知識労働者が誰かの部下ということはありえない。
同僚である。
見習いの段階を過ぎれば、自分の仕事については上司よりも詳しくなければならない。
さもなければ無用の存在である。
まさに、組織のなかの誰よりも詳しいことこそ、知識労働者の知識労働者たるゆえんである。
:「経営の真髄 p123」
情報化社会になって、グーグル先生の存在が知識労働者の位置づけを変えようとしている。
AIの時代になったら、組織のなかの誰よりも詳しいのはAI先生になる。
組織で成果をあげるためにAIを活用して活動する人のことを知識労働者と呼ぶとすると、教育は知識の活用を教えねばならない。
マネジメントを教えねばならない。
マネジメントには、正統性の確立と位置づけと役割の明確化が必要である。
位置づけと役割の明確化は適材適所的な感じで概ね理解できる。
問題は正統性の確立である。
正統性の確立に仕事の論理が大切になる。
知識を活用しなければならない。
さらに人間力(ジンカンリョク)を機能させ、人間力(ニンゲンリョク)を高めなければならない。