兵庫県難聴者福祉協会のブログ

兵庫県難聴者福祉協会から情報をお伝えします!

インフルエンザについての説明会

2009年11月16日 | 兵庫県難聴協会 地域協会からのお知らせ

月曜担当のUSAです。

先週の木曜日に伊丹市内の聴覚障害者に向けて

『新型インフルエンザを含む
発熱・風邪症状の対応方法についての情報提供』


…というFAXが回覧されて、

午後7時から市内の障害福祉センターに於いて
説明会がありました。

私は仕事から帰宅して急いで行ってきました~
(30分程遅れてしまったが…

内容は・・・


(1)インフルエンザについてのお話
市立伊丹市民病院 
感染管理認定看護士 岸 美紀子様からのお話を…。

遅れていったのでほとんど聞いていません…が、
感染を予防する事の大切さをお話されていました。


(2)予防と対応について
●発熱相談FAX問診票の利用について
聴覚障害者が問い合わせが出来るような問診事項が書かれているFAX送信票を作成して準備してくれていました。
兵庫県でも伊丹市でもインフルエンザに関する受付委託病院は現状では電話番号以外は載っていません。
なので、通訳者の皆さんでわかる範囲で主要な病院のFAX番号を調べて一覧にしてありました。

ほんまにありがたいことです。
各市でも県や市に働きかけてFAX番号を載せてもらいましょう!


●伊丹市民病院受診について
伊丹市民病院内には手話通訳者がいるのですが、(手話サークルがあり開院している時間帯は受付で言えば常時通訳可能)気を付けて欲しい事をいくつか述べておられました。

*発熱してもすぐに来院しない。→発症してすぐでは検査結果は出ない。
*1日程度は様子を見るように。→急に熱が高くなったり呼吸が乱れたりしてから来院。
病院と言うのは様々な患者さんがいて、家にいるよりも病院内のほうがリスクが高くなる可能性があるので、出来るだけ自宅待機して来院の際は出来る限りの予防対策(マスク・手袋・めがね等)をすること。


そして、閉院時や夜間など通訳者が不在の時のために聴覚障害者専用FAXを設けていますとのこと。

至れり尽くせりで皆さん静かにうなづいてました。


(3)その他の医療機関の利用方法について
●休日応急診療所
●夜間当番病院
●阪神こども急病センター

いずれもFAXがある場所へは発熱相談FAX問診票へ記入してFAXするか持参して受診する。
問診票はお医者様が患者さんに対して状況判断の材料になり得る情報源となるので
常に携帯しておくと便利だとの事。

(4)通訳依頼について
原則として市の通訳派遣事業では通訳は受け付けます。
但し、通訳者(手話通訳・要約筆記)も感染する可能性もあり、人数も限られてくるので敏速に確実に…とはいかなくなる恐れもあり得ますと。
出来るだけ身内の方で健聴者がいればその方に頼って欲しいとのこと。

市内の通訳派遣に登録されていても…
子供がいたり、高齢で持病があったりすると
引き受けられないのは当然だと思うので仕方ないよねぇ。。

それでもいつも休日でも突然でも依頼を引き受けてくれているのを
みんな知っているので文句も出ませんでしたね。
逆に言うとそういう方々が倒れられるのが一番困るので…
自分達でどうにかする方法を教えてくれる方がありがたいと思う。


最後に質疑応答があり、その中から少し。
『空気中や物についたインフルエンザ菌の潜伏期間は?』
通常は2日間と言われているそうだが、感染者が家族にいる場合は使用した後に除菌剤などですぐに拭くようにするとよい。
感染していなくても衣服に菌がついてそこから感染したりする可能性もあるので、特に子供は帰宅したら部屋着に着替える習慣をつけるとさらに予防になるそうです。



これから更に寒くなって乾燥する季節になると
インフルエンザウィルスは今よりもっと蔓延していきます。

季節性インフルエンザワクチンも新型インフルエンザワクチン製造で
例年よりも数が少なくなっています。
接種はお早めに!
また、新型インフルワクチン接種後に副作用の報告も出ています。
季節性も新型もワクチン接種は任意となりますので
自己責任で受けてくださいね

こういった情報提供の説明会は他市でも行われているのか?
気になるところでもありますが…
皆さんの地域ではどうでしょうか?

テレビで見たけどインフルエンザウィルスは水に弱いのだそうです。

冬場はどんなに加湿器などをつけても部屋の水分量は少ないので
うがい・手洗い・鼻うがいに入浴して清潔に保つ事。
また、大勢集まる場所へ行く時は
マスク・眼鏡などで飛沫感染予防をしましょう♪

投稿者/USA



最新の画像もっと見る