ドイツは犬にとって、
いや、犬の飼い主にとって、
なかなかいいところなんじゃないかと思う

。
電車にもバスにも乗れる。
カゴやケージに入れる必要もない。
リードにつながれた犬が普通に、電車やバスに乗り込んでくる。
それどころか、スーパーやレストランにも
犬同伴で入れたりする。
私は、犬は好きだし、
かつて飼っていたこともあるけれど、
これはどうかなぁ

、と思う。
もちろん、盲導犬などのワンちゃんたちは別。
たしかに、こちらで見るワンちゃんたちは
みな十分に躾けられている。
バスでもレストランでも、みんなおとなしく
お座りしてたり伏せをしていたりする。
それでも
レストランは、どうだろう。
屋外席なら許せる。
でも。

ドイツ人は許せるんだろうか?
旦那にたずねたら、
旦那自身もレストランに犬を連れて入るのは、どうかと思う、
という意見だった。
別に、ワンちゃんが汚いって言う訳じゃない。
衛生的じゃない気はするけど。
何だか受け付けないのだ。
ドイツでも犬嫌いの人はいるんじゃないだろうか。
そういう人にとっては、
電車なんかで犬が乗り込んできて、傍に座るだけでも嫌なんじゃ。
犬が怖いという人には、
リードで繋がれただけのワンちゃんは、脅威なんでは。
そういう人への配慮というのは、
何だか一切感じられないんだけど。
配慮というか、
ドイツの犬の飼い主のマナーは、あまり良いとは思えない。

もちろん、すべての飼い主がそうだというつもりはないけど。
たとえば、街中でリードを離していたりする。
犬がふらふらっと1匹歩いてきて、
あれ?飼い主は?と思うと、
大分後を悠長におしゃべりとかしながら歩いてきたりする。
十分躾をしている余裕かもしれないけど、
犬が他の通行人とトラブルになるとか、考えないんだろうか?
あと、糞の始末をしない。
というか、最初からする気がないんだろうなぁ、
そういう後始末セット(袋とか、紙とかスコップとか)持って
散歩している人をほとんど見たことがない。
えぇ、ハンブルグは緑の多い素敵な街ですが、
結構落ちてます。
道の真ん中に堂々と、というのは見たことないけど、
ちょっと土のあるところ、雑草の生えてるところ、
結構あります。
まぁ、美観的にはともかく、目に付くところにあれば
不幸は避けられます。
でも、先日、とうとう踏んでしまいました。

それは、旦那と近所を散歩していた夕方近く、
濡れ落ち葉や、枯葉で覆われた小路を歩いていたときでした。
はっきりいって、視認できませんでした。
雨が降ったりした後で、土自体が柔らかく、
踏んだ瞬間もわからないくらい。
しかもお気に入りのブーツで。

草や、舗装された道のヘリで出来る限り除去し、
とりあえず家に帰り着きました。
なんでこんなことを書いたかというと、
今日、そのブーツの掃除をしたのですが、
乾燥させた後、ブラシをかければ、くらいに思っていたのに、
(散歩した日は、家に帰ったときは薄暗く、
黒いブーツの底はそれほど汚れて見えなかったし。)
汚れが思いのほか酷かったから。
ブーツのちょっと特殊な構造も災いして、
寒空の下、なかなかつらい作業だった。



飼い主ムカつく!
だんだん腹が立ってきて、
あんまり腹が立ったので、
ブログに書いてしまった。