山内ちえこ~愛と感謝をハグ♪

全ての生命とハグ&ハーモニー~魂と心と身体の調和で幸せに生きる♪

わたし物語・同調コミュニケーションワークができるまで♪

2014-03-20 23:52:17 | わたし物語・同調ワークができるまで
皆さん、こんばんは

日ごと春らしさが増すこのごろ

15度を超える暖かさの次には

冷たい雨が降り

この時期の自然リズムは

変化続きですね


明日の春分の日は

昼と夜の長さがほぼ同じになり

暑さ寒さも彼岸まで

と昔から言われてもいて

時の分かれ目、境目にあたっています

西洋ではこの日を

一年の始まりとする考えもあるそうで

西洋占星術では

春分の日が基準点

日本でいう「元旦」のようなもので

星の視点から見て、始まりの日と

されているそうですよ

やはりこの時は

いろんな視点から見ても

私自身の変化を振り返っても

ことが変わる

新しく始まるきっかけが現れる

そういった時期なんだろうと感じます

皆さんはいかがですか?

同じく変化を感じてる、という方は

差支えなければぜひ

コメントで教えてくださいね

では、「わたし物語」34回目です



わたし物語「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで
< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>

信じがたい事ってやはり起きる

リトミックセミナーで学んだ言葉

宇宙には心霊的な力がある、を

実感した直後

嫌なことの中に「幸せの種がある」の意味が

良くわかって

嫌なことは、どう見ても嫌なこと、

という一方的な観方がガラッと変わりました

一見、嫌なことの姿をして体験したことの中には

後、転じて福となる、

あれがあったから今がある
起きたことを肯定的にとらえられるように

なっていました

その体験は必要だった、

と受け入れることができたのです

失敗した、あれはダメだ、と

思い込んでいることを

ありのまま受け入れるのは

なかなかしがたいものです。

私にもこの体験をするまで、

あることを受け入れれずに自分を責めて

他と比べて出来ていないと

否定し続けていたことがありました


話は、このころから少しさかのぼります


スポーツクラブと契約して

乳幼児プログラムを担当していた時のことです


なぜ私ばかり苦労をしているのか、と嘆き

なぜ私のクラブは。。と、施設の古さに怒り、

良い成績を上げている後輩と

キレイなその施設に嫉妬し、でもそれを隠し

ひたすら話の分かる「良いアドバイザー」の顔をして

仕事をしていた私自身を、嫌っていた私がいたのです

隣の芝生は青く見える

頭ではわかっていても、

心が、感情の動きが負の方向へ動く

習慣がありました

嫉妬、怒り、嫉み、被害者意識

自己肯定感の低さと卑屈さ(どうせ私なんて・・)

