読書

やるべきことも手に付けず、

本を読んでいた。

梨木香歩『ピスタチオ』

女性ならではの表現が多くて、

たまに読みたくなる。

みていること、以上のものを描写しているところが、

とても疲れるのに、

ついつい読んでしまうのは、みているものや

相手の微々たる表情や変化にいつも気づかないふりをしている私にとって

再認識してしまうからだと思う。

見落としてたというより、

みてたはずだと、思い出してしまうというか。

ほんと、これあるなぁ、わかるな、

自分の調子にもよるんだけどという感じで。

今回の作品も最初はこの表現に疲れ気味で読んでたけど、

途中からもう止まらないでラストまで読んだ。

生態学的なことから心理学的なことまで、

いつも触れているものからしっかりとつかんでいく感じ、

あと、人生はどんなところともつながっていく可能性があるってこと

思い出す作品だった。

物語は、何時だって自分の目の前にあるんだよなと思える作品。

今日はひさびさに予定がない日だったので、

自分だけのことをしようと決めていたけど

買い物にも行かず洗濯もせず、

こうやって時間を過ごせてよかったかも。

体のだるさもだいぶ抜けた。

いい休日だった。

明日から盛りだくさんで頑張るぞ。