8月1日オープン予定の白塚保育園
とにかく足りない 保育所がほしい!
待機児童は96人(5月1日現在)
保育所では、定員以上に入所させていて、なお待機児童は96人です。もしも定員どおりにゆったりと保育するとなると、待機児童はさらに増えることになります。
市は2箇所の保育園を整備中
現在、白塚と瀬又に近いちはら台東で保育園を整備中です。この2園が完成すれば、合わせて270人の受け入れが可能になります。
しかし、保育園ができると、子どもを預けて働きたいお母さん達の潜在的なニーズを掘り起こし、更に待機者が増えるという傾向があります。
不況で家計が苦しくなっている今、保育のニーズは増え続けています。
保育ママ制度もさらに必要
現在、市内に保育ママは6人。家庭的保育という制度で一人3人までの赤ちゃんを預かり世話します。今は、18人の赤ちゃんが預けられています。市では、平成26年度までにさらに保育ママを6人増やす計画ですが、毎年、市内では約2600人の赤ちゃんが誕生していますから、焼け石に水です。やはり、圧倒的に保育の場が足りません。
保育所整備は民間に任せる4市の方針
保育園整備の難しさは、民間が自前で土地の確保までしなければならないことです。日本の保育制度は、本来、憲法・児童福祉法に基づき、すべての子どもの幸せに国・自治体が責任をもつ仕組みから誕生しています。行政の責任として、保育の場を確保するためにも、市が土地を提供するとか、貸すとかのサポートが必要です。
議会ではそのことを強く主張しました。
地域で子どもの幸せな成長と発達を保障するために
子どもは、友だちの輪の中で成長・発達することが必要です。保育所(園)は、その場を保障していく場です。保育所では親と保育者、親同士、保育者同士の絆も生まれます。ゆったりとした保育の場を確保していくことは、安心して市原に住み続けるために、最優先して取り組むべき課題です。強く主張しました。
一口メモ
公立の場合は「保育所」、私立の場合は「保育園」と言っています。