて絶縁していました。
でそこら辺にあった適当な線を半田付けして無事復活。所要時間はたったの3分、では早速清掃講座スタートです。
※この作業はあくまでわたしの自己流です。完璧に直すのではなく多少キズ等がついても自分でやってみようというD・I・Y精神の元に行っており失敗する可能性も十分考慮して下さい。真似されてカメラに何か不具合が起きても怪我等をなさっても当方は責任を負えませんのであしからず。場合によってはメーカーや専門業者へ出した方が安く上がる可能性もありますからよくご検討をお願いします。
下準備としてカメラの裏蓋とバッテリー室の蓋は外して下さい。またミラーボックス側からアクセスしたりミラー自身の保護の為にもテープなどでミラー揚げた状態で固定してください。
中心のレバーを下げれば外せます。
この際ミラーには触れないように。簡単にキズがつきますよ。
次にシャッターダイヤルをバルブにしシャッターボタンを押します。そしてその状態のまま写真の様に指などで先幕を下りないように押さえ、シャッターボタンから指を離します。するとバッテリーランプが数回点滅し(警告音をオンにしてあればブザーが「ピ・ピ・ピ」と鳴ります)エラー状態になりシャッターは開いたままになります。
この状態でシャッターボタンを離す。
このようになったら誤動作防止のためバッテリーを1本抜きます。
これで準備完了。ここから作業開始です。
まずシャッターの後幕が上がらない場合ですが、閉じたままではアームの動きが渋いのか後幕の羽根が溶けたモルトでくっついてしまっているのか判らないのでとりあえずシャッターを引っ張り上げないといけません。
白線と白線の間に後幕の羽根が見えます。これを引っ張り揚げるとこんな感じで後幕が出てきます。
ところがこれがピンセットなどで掴んで上げるが難しい。羽根は畳まれて閉じているので1枚だけ摘むのが難しいからです。ではどうするかというと
隙間を覗いてください。写真の白で囲った辺りに羽根を動かすアームの、それを固定してるリベットの頭が見えるはずです。その部分を細い針などで引っ掛け持ち上げると羽根が上がってきます。
イメージ こんな感じで。
ここまで出来ればあとは簡単。羽根に油ジミがあればそれをベンジンで拭き取り、アームの動きが鈍いようなら何度も動かしてみたりリベット部を清掃したり。それで大概シャッターはちゃんと動くようになるはずです。それでも駄目なら内部のギアやコイルが駄目になっている可能性が大でそうなると素人にはお手上げ。修理屋さん行です。
(序というかオマケ)
油などが付いているシャッター羽根を拭う場合、羽根は薄くてペラペラでちょっと押すだけでもすぐ曲がってしまいます。
こんな感じで大変拭い難いです。
ですのでこういう場合は後ろ側に指を当て両方から押すようにするといいです。
もし勢いあまって羽根が飛び出してしまっても
案外丈夫な素材なんで慌てずゆっくりとスリットの中に押し戻してあげれば大丈夫です。
折れ目をつけない事だけ注意です。
縦走りフォーカルプレンシャッターなら他のメーカーのカメラでも同じ様に作業できると思います。80年代以降の世界の35mm用縦走りフォーカルプレンシャッターなんて殆んどコパル製(かその模造品)でしょうから。多分なんで確証もてませんけど。あくまで自己責任で。
写真のシャッター羽根が濡れているのは判りやすくするためにわざとオイル塗ってみました。今拭うのに後悔しています。
イカさんからいただいたコメントで気を取り直し、昨晩ZIPPOオイルでシャッター周りをジャブジャブ洗いました。
先ほどから裏側のシャッターの下側(ピンセットで後幕を捕まれている部分の下の溝)を薄いピンセットの先で何往復かして、諦めながらバルブでシャッターを押すと、無事前後の幕が開き、シャッターが切れるようになりました。
多分何かが挟まっていて切れなかったのかも知れません。
多分スピード目盛に従っているようです。
お気遣いいただいて本当に有り難うございました。
こちらからもお礼を言わないといけません。おとうさんのコメントのお陰で自分のカメラの故障に気付けたのですから。
こちらこそ有難うございました。
試写してみたところ大変綺麗に撮れたので感激です。
(決して上手くはありませんが)
NIKKORの50mmF1.4が安価に手に入ったので、孫を相手に試写中です。しばらくはこのカメラに嵌りそうです。
こちらのBLOGに出会わなければ諦めていたところだったのに、こちらで勇気付けられチャレンジ出来ました。本当に有り難うございました。
この頃のニコンのカメラは普及期でもかなり過剰品質に作られていますから1度直ってしまえば後は問題ないはずです。カメラなんてものはガンガン使っている方が調子がいいものなのでこれからもガンガン撮りまくってあげて下さい。
最近F-501を購入してデジカメじゃないフィルムカメラの味と緊張感にはまっているものです。
イカさんの記事楽しく読ませていただきました。
きれいなボディですね。私の購入したF-501もなかなかきれいですよ。
今度自分のblogにアップしたいと思います。
リンクさせていただきました。
お嫌でしたら言ってください。
では、F-501等の新しい記事楽しみにしています。
ではでは~
F-501はAF機なのに巻き戻しクランクが付いてるのがお気になのですが手持ちの大半が非Aiなオートニッコールばかりでなかなか出番がないんですよね。折角貰ったものですのでもっと使ってあげたいのですがなかなか出番に恵まれません。
でも只今ちょっとした悪戯を考え中だったりしますので上手くいったらご報告します。
最近F-501を入手したのですが、画面の下半分がシャッター幕でケラれる症状が出ていて、
「あー、このカメラはお蔵入りかな?」
と半ば諦めておりましたが、こちらの記事を読ませていただき無事掃除ができました。
いいカメラなのでいっぱい使ってあげようと思います。
このような稚拙な説明がtinteteさんのお役に立て嬉しく思います。
かなり強引な修理方法なんで一歩間違えると全てパーですがカメラって案外丈夫なものなにで敢えて掲載しましたが、また1台F-501を救えるとは。
わざわざご報告ありがとうございました。