今回の記事は「007/ロシアより愛をこめて」(1963年、監督:テレンス・ヤング)です。
アクション・スパイ映画の大定番、英国諜報部員ジェームズ・ボンドの活躍を描く007シリーズの第2作。
ジェームズ・ボンドを演じるのはショーン・コネリー。
共演にダニエラ・ビアンキ、ロバート・ショウ、ペドロ・アルメンダリスなど。
第2回午前十時の映画祭上映作品。
■内容紹介 ※午前十時の映画祭ウェブサイトより
英国情報部のトルコ支局に、ソ連情報部のロマノワ(D・ビアンキ)という女が亡命を申し込んできた。
成功の見返りは最新の暗号解読機。そして彼女は、ロンドンへの逃避行の同行者としてボンド(S・コネリー)を指名する。
罠とは知りつつ、彼女とともにオリエント急行へと乗り込むボンドであったが……。
映画史上最高の面白さと
たたみかける連続アクションとをひっさげてこの傑作が帰って来た!
■感想
※今回のレビューには物語の中後半の展開に触れる内容もありますが、鑑賞前に読んだとしても問題はないと思うのでネタバレ反転にはしていません。
何だかんだで初めて観た007作品です。
すごく有名なスパイ映画なのですが、今まで一度も007は観たことはなかった。
映画を観て「本当に有名なシリーズなのだ」ということを認識させられた。
冒頭や作中で度々流れるジェームス・ボンドのテーマはおそらく聴いたことが無い人はいないでしょう。
スパイアクション映画の超王道で、主人公のボンドが醸し出すどこかユーモラスなんだけどもダンディズム溢れる魅力は、ルパン三世をはじめ多くの作品にリスペクトを与えていそう。
ショーン・コネリー演じるジェームス・ボンドの魅力はとても大きかった。
ボンドの電話の仕方、なんか好き。
片足をイス(テーブル)に乗せて電話するのは彼の癖?
妙にきまっていてカッコいい。
ボンドが持つスパイお役立ちグッツのケースは見ていてワクワクしました。
スパイグッツはスパイものの定番ですね。
開発者からケースを渡される時は、ボンド「別にどうでもいいよ」という感じでしたが、後半ではこのケースが大活躍しているのがちょっと可笑しい。
ぶっちゃけこれが無かったらボンドやばかっただろ。
映画はとても面白かったけれど、全体にコミック的なチープさが強いという印象もあった。
そして思っていたよりもずっと地味な印象を受ける。
個人的に007ってもっと本格的なスパイもの(サスペンスよりの)というイメージを持っていたので少し意外に感じました。
良い意味で本格感は薄く癖のない面白さ。
だからこそ誰もが楽しめるエンタメ作品として世界中で愛されるシリーズになっているのかもしれない。
ボンドのオリエント急行でのロシアの殺し屋とのタフな肉弾戦とか、ヘリと戦うシーンなどのアクションシーンは迫力があって手に汗握ります。
ちなみにダニエラ・ビアンキ演じるタニアは歴代ボンドガールのなかでも抜群の人気を誇るんだそうです。へー。
確かに優秀なようでいて意外と隙がありまくる様はなんだか可愛いかった。
気が強そうでいてその実、控えめなところもギャップがあって可愛いです。
ロバート・ショウ演じるロシアの殺し屋グラントさん。
無表情でボンドに迫る姿からは強敵の様相がありありとあったのにボンドに接してからのキャラがあまりにも意外過ぎる。
もっと肉体派な怪物キャラだと思ったのに、何だその詐欺師みたいな作戦は。
意外と知的なヤツなのか?
そして想像以上にあっさりやられた。うーむ。
ミレニアム3の金髪大男とイメージがとっても被ります。ミレニアムの監督さん、影響受けたのかな。
けど一番意表をつかれるのは、No.3クレッブ大佐の最終作戦ですね、やっぱり。
No.1に「これ以上待たせるわけにはいかない」とプレッシャーをかけられ、自らメイド姿にコスプレして直接暗号機を奪取へ向かうとは。何というアグレッシブさ。人手も経費も時間も労力も皆無なシンプルプランだ。
しかも案外うまくいってるし。
(タニアさえ裏切らなきゃ成功してるじゃないか! ボンド危うし!)
スパイ映画の超定番シリーズで、シリーズ最高との呼び声も高い人気作です。
ジェームス・ボンドシリーズをまだ未鑑賞の方もぜひ一度ご覧になってみて下さい。
♪ジェームス・ボンドのテーマ
↓貼り残しIMG
⇒img1(ポスターB)
⇒img2(ボンドの電話の仕方。様になってます)
⇒img3(これもシリーズの定番?ボンドガールとのセクシーなシーン)
⇒img4(タニアはオリエント急行以降、急速にダメっ子に。そこが可愛いかったりもする)
⇒img5(ボンド×タニア。少サイズ縦)
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+⇒公式HP(Japanese)※午前十時の映画祭特設ページです。
+007/ロシアより愛をこめて - goo 映画
+⇒第2回午前十時の映画祭レビュー記事一覧
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アクション・スパイ映画の大定番、英国諜報部員ジェームズ・ボンドの活躍を描く007シリーズの第2作。
ジェームズ・ボンドを演じるのはショーン・コネリー。
共演にダニエラ・ビアンキ、ロバート・ショウ、ペドロ・アルメンダリスなど。
第2回午前十時の映画祭上映作品。
■内容紹介 ※午前十時の映画祭ウェブサイトより
英国情報部のトルコ支局に、ソ連情報部のロマノワ(D・ビアンキ)という女が亡命を申し込んできた。
成功の見返りは最新の暗号解読機。そして彼女は、ロンドンへの逃避行の同行者としてボンド(S・コネリー)を指名する。
罠とは知りつつ、彼女とともにオリエント急行へと乗り込むボンドであったが……。
映画史上最高の面白さと
たたみかける連続アクションとをひっさげてこの傑作が帰って来た!