マイナス感情のスパイラルに入ると

どうしようもなく、落ち込み

不安や心配を基準にして

ものを考え行動していたために

いつも緊張して疲れていたのです


目指す自分のイメージに縛られすぎて

ありのままの自分で生きていなかった


苦しさや、つらさを乗り越えたくて

精神性を磨こうとやっきになった


周期的にやってくる不安を抑え込むために

食べて安心を得て

太るかもと不安を大きくし吐きもどしもした


誰にも見せない私は、最低なんだと

自己評価はバツだらけ

でもそうは見られたくなくて、

人前でガンバり続けていたのです


心身が壊れる限界ギリギリを

行ったり来たりしていたんです


この自分を「嫌わないでいよう」と

やっと思えたのでした

それと、幼少期から思春期にかけての

親子の関わり、やりとりで傷ついた気持ちが、

まだまだあるとも気づいたのです

それまでも、少しずつ手放してきたけれど

もう一歩深く入って、気持ちに寄り添うことを

しなくては、とも思えていました

マイナススパイラルに

はまる瞬間を捕まえたら切り替えられる

という体験を少しずつですが

重ねてもいけました


そんな時、ピアニストの彼女から

電話がかかってきたのです

これから、色々企画してやってみょう

そんな相談をしていたので

そのことかな、と思って

とても明るい声で電話に出ると

彼女は、ちょっとバツ悪そうな声で

「あの~・・・転勤になりそうです。。。」

「え?・・・転勤?するの?」

「はい、本社の関東移転が決まったので

たぶん動くと思います。。」

「そう・・ですか・・どちらですか?」

「東京です。。」

聞いた瞬間、ガックリしたのと

東京、というフレーズに

「私も動く時がくるのかも」の
予感がしたのが
同時にやってきて

とても不思議な感覚でした

嫌なことの中に幸せの種がある

物事の根本に流れる何かが

こう決めて動いているなら

彼女の東京行はベストなことで

私が名古屋で新しいコンテンツを

彼女以外と一緒に確立するのは

必要なこと、ベストなこと

マイナススパイラルに動く要素の話でも

心の習慣にストップ!をかけれた瞬間でした

悲しく、怒りも湧くかなと

ちょっと緊張したのですが

意外や意外、その方がいいんだ。と

想えていたのです

私の心と、考えの中に

新しい道ができた、そんな感覚で電話を置きました

なにか、まだまだ変化が起こる

でも、悲しくない、希望を感じてもいる

数週間前の「もうダメかな」の私とは

全く違っていました

「これから行く道のビジョン」を

はっきり描こうともしていました

この予感は、思いがけない形で

その後姿を現しました

ではこの続きは

また来月に


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わたし物語・同調ワークができるまで♪

2014-02-20 18:05:23 | わたし物語・同調ワークができるまで

皆さん、こんばんは

まだまだ寒い日が続いていますが

元氣にお過ごしですか?

暦の上では雨水

南の方ではうぐいすが泣き始めるころ

という季節だそうですが

この辺りは先週降った雪が

まだ残っているせいか

冬の気配がいっぱいで

暖かな春の日差しが待ち遠しいこの頃です


さて、「わたし物語」今回で33回目です

ふと、1年前の今日書いたブログは

どんなことを書いていたかな、と

読み返してみました

そうしたら、書いている内容に

シンクロしていることがありました


「エネルギーの流れが変わる時、電話がある」

1年前も電話がかかってきて、流れが変わり

今回も、もうダメかと思ったときに

電話がかかる、という共通点

今まで全く気づきませんでした

時々読み比べてみると

新たな発見があることを

今日、発見しました


1年前のブログ




わたし物語「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで
< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>

一本の電話で、ご縁がつながり

新しいプランを試すチャンスを得て

心身の活性即興運動ライブの当日

リハーサルを済ませて

それまでには経験のない

「気持ちの落ち着き」を感じていました

上手くやらなきゃ、頑張らなくちゃ

こういう気持ちが無意識に働く人だったので

実は小学生の頃は、赤面症で

答えがわかっていても

手があげられない人だったんです

この話をすると、多くの人から

また~カワイこぶって~と冷やかされるのですが

本当の話です

水泳の試合でもスタート台に立つまで

ドキドキし続けていました

飛び込み台にたっても足がガクガク

用意・ドン!で飛び込んで

やっと自分のリズムに戻さなきゃ

と言った具合でした

ちゃんとやらなきゃ、

遅かったらどうしよう

そんなことばかりが頭の中に出てきていました

プレッシャーに弱かったのですね


気持ちと身体は同調します

緊張は敵ではありません。

むしろある程度必要です。
緊張は集中することに通じますから。

緊張してはいけない、

緊張をなくそうとすることよりも

して当たり前、その上で今何ができるか

準備することが大事かなと思います。

本番直前の私も、緊張はしていましたが

以前の「古いやり方」の私ではありませんでした

その時できることだけに気持ちを向けて

後は考えませんでした

私が担当するプログラムには

施設オーナーも参加すると聞いても

「新しい試みに協力してくれる人が一人増えた」

くらいの気持ちになれていたのです

身体も良く動きました。

リハをしているときに「足が軽い」と

ちょっと驚いたくらいでした

心の在り方は、身体の動きと考えに

影響を与えるって本当です

本番直前の私の、心と身体の感覚は

イイ感じでした

そして迎えた本番

力強いサポートエネルギーを持つ

ピアノの響きと即興的要素を入れた

心身を活性化する「運動療法」は

運動と打楽器、呼吸法などを組み合わせて

誰にできるやさしい動きと

次は何を提案されるかわからない「未知の面白さ」を

体感していただくもので

参加者と私たちと音楽は

時間が進むごとに同調し

最後は深いリラックスをも体感していただく

メニューも出来て終われました

終わった瞬間「あぁ・・できたんだ、終わったんだ」と

私が2人いて、外にいる私が

内にいる私を見て労っている

言葉に書くとおかしな様子ですが

とても冷静に落ち着いていて

心の内は熱いものがある

そんな感覚でした

ピアニストの彼女と労いあっているところへ

施設オーナーが近づいてきました

それを目にした途端・・ちょっと身構えました

何を云われるんだろう、ちょっぴり不安な思いが

胸をよぎりました

でも、精一杯の笑顔を見せて

参加のお礼と、参加した感想を伺おうと口をひらいた時

とてもよかったよ、このプログラム!

