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ことばあそび。

元「今日は、作詞日和。」

未来の

2011-02-09 | 明るい詩
僕は医者になりたい。

でも色々あって、
医者になるのは諦めようかと思っていた。

そんな時に、彼と出会った。

学校が終わって、帰宅する途中
いつもの帰り道に、彼はいた。

「やあ。」

いきなり話しかけられてびっくりした。

普段なら、軽く返事を返してそのまま家に帰るところだが…

「あの、いままでに会ったことありましたっけ…?」

「いや、君とは一応、初対面だな。」

なんだろう。
初対面なのに、どこかで見たような顔だと思った。


「君、医者になりたいんだよね?」


「えっ、なぜ、それを…?」

これまたびっくり。

誰にも医者になりたいだなんて、話したことないのに。

「なんだか驚いているようだね。いきなりすまない。

なんとなくそんな気がした。」

「はあ、そうですか…。」

そんなに医者になりたそうな顔をしていたのだろうか。

「でも、何故そんなことを聞くんですか?」






彼は待ってましたとばかりにこう言った。

「ちょっと君の力になろうと思って。





僕は医者をやってるんだ。」

「えっ。」

そうか、この人は医者なのか。

知らない人だけど、なんだか面白そうだ。

興味をもった僕は、色々質問した。

医者って大変じゃないですか。
手術もやるんですよね。
患者さんが退院するときはどんな気持ちですか。

だんだん打ち解けてきて、
僕は悩みを打ち明けた。

「最近、勉強も上手くいかなくて。
友達とも遊びたいし。
正直、医者になんてなれないんじゃないかって。
他にも色々とストレスたまるし。」



「ああ、そうかそうか。


懐かしいなあ。」


「え?」

懐かしい、だって?


この人も僕と同じように悩んだことがあったのだろうか。



「うん、君は頑張ってる。

だから辛いんだ。苦しいんだ。



けどね、その苦しみは

絶対に君の力になるんだよ。」

だからもう少し辛抱してみて、と

彼は言った。



だけど、そんなの…

「そんなの、ありふれた答えじゃないですか。

もう聞き飽きているんですよ。

僕には到底そうは思えません。」



ああ、折角励ましてくれたのに。

僕の言葉は、思っていたより冷たく響いた。

悲しませてしまったかもしれない。




でも、その人は優しく笑って言った。


「…ははっ、そうだよなあ。

君なら絶対にそう言うはずだと思っていた。

確かに僕もそう思っていた頃があった。」



「え…。」


意外な反応に僕は戸惑う。




彼は腕時計を見て言った。

「時間だ…。そろそろ行かなくちゃ。」




診察でもあるのだろうか。


「すみません、お忙しいはずなのに、長々と話してしまいました。」


「いやいいんだ。僕も楽しかったよ。

それに、話しかけたのはこっちだしね。」





その人は僕に背を向けた。

僕も彼に背を向けて歩き始める。





「あ、最後に一つ、言いたいことがある。」

彼が言う。


「なんでしょう。」

振り返らずに聞いた。



「頑張ってね。君なら大丈夫。


それじゃあ。



過去の僕に会えて嬉しいよ。」


一瞬、その人が何を言ったのかわからなかった。







やっと理解して、振り向いた頃には、



もう、彼の姿はなかった。

光と影

2010-10-24 | 明るい詩


どんなに明るい色をした物体でも影は出来る

どんなに明るい人でも影の部分は持っている

 

 

この世に生きている以上

自分の体が物体である以上

人間は光になったり

気体になったりは出来ない。

だから私たちは

影からは逃げることは出来ない。

 

 


だってそうでしょ。

影の無い物体なんて

この世にはない。

 

 

でも逆に言えば

影があるから私たちは存在できる。

影がなかったら私たちは存在できない。

影あっての私たちなんだね。

影があるのがあたりまえなんだね。

 

 

だからさ、そうやって

 

自分の影を責めるのはやめようよ。

 

その影あってこそのあなたでしょ。



影があるのは全然、おかしいことじゃないんだよ。


肩の力を抜いて、ね?

2010-09-01 | 明るい詩
失敗が怖いの?

ふふ、

そんなに怖がらなくたっていいんだよ。



だって、


軽い気持ちでやったのに

成功しちゃった、なんて話

聞いたこと無い?



大丈夫。

なるようになるんだから。






肩の力を抜こう。


何事もリラックスが大事。

そんなに緊張してちゃ、逆効果だよ!

太陽の一言

2010-07-12 | 明るい詩

たった一言で

ガラガラと崩れてしまう心がある

真っ黒な雲に覆われて

太陽なんてどこにもない

 

 


でも 

 

そんな心を一瞬で救うのも

たった一言だったりする

真っ暗だった空から

明るい太陽が顔を覗かせるように

 

 

 

 僕は

そんな


「太陽の一言」


発していける人でありたい

 

  

 


だから

 


誰かが僕に発してくれた

眩しい「太陽の一言」を


いつまでも いつまでも


心に残して生きたい

 

と 思うんだ

 

 

 

そうすれば

僕が集めた

太陽の一言

いつか誰かを

救えるかもしれないでしょう?