この稿の冒頭で、菅官房長官(当時)が首相選への出馬表明するに際して
何のビジョンも示さなかったことについていかがなものかと私は書いた。
出馬表明をするということは、このような国づくりを目指したいという、
自分なりの展望を示すことが必要不可欠だろうと思うからであった。 . . . 本文を読む
私はいま、昭和35年に右翼の17歳の少年、山口二矢に日比谷公会堂での
演説中に聴衆の面前で刺殺された浅沼稲次郎について思いを馳せている。
当時私はまだ中学生だったが、学校帰りのバスの中でラジオ報道で知った
大人達の話から非常にショックを覚えたことを鮮やかに記憶している。 . . . 本文を読む