新人県大会個人戦

１１月１１日（土）新人県大会個人戦が行われました。男子ダブルス１回戦は沼津東の選手と対戦。結果は２－１で勝利。市高バド新人戦ダブルス県大会初勝利の瞬間は涙が出そうでした。
　朝一番の最初の試合では体が動かないことによるミスが一番怖いので、特に第１セットは後衛はひたすらつなぐほうが良いのでしょう。それを上手く実践できたと思います。後衛が早めに決めようとしていた相手のミスも重なり、第１セットは２１－１８で勝ち。第２セットは相手が積極的に打ちに来て、それに対する対応がやや遅れて１４－２１でとられてしまいましたが、第３セットは返球をドライブ系の低くて速い球で対応。粘り強いリターンで相手のミスを誘い２１－１３で勝利。丁寧につないで無理、無駄をしなかったプレイは次の試合にもつながりました。２回戦の相手は東部１位の富士東の選手でした。やはり激戦の東部を勝ち抜く選手たちだけあって鋭いショットを打ってきました。結果は９－２１、１７－２１の０－２で負けましたが、ちょっとした技術の差だと思いました。むしろ競り合った場面は勝っていることが多かったです。全体的にラリーは低く続けられていたし、相手のスマッシュはしつこく拾い続け、最後は相手の根負けでネットミスを誘ったり、切り返しで決めたり、切り返しを奥にしてネット前に上げさせて逆に決めたりとすばらしいプレイが多かったです。この試合、負けはしたものの、丁寧な試合運び、決めるところはしっかり決める確実さ、粘り強いリターンなど大きな成長とこれからへの光明を見ました。何と言っても県ベスト８です。おめでとう。
　午後からの女子シングルス１回戦は東部１位の沼津商業の選手と対戦。１セット目は相手に翻弄されて落ち着くまもなく終わってしまいましたが、２セット目の前半は落ち着いて焦らずに返球することができたため、相手のミスも誘うことができて、リードしました。後半になるとさすがに相手の技術に押されて逆転を許し、そのまま終わってしまいました。苦境に立たされながらも簡単には終わらせない底力を見ている方は感じました。女子の県大会出場は市高バド史上初です。いろいろな意味で緊張感やプレッシャーがあったと思いますが、雰囲気に飲まれないよう、多くの経験を積んでたくましくなってほしいです。
　これで本年度の大きな大会は終了しましたが、男女とも昨年と変わらない恵まれない練習環境の中でよく頑張りました。これからは長い充電期間です。日々の基礎的な練習に思い切り時間がとれますし、練習試合も多く組むつもりです。春には男女とも合宿を予定しています。来年に向けてさらにパワーアップしよう。