魚は之を見て深く入る(斉物論)
---魚は美人を美しいと思わない---
大自然には美人も不美人も関係ない
美人が、その顔を水面に見せると、泳ぎ遊んでいた魚達は、
恐ろしいといって、水の底にもぐってしまった。という話である。
それは、中国古代にいたすごい美人といわれた、毛嬙(もうしょう)
また、晋(しん)の献公(けんこう)夫人の麗姫(りき)も、美人として
一世を風靡(ふうび)し、多くのの男たちが、風に吹かれたように
なびいていた。
ところがいかに美しいと男たちにまとわりつかれた、彼女達でも、池を
のぞいて水面に彼女達の顔が浮かぶや否や、魚たちは、鬼でも来たか
のように、逃げたという。
あの人は美人だ、とか、いや美人ではないとか
いって、男どもは、美しい女性を得る為に、時には、
命がけで争ってしまうが、大事なことを忘れている。
『大自然には、美しいとか、醜いとかの考えなどは、まったくない』
自然にはなんの差別もないという事から、
一編:天と徒為(とた)り(大宗師)
人間の善悪の考えから離れて、天地自然と友達になって、
自然の中でのびのびと生きる。大自然には、なんの差別もない。
・イガ爺、台風が来るぞ!?、結構、大きいね!?
「備えあれば憂いなし!?」だよね!?
11:25分投稿
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます