初めての呼吸で ／ THE BACK HORN

今回の記事はザ・バックホーンの new single 『初めての呼吸で』
発売されてもうけっこう過ぎちゃいました。

「初めての呼吸で」
何だかとてもまったりした曲です。
最初は少し物足りないような感じだったけど
聴いてるうちにすごく良く思えてきました。
こういう曲調もありだ。
日々を生きていく
そんな強い思いが歌詞に込められているようで
静かな曲調の中にも激しさを感じました。

「ハッピーエンドに憧れて」
かなりマイナス思考の悲しい曲。キビシイ現実とダメな自分を歌ってます。
そんな反面、きっとやり直せるという願いも込められていて前向きな曲ともいえる。
この歌もいい曲だ。
ハッピーエンドなんてありえないなんて捻くれながらも、実はハッピーエンドを信じて願っている自分。誰もがきっとそうで、そういう素直な歌詞がなんか嬉しい。

「番茶に梅干し」
ザ・バックホーンの曲では初めて聞くような曲名。そしてこのシングル中で最も静かな曲。聴いてて胸が締め付けられてくるぐらい切ない曲。
生まれた家を出て一人で暮らしていきたい。自分勝手にそう思う。
でも、実際ひとりで暮らしてみるとなかなか寂しい。
「番茶に～」はこんな感じの内容の曲です。僕もこんな気持ちを抱いたことがあるからこの曲はすごく身近に感じてすごく切ない。

今回のシングルは歌詞が今までのザ・バックホーンの曲と比べると
だいぶ雰囲気が変わってます。
何だか優しい感じのするものへと変わってる。そんな印象を受けた。
素直な気持ちを表現してる歌詞が心に響きます。

ジャケットのイラスト、今回描いたのは山田将司。
めずらしい。
穏やかで優しい感じのする絵だ。
色使いもきれい。

⇒ザ・バックホーン公式ＨＰ
⇒スペシャルサイト（視聴、PV公開；期間限定）