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雪月花

なんとなぁく・・いいなぁと思えるもの

神様からひと言

2006-12-16 22:22:48 | 読む
 

「神様からひと言」 ( 荻原浩著 光文社文庫 )
 
 渡辺謙主演で映画化された「明日の記憶」の作者、と言えば知ってる方も
多いでしょうか。

再就職もつかの間、早々に上司とトラブルを起こし、
リストラ要員の巣窟とされる「お客様相談室」へ。

クレーム処理に奔走し、逃げた彼女に未練を残し、
会社にはどうしようもない上司の面々。
誰もが好きなことを仕事にできる訳ではないし、
誰もが仕事を生き甲斐に充実して働いている訳でない。
主人公の涼平も家賃のために辞められないしがないサラリーマンの一人だけれど、
前向きに仕事に向き合ってる姿には好感が持てます。

登場人物が個性的で面白い
 

処刑前夜

2006-12-11 21:00:29 | 読む


「処刑前夜」( メアリー・W・ウォーカー著 講談社文庫 )

犯罪記者モリーは連続殺人犯の本を出版。
死刑反対の立場に立ちながらも殺人犯の処刑に立ち会うことになる。
死刑執行はもうすぐ。
そんなときにモリーに届く謎の手紙と次々に起こる新たな殺人。
真犯人は別にいたのか?自分は間違った事実を出版してしまったのか?
葛藤しながらも真実を追い求めるモリー・・・。

登場人物がそれぞれに個性的で魅力的。
死刑制度のあり方についてもえ考てしまった。
ちょうど、陪審制度も始まることだしね。

ハルモニア

2006-12-02 23:08:18 | 読む
 Y美K太とインフルエンザの予防接種受ける

「ハルモニア」(篠田節子著 文藝春秋社) 読了
 
脳に損傷を負ったことにより言語も感情も失い、人との交流をもてない由希。
彼女に音楽を教えることになった東野は、彼女が天才的な才能を持つことに気づく。
人の模倣から抜けだし、彼女自身の音であり、天上の音楽~ハルモニア~である音を
引き出そうとする東野。
しかしそれは、彼女の人間としての大切なものを失うこととなる・・・。

そんな思いをしても求めなければならないものなのか。
そして引き出した音は、一握りの人にしか理解されない。
それでも二人は至福そのもの。

自分には才能への葛藤。
彼女が引き起こす不思議な現象。
ぐいぐい引き込まれて、一気に読んでしまいました。

以前、TVドラマ化されていたような?
観なかったけど・・・。
今度レンタルビデオを借りてこよう。
その前にプリズン・ブレイクもみた~い


ナイト・ホークス

2006-11-27 20:30:11 | 読む


「ナイト・ホークス 上下」 (マイクル・コナリー著 扶桑社ミステリー)

著者デビュー作。
ヴェトナム戦争の傷痕と折り合いを付けながら、日々を送る主人公。
仕事に対する妥協がないことによる孤独を背負い、不器用に生きている。
配水管で見つかったヴェトナム時代の知人の死体からFBI捜査官を巻き込んでの
巨大な事件に発展。どんでん返しも隠されて、最後まで飽きずに読めました。
ヴェトナム帰還兵と言うと、ランボーを思い出しちゃうのですが、
(彼もヴェトナム戦争の傷跡を抱いていて・・・・・映画ほど多くのアクションシーンがあるわけではないのですが。)
ヴェトナム戦争がそれぞれの人物に与えた運命の遍歴が哀しい。

町長選挙

2006-11-16 20:07:05 | 読む


「町長選挙」 ( 奥田英朗著 文芸春秋社 )

 精神科医 伊良部先生シリーズ第3弾
「イン・ザ・プール」はただただ伊良部センセの奇抜さを楽しんだ。
直木賞をとった「空中ブランコ」はほろりとして一番好き。
3弾目ともなると1・2作目との比較もしちゃうし、マンネリ化も免れないし、
書く方も難しいだろうな、って思う。

「町長選挙」は4編の短編で、うち3編は明らかにモデルがいるだろうって
お話で、そうきたか・・って感じ。
実際の人物とリンクしながら読むのが楽しいけど、
何年か先の人が読んだらどうなんでしょうね・・・
最後の「町長選挙」はこんなお医者さんやだなって、ホントに思った。
これがこのシリーズの魅力なんだろうね

凍りつく骨

2006-11-15 20:55:23 | 読む


「凍りつく骨」 (メアリ・W・ウォーカー著 講談社文庫) 読了

 作者デビュー作。一気に読んでしまいました。
タイムアウト寸前の状況でのミステリーって言うのに弱いです。
時が迫る、どうしよう、でも様々な問題が・・・となると、続きが気になって気になって。ページをめくるのを止められません。
最近ではダン・ブラウンの「天使と悪魔」(ダ・ヴィンチコードよりこっちのが好き)とか高野和明の「グレイヴディッガー」なんかそんな感じかな・・。

