癖毛シリーズ！だんだん、梅雨がやってくる。。

ゴールデンウイークが終わると、嫌～な梅雨が来ますね！

僕も含めて、癖毛の人には、本当に嫌な季節です。　でっ、、

今回は縮毛矯正のお話をしたいと思います。

今、この美容界では当たり前になった、縮毛矯正（ストレート）
少し前までは、業界でも「癖毛は綺麗には伸ばせない」って

半ばサジを投げられた感が有りました。
普通に今はストレートパーマと言えば、「縮毛矯正」と認知されがちですが、

本来ストレートパーマは、癖を無くす物ではなく、掛かっていたパーマを取って、
少しは癖を和らげてくれる、くらいの物でした。
言わゆる、「パネルストレート」です。

そう、、知っている人もいると思いますが、髪に細長い下敷きみたいな
パネルを貼り付けて固定していました。　　　そぅ、、あれです。

それから数年後、本格的な「縮毛矯正」が誕生しました。

自分自身が癖毛、って言うのもあり、当店もいち早く導入してやり出しました。
たぶんまだ九州熊本では、ほとんどやっていなかったと思います。
（当時のディーラーが言うには、）　チョット自慢。。

話を戻すと、

現在の縮毛矯正は、１００％とは言いませんが、ほとんどが、熱変成
を利用したものが主流です。
簡単に言えば、熱を加えて伸ばして行くのです。
見たことありますよね！（ストレートアイロン）です。

あのアイロンですが、１００度～１８０度位の温度が有るんですよ！
知ってました？それだけでも怖いでしょう。

でも、言い換えれば、それくらいの事までしないと、伸びないって事です。。

その時に髪は水分を無くして行きます。ここからが怖いのですが、

熱を加えて行く事により色んな弊害が髪に起きてきます。

皆さんもご存じと思いますが、毛髪は大部分蛋白質で出来ています。
その蛋白質は６０度の熱ぐらいから固まって行くと言われています。
固まって行くと、当然毛髪は弾力性を無くして行き最後は炭みたいに堅くなります。（炭素化）
（これすら知らないで施術している美容師さんが多いのは事実です。本当に怖い。。）

これはお店でも良く言うのですが、たとえば、、
生木は、バキバキっと折れますが、枯れ木や炭はポッキン！！と折れますよね！

そうなんです、毛髪も同じです。弾力性が無くなった髪はヤバイです。

ポッキン、、折れて切れます。。

だから、アイロン、薬品、蛋白質、そして熱。。！まだまだいっぱいets...

大事なんです。

蛋白質一つ取り上げても、固まらないようにするための
ホローや種類を幾つも使い分けしていきます。

そう言うことを、知ってやるか知らないでやるか、これは
僕たち美容師も大切で、責任と思います。
この美容業界もホント日進月歩ですから、僕たちもがんばって行きます。

これからも宜しくお願いします。です。。