みなさん、おはようございます。 中浦和 （さいたま市南区 鹿手袋）の歯医者 いちかわ歯科の院長の市川です。
季節外れの雪が降ってびっくりですね。今年は雪が多いですね。本当に暖冬という情報はどうなったのやら。
バイク通勤の身としてはかなり堪えます。
さて、昨日は休診日でしたが午前中歯科医院の見学に行ってきました。
お邪魔したのは、東京の中野沼袋にある『鈴木歯科医院』さんで、市川が所属している『床矯正研究会』の主幹をされている先生です。
自分の患者さん症例の相談も兼ねて、初めておうかがいさせていただきました。講習会以外では久々の平日での東京移動なので、しかもラッシュアワーのためちょっとドキドキでした。人は好きなのですが、人ごみは苦手なので・・・。（結構か弱いところも持っているのです。(笑)）
行ってみてびっくりしたのは、診療時間が10時開始なのですが、9時半に来なさいと言われたので、朝礼を見学させていただくのかななんて思っていましたが、実は、鈴木先生のところには、日本全国から床矯正の模型が送られてきて、技工を引き受けていらっしゃるのと相談をさせていただけるので、その担当ドクターと電話でアドバイスをするわけなのですが、それをそばについて聞かせていただきました。
これが、本当に勉強になります！限られた時間ですごく濃い内容を話されるので、どうしても早口にはなるのですが、一つ一つが明快なアドバイスで、横で聞いている私も、たくさんメモさせていただいたり、うなづいたり、とってもためになりました。
診療が開始されてからも、とにかくスタッフが(かなりスタッフ数が多いのですが）すごくトレーニングされていて、ほとんどスタッフの方が患者さんの状態確認をして、処置や確認が必要なところを鈴木先生が見に行って、処置やコミュニケーションをされるという感じで、診療が進んで行きました。ものすごい人数の方が来院されていましたが、先生は私にもその間いろいろなことを教えてくださったり、また、模型の相談のために電話連絡をされたりしていらっしゃいました。
本当にすごいシステムだと思いました。でも、任されているスタッフや他のドクターも、自分の裁量でできることが多いし、スキルや考え方がアップするわけなので、とってもやりがいになるだろうなと思いました。
先生に昨日うかがったことで、とても心に残ったのは、①『常になぜ？を考える。』ということです。やはり治療にしても、単純に、これをこう直すというのではなく、こうなった理由はどこにあるのか(たとえば、この歯だけ傾いているのはどうしてか、またどのように対応するのか、その理由は？といった具合に）普段どうしてもなかなか立ち止まって考えるということをしていないあぁと実感しました。
②『仕事を楽しみなさい。』これも大きなことですよね。自分の仕事にいろいろな工夫や、遊び（といっても、別に手を抜くわけではなくて）を取り入れて、自分の仕事の可能性を大きくしたりとかそういった要素は確かに必要です。
③『自分は床矯正の研究会の主幹と名乗っているのは、会員のみなさん（私たち）が、私のやっていることを軸に、どんどん太い枝葉を伸ばしていってほしい。』という言葉。本当に感動です。
御年６４歳とおっしゃっていましたが、それを感じさせないパワーとマインドをいただいてきました。昨日は時間の都合で、午前診療のみを見学させていただきましたが、またちょくちょくお邪魔して、いろいろと教えていただきたいです。どうもありがとうございました。
