逆にスペシャリストは、マネジメントの人間の上司となりうるし、上司とならなければならない。教師となり、教育者とならなければならない。自らの属するマネジメントを導き、新しい機会、分野、基準を示すことがスペシャリストの仕事である。
この意味において、彼らは自らのマネジメントよりも、さらには組織内のあらゆるマネジメントよりも高い立場にある。自らの専門領域においてリーダーシップをとりえないならば、スペシャリストとしての資格はない。単なる技術屋にすぎない。
第30章:マネジメントとは何か
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