『ジャンパー』

　家族三人で映画『ジャンパー』を観た。
　瞬間移動能力を持った青年【ジャンパー】と、【ジャンパー】殲滅のため古代から活動している組織【パラディン】との追いつ追われつの物語。
　自分の行きたいところへ瞬時に移動できるなんて、ホント魅惑的な能力だわねぇ。
　エージェントjumboさんなら、のどから手が出るほど欲しい能力なんじゃないでしょうか。
　朝「行ってきます」と自宅のリビングのソファから、ロスのクライアントのところでミーティングをしたあと、10時にムンバイでお茶をして、そのあとバルセロナで必要なツールを仕入れたあと、ホーチミン市の屋台でフォーの昼食。バイカル湖のほとりの現場を視察したあと、ロンドンに戻ってアフタヌーンティー。マナウスのクライアントと次回の打ち合わせをして、自宅に戻ってともティと夕食。それから新橋できづきさんと秘密の会合。（時差を無視したスケジュールですな）なんていうような一日が、無理なくこなせるんですからね。
　使いこなせる人がその能力を使ったら世の中少しはマシになるでしょうに、この【ジャンパー】の青年はおバカ丸出しなんで、あ～もったいない、もったいない。
　
　で、家に帰ってから思ったやけど、この映画のおもしろさはひょっとして、TVで『クイズパレード　ヘキサゴン』を見ているときに感じるおもしろさと同種なんじゃないかなと。
　屈託のない【おバカなイケメン】が活躍しているところなんか一緒やんか！　って思いました。

　（きっと制作されるであろう）『ジャンパー２』が今から楽しみ。
　国際宇宙ステーションにジャンプして、宇宙ステーションの気密が漏れるようなシーンがあったら、「また！　このアホがっ！」って心の中で叫ぶでしょう。