今回の記事は『GANTZ』(2010年、監督:佐藤信介)です。
奥浩哉の人気漫画を二宮和也、松山ケンイチ主演で実写映画化した衝撃のSFサスペンス・アクション。
2部作構成の第1部。
想像以上に面白かったです、この映画!
■内容紹介 ※goo映画より
就職活動中の大学生・玄野は、地下鉄の駅で幼なじみの加藤を見かける。
正義感の強い加藤は、線路に落ちた酔っ払いを助けようとするが、手を貸した玄野と共に電車に轢かれてしまう。
次の瞬間、二人は見知らぬマンションの一室で目を覚ます。
その部屋には、GANTZ<ガンツ>と呼ばれる黒い巨大な球体と、玄野たちと同じように、どこからか転送されてきた人々がいた…。
なぜ、戦うのか──。
■感想
面白かったな、この映画。
何だかんだで最後までずっと釘付けだった。
続きが気になって仕方ない。
続編製作が決まっている映画の場合、続編ありきのモヤッとした内容で第一部(または前編)は終わってしまっていることが割りと多い。
ところがこの映画はそうしたモヤッとする消化不良感はあまりなく大変面白い映画として作られていました。
この第一部だけでそうとう面白い。
一応の区切りのところまで物語を描き、かつ、続きが超気になるという締めくくり方は続編ものとしては最高の出来栄えでしょう。
ちなみに映画終了後にも映像・予告があったので観たいという方は最後まで席を立たないように。
僕は「GANTZ」という作品のタイトル自体は知っていましたが、その内容については全く知らない状態で映画は鑑賞しました。
登場人物はもちろん世界観すら知らなかったです。
だから映画で描かれていた内容はものすごく意外に感じました。
GANTZってこういう話だったのか。
上の内容紹介で書かれているその先の展開がとにかく意外だった。
これはあえて内容についての知識が全くない状態で観るのもありでしょう。
なので今回の感想では内容についてはあまり触れません。
画像もGANTZワールドの画像はあえて外しました。
これはぜひ実際に観てGANTZワールドに浸ってもらいたい。
二宮和也が演じたクロノの等身大の人物像はとても良かったです。
クロノは遠慮がちの現代人で、はっきりとした意見を持たず、ただ何となく日々を過ごしているような大学生。
決して強くはない彼ですが、GANTZの世界でとある力を手に入れたことで自惚れを起こし、歪んでいってしまう。
けれど終盤で彼が主人公たる由縁の強さというものをはっきり見ることができる。
なぜ戦うのか。クロノにはそれがはっきりと分かったに違いない。
松山ケンイチ演じる加藤も良かった。
正義感の強い性格で心の優しい兄貴。だけどどこか陰のある暗い印象も同時に感じる。
マツケンだけあって表情の演技はすこぶる上手くとっても魅了されます。
ある意味で二宮くん演じたクロノより主人公っぽかったりします。
それにしてもマツケンってホントに濃い役から複雑な役までホント見事にこなすなぁ。
夏菜さん演じるキシモトは可愛かった。
全裸で転送されてくるという過激な登場シーンから、GANTZ世界での黒いピッタリとしたスーツといい、なんだかエロい。
加藤を想う一途な女の子っぷりはとっても可愛く、クロノ同様比較的現代的な性格も親近感を感じ魅力高かったです。
GANTZに存在感なすぎと突っ込まれた鈴木を演じた田口トモロヲさん。
確かにまったくもって目立たないのですが、いい感じのおじさんで好印象でした。
本郷奏多さんが演じた謎の少年・西丈。
ちょっと歪んだ生意気な少年を切なくクールに演じていました。
こういう危うげなキャラはけっこう好きだな。
第二部での再登場があったら嬉しい。
最後にちょろっとだけ出てくる山田孝之さん。
どう考えても第二部の超重要人物ですね。次回どういう風に物語に絡んでくるのか気になります。
ストーリー展開も謎に満ちて面白かった。
演出も上手い。
映画の後半に主人公のクロノが序盤とほぼ同じ状況で全く別の感情に満たされるシーンがある。
おそらく原作通りの展開なのでしょうが、この演出の上手さは恐れ入ってしまう。
第二部、PERFECT ANSWERは今からとても楽しみです。
原作ファンの方はどうしても「実写映画化が越えられない壁<原作」という図式があるので不満点を感じることもあるかもしれない。
けれど映画『GANTZ』はエンターテイメント映画としての面白さはかなり高く面白かった。
機会があればぜひ劇場で観てほしいオススメ映画に入ります。
↓貼り残し
⇒img1(もうひとりのヒロイン・小島さん(吉高由里子))
⇒img2(キシモトさん可愛かったのでもう1枚)
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒GANTZ - goo 映画
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奥浩哉の人気漫画を二宮和也、松山ケンイチ主演で実写映画化した衝撃のSFサスペンス・アクション。
2部作構成の第1部。
想像以上に面白かったです、この映画!
