楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

荘子の言葉・その45

2016-10-30 | 賢者の言葉

若白駒之過郤(知北遊):白駒(はつく)の郤(げき)を過ぐるがごとし
---あっという間の人生---

人はその短い一生をどう生きるのか 

私たちが、この世に生きている時間は、あたかも白い馬が、パーッと走りすぎていくような、ごくごく短い間であって、
たちまちのうちに過ぎ去ってしまう。
 中国等の時代の人、盧生(ろせい)と言う人が、不思議な枕を借りて、寝転がって、ぐっすりと寝てしまった。
盧生は、夢で、自分の一生のすべてを見て、目を覚ました。
実は盧生は、寝る前に、泡飯を炊こうとしていたが、彼がつけた火はまだよく燃え盛り、炊き上がっていなかった。
 人生も、一回の夢を見るような、わずかの時間であることを、盧生はこの体験によって悟った、という。
これを「盧生の夢」とか、「黄梁一炊(こうりょういっすい)の夢」とも言う。荘子の名高い寓話である。

 松尾芭蕉は、人生とは何か、と問われ、「古池や蛙(かわず)飛び込む水の音」と、俳句で答えている。
 人の一生は、古池にかえるが飛び込んだ「ぽっちゃん」という音ほどの短い時間だ、という示唆である。
その短い一生をいかに生きるか。

イガ爺、耶馬の郷、今日は、いい天気だね!!
 10月もいよいよ終わるよね!!
「盧生の夢」とか、「黄梁一炊(こうりょういっすい)の夢」って、人間の自己中心主義や金銭至上主義の
現代社会に問われる寓話だよね。 産業革命から200年?環境破壊が進んだ、地球の時間を一年に
してみれば、200年は、大みそかの11時59分59秒、あっという間の時となる?。かな?
汚染された環境をきれいな状態に返すには人間時間で膨大な時間がかかるが、地球時間ではほんのひと時
1000年あれば、ジャングルとなる。 どうです、イガ爺

・自然は人間を必要としない!! ・人間が地球を必要としている!!

                        生かされている、この身に感謝なのだ!!

                                                           20:10分投稿                       


最新の画像もっと見る

コメントを投稿