白鳥の湖なごり桜（１１日目）

雪融けの　憂い集めし　天塩川



今日で４月も終わり、
最北の地去りがたし、
白鳥の湖、
クッチャロ湖、、
まだまだ寒い季節であるが連休中、
テントサイトはキャンパーでにぎわっている、
今流行りのソロキャンパー、
薪を焚いて朝食のよう、
股旅の車中泊旅人は車内でモーニングコーヒー、
それぞれの世界で悦に入る、
これまた楽しからずや、







今日は平成４年に廃止になった、
稚内からオホーツク沿岸の浜頓別経由、
内陸の音威子府間に存在していた天北線、
遠い日に幾度となく乗った記憶がある、
その時の駅や線路痕を確認しながら、
ここ浜頓別から南進してみる、









さすがに年数が経過しているため、
軌道痕はかなりの部分で原野に戻っている、
かろうじて盛り土や橋脚痕が時々確認できる程度、
一部地域の方々の努力で、
後世に伝えるたの記念碑など、







昨日訪れた音威子府駅に再度到達、
昨日は遅くて食べられなかった、
音威子府名物黒い蕎麦、
道の駅の食堂でいただいた、
そばを挽く際外殻も一緒に挽くため、
黒い蕎麦になる、
今では広く知られる黒蕎麦、
通りすがりの観光客だけでなく、
この黒蕎麦が目的で全国から人が集まる、
まあ話題性のある黒蕎麦だ、
数量限定なので昼には売り切れになるとのこと、









音威子府からは豊富温泉まで北上、
４年ぶりの豊富温泉共同湯、
油田掘削の際に湧出した温泉のため、
油混じりの温泉、
湯船のお湯の表面は油分で虹色テカテカ、
油がまとわりつくような入浴だが、
皮膚疾患など効能も優れているらしい、

















湯上りの石油臭い身体のまま、
サロベツ湿原から日本海へ出る、
一昨日と同じルートで稚内まで戻ってきた、
今日も利尻富士が良く見える、
我が家に戻ってきた感で、
稚内駅隣接の道の駅にて再度宿営、
今日も桜を目にすることはなかった、









本日の行程


本日の走行距離　２１６．０km
本日の宿営地　道の駅わっかない