■感想
※今回のレビューには物語の中後半の展開に触れる内容もありますが、鑑賞前に読んだとしても問題はないと思うのでネタバレ反転にはしていません。
何だかんだで初めて観た007作品です。
すごく有名なスパイ映画なのですが、今まで一度も007は観たことはなかった。
映画を観て「本当に有名なシリーズなのだ」ということを認識させられた。
冒頭や作中で度々流れるジェームス・ボンドのテーマはおそらく聴いたことが無い人はいないでしょう。
スパイアクション映画の超王道で、主人公のボンドが醸し出すどこかユーモラスなんだけどもダンディズム溢れる魅力は、ルパン三世をはじめ多くの作品にリスペクトを与えていそう。
ショーン・コネリー演じるジェームス・ボンドの魅力はとても大きかった。
ボンドの電話の仕方、なんか好き。
片足をイス(テーブル)に乗せて電話するのは彼の癖?
妙にきまっていてカッコいい。
ボンドが持つスパイお役立ちグッツのケースは見ていてワクワクしました。
スパイグッツはスパイものの定番ですね。
開発者からケースを渡される時は、ボンド「別にどうでもいいよ」という感じでしたが、後半ではこのケースが大活躍しているのがちょっと可笑しい。
ぶっちゃけこれが無かったらボンドやばかっただろ。
映画はとても面白かったけれど、全体にコミック的なチープさが強いという印象もあった。
そして思っていたよりもずっと地味な印象を受ける。
個人的に007ってもっと本格的なスパイもの(サスペンスよりの)というイメージを持っていたので少し意外に感じました。
良い意味で本格感は薄く癖のない面白さ。
だからこそ誰もが楽しめるエンタメ作品として世界中で愛されるシリーズになっているのかもしれない。
ボンドのオリエント急行でのロシアの殺し屋とのタフな肉弾戦とか、ヘリと戦うシーンなどのアクションシーンは迫力があって手に汗握ります。
ちなみにダニエラ・ビアンキ演じるタニアは歴代ボンドガールのなかでも抜群の人気を誇るんだそうです。へー。
確かに優秀なようでいて意外と隙がありまくる様はなんだか可愛いかった。
気が強そうでいてその実、控えめなところもギャップがあって可愛いです。
ロバート・ショウ演じるロシアの殺し屋グラントさん。
無表情でボンドに迫る姿からは強敵の様相がありありとあったのにボンドに接してからのキャラがあまりにも意外過ぎる。
もっと肉体派な怪物キャラだと思ったのに、何だその詐欺師みたいな作戦は。
意外と知的なヤツなのか?
そして想像以上にあっさりやられた。うーむ。
ミレニアム3の金髪大男とイメージがとっても被ります。ミレニアムの監督さん、影響受けたのかな。
けど一番意表をつかれるのは、No.3クレッブ大佐の最終作戦ですね、やっぱり。
No.1に「これ以上待たせるわけにはいかない」とプレッシャーをかけられ、自らメイド姿にコスプレして直接暗号機を奪取へ向かうとは。何というアグレッシブさ。人手も経費も時間も労力も皆無なシンプルプランだ。
しかも案外うまくいってるし。
(タニアさえ裏切らなきゃ成功してるじゃないか! ボンド危うし!)
スパイ映画の超定番シリーズで、シリーズ最高との呼び声も高い人気作です。
ジェームス・ボンドシリーズをまだ未鑑賞の方もぜひ一度ご覧になってみて下さい。
♪ジェームス・ボンドのテーマ
↓貼り残しIMG
⇒img1(ポスターB)
⇒img2(ボンドの電話の仕方。様になってます)
⇒img3(これもシリーズの定番?ボンドガールとのセクシーなシーン)
⇒img4(タニアはオリエント急行以降、急速にダメっ子に。そこが可愛いかったりもする)
⇒img5(ボンド×タニア。少サイズ縦)
映画データ | |
---|---|
題名 | 007/ロシアより愛をこめて |
製作年/製作国 | 1963年/イギリス |
ジャンル | アクション/サスペンス/スパイ |
監督 | テレンス・ヤング |
出演者 | ショーン・コネリー ダニエラ・ビアンキ ロバート・ショウ ペドロ・アルメンダリス ロッテ・レーニャ マルティーヌ・ベズウィック ヴラデク・シェイバル ウォルター・ゴテル バーナード・リー デスモンド・リュウェリン ロイス・マクスウェル ユーニス・ゲイソン、他 |
メモ・特記 | 第2回午前十時の映画祭上映作品 シリーズ第2作 英国アカデミー賞:撮影賞受賞 |
おすすめ度 | ★★★☆ |
■Link
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