うそつき村があったとさ。

村できたえられながら、発見と遊びの日々。

カキ

2006年10月09日 | 食べもの


カキ(柿)の季節がやってきた。村のあちこちにカキの実が生っている。

遠山の金さんの田んぼのそばにそう古くないが、実のたくさんついた姿のよい柿の木がある。田んぼに入る許しを得て、柿の木を撮影した。 


            
          

これは渋柿で、カナツキという品種。柿の王様といわれ、熟柿(じゅくし)にして食べるカキだと、近くで畑をしておられたご年配の女性が教えてくださった。今年は台風がきて葉を落としてしまったので、実が小さいうえに、きれいではないと言われた。葉が落ちると実が大きくならないらしい。

となりの村でヌキゴネリ(貫木練)という大きなおいしい甘柿が採れること、フユガキ(富有柿)は霜が降りてからのほうがおいしいということ。記憶力があやしいので、メモ紙を頂戴(ちょうだい)し、ペンをお借りした。

気さくな方だったので、私が田舎にいた頃に食べた塩漬けのカキのことをたずねた。それはハガクシ(葉隠)=渋柿だろう、ハガクシもあるにはあるが、今はそんなにまでして食べないで木になったままにしていることが多いと言われた。

私は店頭にならぶフユガキより、また熟柿や干柿よりこの塩漬けのカキが食べたいのだけれど・・・。


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