うちでも取り入れれたらいいと思ったから

担当者と相談してください

うそ~!!心の中でビックリ言葉が上下しました

予想もしなかったコメントに

お礼を言った後、じわじわうれしさが

胸の中で広がっていきました

コンナ展開になるとはね~

取り入れてくださったらうれしい、のような

ちょっと引き気味の気持ちでしたが

初トライのトライアルワークショップは

私自身がとても楽しかったので

終えることができた喜びに

ただただ、浸っていたんです

ところが、ステキなおまけがついてきたんですね

やりましたね~!ピアニストの彼女が

労ってくれて初めて

次の展開へ進むのには、あのいろんなことが

次々と起きる意味は、このことが待っていたからだと

直観しました

嫌なことの中に「幸せの種がある」

私は大発見したような気分になりました

静かだけど、明日への希望が湧いている

冷静と情熱の間に「私」がいる

このこともまた、新しい発見でした

私は少しづつ何かが変わっていると

直観ていました

担当者の方と今後の相談日を決め、

味わったことのない心身の軽さを感じつつ

顔が緩んでいる自分を感じながら

会場を後にしました

ほんの数日前まで困り続けていて、

希望を見失いそうだったのですから

こんな展開になるとは

信じがたい事ってやはり起きる

宇宙には心霊的な力がある

リズムとは宇宙の法則である

その言葉の意味を少し理解できたように

感じていました

そして、それから数日後

ピアニストの彼女から電話がかかってきました

また、予想もしないことを

聞くことになったのですが


それはどんなことだった、と思いますか?


ではこの続きは

また来月に


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わたし物語・同調ワークができるまで♪

2014-01-20 23:44:02 | わたし物語・同調ワークができるまで
皆さん、こんばんは

今日から大寒

一段と寒い時がやって来ました

寒さが苦手な私は

毎朝、叱咤激励のお布団脱出です(苦笑)

さて、今年初の「わたし物語」は

32回目になりました

いつも読んでくださり
ありがとうございます

今年も引き続き

よろしくお願いします


わたし物語「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで
< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>

前回、私の中にある古い感情

「思い込み」について

お話ししました。

過去の出来事の中にある

関連性を見つけたことで

人生への向きあい方、過去への気持ちが

変化した私は
不安や心配をもとに動いていたことを

発見したのです

時々やってくる

「生きているのがイヤになる」気分に

自分の全てを飲み込まれそうになることも

不満に思う気持ち、怒りを

心の中に押し込めてきたからだと

受けとめ始めました

理不尽なこと、理解に苦しむことに出会い

不安が増大すると過食・拒食を繰り返すクセも

ダメだと決めつけなくなりました

障がいがある子どもたちが
安心して通える会にしたい

同じ思いを共有してくれるスタッフはどこにいるのか

福祉関係や、ボランティアに

興味がある人に出会うたびに

どんな考えや心を持っているか

インタビューする日々でした

障がい上がる子どもたちのクラブも
活動の立て直しをするために

一旦休止をすると心を決めました

止める=負ける、という思い込みがあったのに
気づいたからです。

決めたことを保護者に話してみると

再開を待っていますと、

皆さん真剣に思いを伝えてくださって

ホッと肩をなでおろしたのを

昨日のように覚えています。

後は、新しい大きなお仕事につながるイベントの

スタッフを探すことが課題に残りました

期限はあと10日

大丈夫、見つかる。と内なる声が聞こえてきます

が・・・そんなに簡単じゃないよ

だって、あと10日しかないんだよ

確かにハードルの高い人さがしでした

なぜなら

「音楽療法的ピアノ演奏ができる人」が
必要だったからです。

当時まだ音楽療法はメジャーじゃなく

その分野の人の情報は

あまり多くありませんでした

どうしたらいいだろうかと

いろんな人をに声をかけましたが

求めるスキルがある人には出会えなかったのです

1日、1日過ぎていき

本番まであと1週間に迫ったとき

探しているような人を知っているから
電話をしてみて、と

知人から云われ、喜ぶ一方

え~本当に?。。

藁をもすがりたい気持ちなのに

半信半疑の自分に・・

ああまた前と同じクセが出てる

苦笑してしまいました

長年それで過ごしてきたのですから

無意識に出てくるのは仕方ないですが

しつこいな・・我ながらあきれました

気を取り直し翌日

紹介された方に連絡をしてみると

音大の学生時代、音楽療法研究をしていて

今はゲーム会社で、音楽作成プロデューサーをしていて

スピリチュアルなことも勉強している

話の概要を聞いて、それならできると直観したとのこと

ぜひ一緒にやりたい
という返答が返ってきたのです

え~っつ!!本当ですか?!
ありがとうございます!