■内容紹介 ※goo映画より
就職活動中の大学生・玄野は、地下鉄の駅で幼なじみの加藤を見かける。
正義感の強い加藤は、線路に落ちた酔っ払いを助けようとするが、手を貸した玄野と共に電車に轢かれてしまう。
次の瞬間、二人は見知らぬマンションの一室で目を覚ます。
その部屋には、GANTZ<ガンツ>と呼ばれる黒い巨大な球体と、玄野たちと同じように、どこからか転送されてきた人々がいた…。
なぜ、戦うのか──。
■感想
面白かったな、この映画。
何だかんだで最後までずっと釘付けだった。
続きが気になって仕方ない。
続編製作が決まっている映画の場合、続編ありきのモヤッとした内容で第一部(または前編)は終わってしまっていることが割りと多い。
ところがこの映画はそうしたモヤッとする消化不良感はあまりなく大変面白い映画として作られていました。
この第一部だけでそうとう面白い。
一応の区切りのところまで物語を描き、かつ、続きが超気になるという締めくくり方は続編ものとしては最高の出来栄えでしょう。
ちなみに映画終了後にも映像・予告があったので観たいという方は最後まで席を立たないように。
僕は「GANTZ」という作品のタイトル自体は知っていましたが、その内容については全く知らない状態で映画は鑑賞しました。
登場人物はもちろん世界観すら知らなかったです。
だから映画で描かれていた内容はものすごく意外に感じました。
GANTZってこういう話だったのか。
上の内容紹介で書かれているその先の展開がとにかく意外だった。
これはあえて内容についての知識が全くない状態で観るのもありでしょう。
なので今回の感想では内容についてはあまり触れません。
画像もGANTZワールドの画像はあえて外しました。
これはぜひ実際に観てGANTZワールドに浸ってもらいたい。
二宮和也が演じたクロノの等身大の人物像はとても良かったです。
クロノは遠慮がちの現代人で、はっきりとした意見を持たず、ただ何となく日々を過ごしているような大学生。
決して強くはない彼ですが、GANTZの世界でとある力を手に入れたことで自惚れを起こし、歪んでいってしまう。
けれど終盤で彼が主人公たる由縁の強さというものをはっきり見ることができる。
なぜ戦うのか。クロノにはそれがはっきりと分かったに違いない。
松山ケンイチ演じる加藤も良かった。
正義感の強い性格で心の優しい兄貴。だけどどこか陰のある暗い印象も同時に感じる。
マツケンだけあって表情の演技はすこぶる上手くとっても魅了されます。
ある意味で二宮くん演じたクロノより主人公っぽかったりします。
それにしてもマツケンってホントに濃い役から複雑な役までホント見事にこなすなぁ。
夏菜さん演じるキシモトは可愛かった。
全裸で転送されてくるという過激な登場シーンから、GANTZ世界での黒いピッタリとしたスーツといい、なんだかエロい。
加藤を想う一途な女の子っぷりはとっても可愛く、クロノ同様比較的現代的な性格も親近感を感じ魅力高かったです。
GANTZに存在感なすぎと突っ込まれた鈴木を演じた田口トモロヲさん。
確かにまったくもって目立たないのですが、いい感じのおじさんで好印象でした。
本郷奏多さんが演じた謎の少年・西丈。
ちょっと歪んだ生意気な少年を切なくクールに演じていました。
こういう危うげなキャラはけっこう好きだな。
第二部での再登場があったら嬉しい。
最後にちょろっとだけ出てくる山田孝之さん。
どう考えても第二部の超重要人物ですね。次回どういう風に物語に絡んでくるのか気になります。
ストーリー展開も謎に満ちて面白かった。
演出も上手い。
映画の後半に主人公のクロノが序盤とほぼ同じ状況で全く別の感情に満たされるシーンがある。
おそらく原作通りの展開なのでしょうが、この演出の上手さは恐れ入ってしまう。
第二部、PERFECT ANSWERは今からとても楽しみです。
原作ファンの方はどうしても「実写映画化が越えられない壁<原作」という図式があるので不満点を感じることもあるかもしれない。
けれど映画『GANTZ』はエンターテイメント映画としての面白さはかなり高く面白かった。
機会があればぜひ劇場で観てほしいオススメ映画に入ります。
↓貼り残し
⇒img1(もうひとりのヒロイン・小島さん(吉高由里子))
⇒img2(キシモトさん可愛かったのでもう1枚)
映画データ | |
---|---|
題名 | GANTZ |
製作年/製作国 | 2010年/日本 |
ジャンル | SF/アクション/サスペンス |
監督 | 佐藤信介 |
出演者 | 二宮和也 松山ケンイチ 吉高由里子 本郷奏多 夏菜 綾野剛 水沢奈子 千阪健介 白石隼也 伊藤歩 田口トモロヲ 山田孝之、他 |
メモ・特記 | 2部作の第1部 PG12指定 原作:奥浩哉 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
■Link
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内容も面白かった。perfect answerもすごい楽しみです。
嵐のメンバーはみんな演技も上手いですよね。
中でも二宮くんの演技力は自然体でとても上手だと思います。
松山ケンイチさんは個性的な役からナチュラルな役まで本当に見事にこなす実力派俳優の地位をすっかり確立しました。
二人ともまだ若いのにすごい。
GANTZ第2部も同じく楽しみです。
映画のデータを書いてますが、どうやって作るのですか?
いきなりですみません
テーブルタグ? いうのであれば、「HTML table」等の検索ワードで検索すれば参考サイトがたくさん引っかかります。
テーブルタグはHTML初心者にとってはやや難しい構造のタグかも知れませんが、情報を表としてまとめられるのでぜひとも身に付けておきたいHTMLスキルですね。
…と答えてみたけどこんな答えでいいんだろうか?実は全然求められている答えとは違ってたりして。