この本では
「ローンが返せなくて、家が競売にかけられてしまう。」
その日までにお金は手にはいるのか・・・と言う状況の主人公。
動物園を舞台に過去の事件・現在の事件が絡み合う。
舞台が動物園と言うのも面白い設定。お勧めです

こどものおもちゃ

2006-11-09 20:34:43 | 読む
 研修会。K太作文読む

 「こどものおもちゃ全10巻」(小花美穂著 集英社)

 何年か前、アニメ化もした作品。
いろいろ問題を抱える中学生のお話・・・な~んて、一言で語るのは
勿体ないくらい、展開も早く、ドラマティックで面白い。
そして泣けるし笑えます。これ大事ね(笑)

TVドラマでやってる14歳の妊娠出産なんてのも扱ってて
あら、先駆けじゃん・・・と思った。
「りぼん」で連載してたんだよ

連休に実家で読みだして、確かに全巻そろえたはずなのに
最終巻だけなくって
今日、古書店によって買ってきました。
無事最後まで読んで満足だわ

銀魂15巻 発売日

2006-11-02 20:48:21 | 読む
   食後の胃痛が治らない

残業していたら、娘から「今日銀魂の発売日だから。買ってきてね。」と連絡有り。
ホント、まめな奴です。
買ってきてあげましたよ。娘のために。
先読んじゃうけど。お金出すのはわたしだも~ん。

15巻、見開きの作者コメントでは
「孫悟空は15巻ではちび悟空を卒業したのに、銀サンは何大魔王も倒してない」なんて書いてあったけど、そりゃあんた、14巻では主人公にして、33ページもトイレに入ったままで、倒せる訳ないわっっと、突っ込みいれちゃった。
今回はかっこいいとこ見せてもらえそうだから、よかったけどさ。

それにしても、女子中学生にして「銀魂」ってどうなんでしょうネ

「砂の城」とか・・・(古すぎ?)
「ベルサイユのばら」とか・・・(ヅカ好き
「はいからさんが通る」とか・・・(CSでアニメ放映中
「キャンディ・キャンディ」とか・・・(正にリアルタイム世代)
「星の瞳のシルエット」とか・・・(ちびまるこちゃんと並びりぼんで人気でした笑)
数々の名作を親子で語り合いたいのにな。

最近なら
「NANA」とか・・・(でもまだ読ませたくはないな。)
「ハチ・クロ」とか・・・(この面白さも、まだちょっとわからないか
「ラブ・コン」とか・・・(小池徹平くん
「のだめ」とか・・・(ドラマは観てますナ)

どうも少女漫画には興味を示さないムスメであります 



ハチミツとクローバー

2006-10-28 19:03:19 | 読む
  Y美新人戦。チューリップを植える。

夕方5時頃の空。秋は雲も美しい

「ハチミツとクローバー全10巻」 (羽海野チカ著 集英社) 読了

以前から本屋並ぶこの本を見て、読みたいなぁって思ってました。
意外に「笑える」って話も興味あったし(笑)映画も興味あったし。
けど やっぱ、原作が先でしょう。

ということで、一気読み

なんだか、いいなぁ・・・が感想
恋に悩み人生に悩み、まさに青春です。
とっくにその年頃を過ぎた私としては、花本先生や美和子さんのスタンスが
一番共感できて、その強さやさりげない優しさに惹かれます。

でも、なんだかんだ言って出てくる人がみんな、必死で前向きでひたむきで、
精一杯がんばってる。その姿がしょっぱい
十分笑わせてもいただきました

映画とアニメもみなっくっちゃ。








獅子

2006-10-23 20:32:37 | 読む
  一雨ごとに寒くなります。

獅子 ( 池波正太郎著 中央文庫 ) 読了

時代小説は以前、入院したときから読み始めた。
病院の売店にも、休憩室にもなぜか時代小説ばかり置いてあって、
(まぁ、入院患者の年齢構成によるのでしょうが
暇に任せて、読んでみた。
もともと「水戸黄門」を見て育ち、TVの時代劇は好きだったので、
とりあえず、TV化もされていた「剣客商売」を手に取ったのが、池波正太郎との出会い。
小兵衛がおはるさんに作ってもらう食事が毎回、おいしそうなんだ。

で、「獅子」。
真田昌幸・幸村親子程、有名ではないかな? 幸村の兄、信之の話。
関ヶ原の戦いで徳川側についた信之は、その後、松代十万石の大名となる。
90歳を越えて隠居生活に入った途端起きた真田家跡目争い。
幕府の実権を握る老中酒井忠清との隠密を使った攻防戦。
権力を相手にどう事態を収めるのか、ハラハラドキドキのエンターテイメント作品。
でも何より、一国を治める大名としての信之の生き方に感動です