驚きのあまり、大きな声がでてしまいました

夢かと思う程でした

イベントは1週間後、打ち合わせなどを入れると

人探しのタイムリミットは5日前。

沢山の人に話をし探してもらいました。

色よい返事はありませんでしたし

心の奥の方で「ダメなら一人でできる内容にしよう」

そんなセーフティプランが見え隠れしていた一方で

必ず見つかると、思い込もうとしていた私がいました。

タイムリミット最後の日に出逢う

こんなことがあるなんてと思ったとたん

私の頭?心?中にある

ドアのようなものが浮かび

それが「バン!」とはじけ飛んで

過去体験した出来事が

頭の中に湧水のように出てきました
あ~あれも、そうそう、あの時も

我慢の限界ギリギリで
もうダメ・・これでおしまい・・無理だ・・

抜け出ることは叶わないと落胆する出来事が

いくつもありましたが

もう無理・・とあきらめた矢先

それらの事態が一変する、

今回と同じようなこと体験していたことを

思い出したのです

その時「私は何かに守られた」という感覚を覚えたのです

何かはわからないけれど

ここにいけばいいよ、と道を開けてくれた存在

以前はおぼろげな感じだったのですが

この時はっきりと意識できました

私は、本当にダメな人じゃないんだ

助けていただける存在があるんだ

新しい感覚の扉があいた

自己評価が変わった瞬間でした

今思えばたましいの成長で
一つの過程が終わり

次のステージへ行く準備を整える

時だったのでしょうね。

打ち合わせをする約束をして

小躍りするような気分で

翌朝を迎えたのですが

約束の時間が迫るにつれて

本当にあの人でいいのかな・・
前みたいなことになったら・・

不安な声が頭の中に湧いて
古いやり方をする思考が出てきました

ぬか喜びはしたくない、と思うのは人情です

しばらく落ち着きをなくして

あれこれと考えや思いが廻った後で

会ってみて違うと思うなら、断ればいい

イベントも一人でできる内容を検討すればいい

内側から声が響いて

ああ、そうね、確かにね。

過食や拒食に向かわず、

開き直り、というより

肚が座った、という感じで

内側から出た声を信頼できた私がいました

少し強くなった

そんな感じを抱いて約束の場へ行くと

大柄のゆったりとした感じの女性で

音楽一筋のイメージではなく

硬い感じが全くしない人が待っていました

挨拶もそこそこに、話を切り出すと

2つ返事でOK

音楽的スキルも、人としても申し分ない人でした

話が弾んで、気が付くと5時間も話していました

縁、とはこういうものでしょうね

お互いに自然と口にして笑い合いました

バンドセッションのような

心身の活性即興運動ライブ

新しいプランを試したかった私は

同じ目標、思いを持った人との出会いで

気力・体力十分で当日を迎えました


リハーサルは本番前2時間ほど

そして迎えた本番

結果は・・



ではこの続きは

また来月に


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わたし物語・同調コミュニケーションワークができるまで♪

2013-12-20 23:53:24 | わたし物語・同調ワークができるまで
皆さん、こんばんは

いつも「わたし物語」を読んでくださり
ありがとうございます

すっかり冬らしくなりましたね

寒くなると、空気が澄んで

星や月、クリスマスイルミネーションが
とてもきれいに見えますね

仕事の帰り道は
駅前街路樹のクリスマスイルミネーションや
星を見上げて

冬の夜のライトヒーリング・光のシャワーを
楽しんでいます


さて、皆さん
今年もあとわずかですが
一年を振り返るとどんな年でしたか?

私はこの週末、クリスマスを迎える前に
振り返りの時間をとる予定ですが

漢字一字で表すと
どんなかな~

ふとした拍子に思いを巡らせ

文字が浮かんでは消える
今日この頃です

では、31回目を進めます



わたし物語「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで
< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>

