春を呼ぶ 蕎麦打つ声(おと)か 善光寺



~私は季節にとり残された
そんな気持ちの中のあせりが
私を旅に誘うのでしょうか
8時ちょうどの あずさ2号で~
当時、人を旅に誘い出させるような名曲があった。
現在のJRでは、特急の号数番号は、奇数が下り、偶数は上りに
統一設定されているので、新宿発の下り特急あずさ2号は存在すらしない。
所蔵する、国鉄時代の時刻表、1974年4月号で確認してみる。


確かに8時ちょうどに新宿駅が始発になっている。
あずさ2号は松本行きであるが、休日は大糸線の白馬駅まで運転していた。
高度成長期のあの時代、多くの若者がカラフルなウエアでスキー板を抱え、
新宿駅から白馬や戸隠のスキー場へ、大挙出かけていた光景を覚えている。
「あずさ2号」の歌詞を考えてみると、
春浅い、おそらく3月末のこの時分に、
都会の片隅で暮らしている傷心の若者が、
スキーや山歩きに出かける乗客を尻目に、
自分の過去を引きずりながら、春まだ浅い信濃路へ、
あずさ2号で旅立ったのであろう。
そんな曲のイメージを思いながら、「青春18きっぷ」を持って
鈍行各駅停車の列車で、日帰り信濃路への旅に出るヨ。
八王子から中央線に乗り換えると、甲府を過ぎたあたりから、
左の車窓には南アルプス駒ヶ岳が、
右の車窓からは八ヶ岳連山が目に飛び込んでくる。
どちらの山頂にも、まだ雪が残っている。
まさに、春まだ浅い信濃路、そのものだ。

停車中の小淵沢駅ホームからは残雪の八ヶ岳連山が望める
10時過ぎに松本に到着、篠ノ井線の乗り換えに50分あったので、
松本城まで歩いて城下町を往復してきた。

松本は四方を山脈に囲まれた、水の豊かな土地

春まだ浅い松本城
長野行、篠ノ井線の最大の見どころは、姨捨駅である。
ここはスイッチバック駅になっていて、ここから見下ろす光景は、
日本三大車窓のひとつになっている。
ひと月前に行ってきた、北海道根室本線の狩勝峠も
三大車窓のひとつだが、台風災害による復旧ができず、廃線寸前である。
ここの姥捨駅と、もう一つの九州の肥薩線矢岳峠越えはがんばってもらいたい。

姨捨駅はスイッチバック駅 右側の線路が坂を下って長野方面へ



曇り空が残念
長野駅からは善光寺と門前町にある宿坊街を歩いてきた。
1998年の冬季オリンピック。
20年の時が過ぎたが、長野の街はどのように変わったのか。
新幹線開業により、本当に経済効果は得られたのか。
信越本線、横川から小諸までの在来線廃止は残念な判断であったと思うのだが。



善光寺参道は参拝の人たちで混雑

善光寺本堂

本堂から山門方向の眺め

宿坊街へ

人影はない

折り返しの行程では、下諏訪駅で途中下車。
諏訪大社秋宮を参拝し、近くにある共同温泉児湯にて旅の疲れを癒す。
湯量豊かな源泉かけ流し湯。

下諏訪駅で途中下車

中山道と甲州街道の合流地点


下諏訪は宿場町でもあった

諏訪大社秋宮



本日の一湯

朝は5時半からやっている


上諏訪駅ホームにある足湯

ホームに入る電車を眺めながら足湯に浸かれる
「青春18きっぷ」での「春まだ浅い信濃路へ」の巻でした。

長野の街角で

なかなか

たしかに、8時ちょうどのあずさ2号は存在していた
よかったらクリックしてください



~私は季節にとり残された
そんな気持ちの中のあせりが
私を旅に誘うのでしょうか
8時ちょうどの あずさ2号で~
当時、人を旅に誘い出させるような名曲があった。
現在のJRでは、特急の号数番号は、奇数が下り、偶数は上りに
統一設定されているので、新宿発の下り特急あずさ2号は存在すらしない。
所蔵する、国鉄時代の時刻表、1974年4月号で確認してみる。


確かに8時ちょうどに新宿駅が始発になっている。
あずさ2号は松本行きであるが、休日は大糸線の白馬駅まで運転していた。
高度成長期のあの時代、多くの若者がカラフルなウエアでスキー板を抱え、
新宿駅から白馬や戸隠のスキー場へ、大挙出かけていた光景を覚えている。
「あずさ2号」の歌詞を考えてみると、
春浅い、おそらく3月末のこの時分に、
都会の片隅で暮らしている傷心の若者が、
スキーや山歩きに出かける乗客を尻目に、
自分の過去を引きずりながら、春まだ浅い信濃路へ、
あずさ2号で旅立ったのであろう。
そんな曲のイメージを思いながら、「青春18きっぷ」を持って
鈍行各駅停車の列車で、日帰り信濃路への旅に出るヨ。
八王子から中央線に乗り換えると、甲府を過ぎたあたりから、
左の車窓には南アルプス駒ヶ岳が、
右の車窓からは八ヶ岳連山が目に飛び込んでくる。
どちらの山頂にも、まだ雪が残っている。
まさに、春まだ浅い信濃路、そのものだ。

停車中の小淵沢駅ホームからは残雪の八ヶ岳連山が望める
10時過ぎに松本に到着、篠ノ井線の乗り換えに50分あったので、
松本城まで歩いて城下町を往復してきた。

松本は四方を山脈に囲まれた、水の豊かな土地

春まだ浅い松本城
長野行、篠ノ井線の最大の見どころは、姨捨駅である。
ここはスイッチバック駅になっていて、ここから見下ろす光景は、
日本三大車窓のひとつになっている。
ひと月前に行ってきた、北海道根室本線の狩勝峠も
三大車窓のひとつだが、台風災害による復旧ができず、廃線寸前である。
ここの姥捨駅と、もう一つの九州の肥薩線矢岳峠越えはがんばってもらいたい。

姨捨駅はスイッチバック駅 右側の線路が坂を下って長野方面へ



曇り空が残念
長野駅からは善光寺と門前町にある宿坊街を歩いてきた。
1998年の冬季オリンピック。
20年の時が過ぎたが、長野の街はどのように変わったのか。
新幹線開業により、本当に経済効果は得られたのか。
信越本線、横川から小諸までの在来線廃止は残念な判断であったと思うのだが。



善光寺参道は参拝の人たちで混雑

善光寺本堂

本堂から山門方向の眺め

宿坊街へ

人影はない

折り返しの行程では、下諏訪駅で途中下車。
諏訪大社秋宮を参拝し、近くにある共同温泉児湯にて旅の疲れを癒す。
湯量豊かな源泉かけ流し湯。

下諏訪駅で途中下車

中山道と甲州街道の合流地点


下諏訪は宿場町でもあった

諏訪大社秋宮



本日の一湯

朝は5時半からやっている


上諏訪駅ホームにある足湯

ホームに入る電車を眺めながら足湯に浸かれる
「青春18きっぷ」での「春まだ浅い信濃路へ」の巻でした。

長野の街角で

なかなか

たしかに、8時ちょうどのあずさ2号は存在していた

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます