ら く が き ち ょ う

えほんや なずな店主いちみちゃん が
心にうかぶ よしなしごとを 描き散らす since 2005

彼女の顔は使命に燃える

2008年03月04日 | えいが
 親子三人で映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』をみた。
 今月はつれあいとわたしの休みがかち合う日が少ないので、この日しかない! と、息子の学年末テストの前日にもかかわらず出かけることに。
 しかも、映画の日で1000円で見られるのに、1300円の前売り券を使ってるところが……。
 
 好きな物語が映像化されるのを嫌う人もいる。
 わたしも若い頃はそうだったけれど、いつの頃からかなんとなく容認できるようになったというか、「これはこれ、それはそれ」と思えるようになってきた。
 少しは「大人の事情」が解るようになったという感じ?
 なのでこの映画がめまぐるしく緩急のない場面展開で、あれよあれよという間に「冒険はまだまだ続きます」でスタッフロールが流れても、「う~ん、もう少し余韻が欲しかったな」ぐらいで辛抱するのだった。
  
 でも、原作を知らない息子は不満が残ったようだ。
 「なんだか予告編の固まりを見せられたみたい」とのこと。
 そうね、だって、まだ第一部が終わっただけだもんね。

 フィリップ・プルマンの原作に魅せられたわたしとしては、この第一部『黄金の羅針盤』が成功して、『神秘の短剣』~『琥珀の望遠鏡』と続編が作られたらうれしいけどな。

 この『ライラの冒険』シリーズは、女性キャラクターの活躍がキモ。
 主人公ライラしかり、コールター夫人しかり、今回活躍場面が少なかったセラフィナ・ペカーラしかり。
 映画では、実力派の俳優がキャスティングされていて、キリリとした彼女たちの表情が見られただけでもOKかな。
 (時間の関係で吹き替え版を見たの。字幕版が見たかった~)
 

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