保護者からの苦情を
スタッフの先生に打ち明け

心を通わすことができたと思える「言葉」に
ホッとした2日後

今後の対応を話し合うため
障がいがある子どもの音楽療法クラススタッフ2人と
私でミーティングを持ちました

私はそこに向かう間頭の中で
自分なりのイメージ、プランを
創っていました

スタッフ2人は、事態を真摯に受け止め
心の中にある障がい児に対する恐れや
戸惑いをなくす努力をしてくれるだろう

そのために、受け止め方、考え方の
研修などが必要かしら

苦情には、誠心誠意向き合わなきゃ
教育的配慮のある、サービス業を
しているのだから

スタッフと一緒に謝罪し
迎える側の態度が変われば
保護者も気持ちを変えてくれるだろう

きっと話せばわかってもらえる

こんな想像をしてその場所に行きました

まだ話し合ってもいないのに

心の奥にある不安を消したいために

私が希望する良い方向へ向かわせたくて

無意識のうちに
考えをめぐらせていました

今思い返すと、それまでの仕事では通用した
価値観・思い込みと、
会員がやめてしまうかも・・の不安を
消したいためのことですが

その当時は、そのようには
つゆほども思っていませんでした

きっと、2人も同感だと
言ってくれるものだと期待し、考えて
ミーティングの場所へ向かっていました


待ち合わせのティールームへ行くと
奥の席で2人が重い表情で
座っていました

わりと明るめの心持でいた私は

なぜ、そんな顔をしているの?と
不思議に思った瞬間
私の奥で何か湧きあがりました

それはとても小さな動きで
それでいて、落ち着きを失わせる気配があり
お腹の奥がうずくような鈍い痛みと
身体が強ばるような緊張が続きました


2人の表情を見て湧いた感情、というのではなく
それを見たことで、刺激を受けたもの
という感じでした

私の内部で起こった変化は
心をざわざわさせたのですが
持ち前の「ガマン強さ」でそれを押さえると

2人のところへ歩いていきました
そして、努めて明るく挨拶をして
ミーティングをしようと
口を開きかけた時

私たちやめます!

思いもしない言葉が
私に向かって飛んできました

え?今、なんて?
どういうこと?

頭の中には言葉があるのに口に出ず

あまりにびっくりして
思考停止になりそうでしたが

なんとか気持ちを集中して

どういうこと?

この前お話ししたとき
云われたことはよくわかったって
言っていたじゃない?

やっとの思いで質問しました。

すると2人は
あれから2人で話をして、

代表がスタッフをかばえない所では
仕事を続ける気はない。

先生である私たちが
生徒の親から文句を言われ

障がい児とふれあう経験が少なかったから
対応が下手な私たちをかばいもせず

黙って向こうの云うことを聞き
対応を変える理由がわからない。

なぜ、先生である私たちが
文句を言われるのか?

経験が浅い私たちをかばい
保護者をいさめるのが
あなたの役目ではないのか?

今回のことでとても傷ついたから
仕事をヤル気にはならない

矢継ぎ早に2人から
どんどん責められながら

あまりに私の考えや思いと違う意見に
唖然としていると

昔のある光景を思い出しました

短大に入った年のこと、
親の仕事の行く末について
10名ほどの親戚に囲まれて
非難、叱責を受けたのです
前年父が病に倒れ、母も調子を崩したので

長女の私は、
周囲の大人たちそれぞれの言い分を
ぶつけられたのです

細かな事情を知らずに
一方的な意見を押し付けられ

反論できずに悔しい思いと怒りを
抱えながら
数時間耐えた、その記憶でした

一方的に言われる・・・
同じことが繰り返されている

と気づいたとき
その時の感情が私の中でしっかり根付き

同じ体験をしないよう
グループでいるときには
反対意見を言わないようにしよう、としていた
自分を思い出したのです

「周囲から意見される自分」のイメージを刷り込みし

大勢に取り囲まれたら反論せず我慢する
という思い込みを創っていたのでした

目の前にいる2人に驚きながら
私の内にあった思いに愕然として

しばらく、黙っていると

2人もトーンダウンして
いきなりやめるのは、申し訳ないです
はあ、そう思えるのね。。。と頷いていると

2,3か月休んで
またやってみたいと思えたら仕事します

それと、依頼されているスポーツクラブのイベントは
数日後だから、それはやってもいいです

なんという爆弾発言

さすがの私もこれを聞いて

いや、もうやめてください
即答したい気分になりました

でも、そんなのは
大人の対応じゃないと、はやる心を落ち着かせ

後日連絡する、と伝えお別れしました

居心地の悪さ抜群の体験を通して

価値観の相違や仕事に対する考え方、進め方が
違いすぎていることを知るいい機会だったと
わかりました

古い感情、やり方
それが私の内に、確実に根付いている

黙って聞き、自分ができることなら
自分が頑張ればいい、という

自己犠牲を強いる
「古い感情や思い込み」を止めたい!

怖さ、不安を受け止めて
言葉を発する勇気を出したい!

怒りや悲しみを相手にぶつけず
コントロールし合うのでもなく

過去の私が、傷ついた体験を乗り越えたい
その学びをクリアしたい

そんな気持ちになっていました

私が思うことで進めよう
帰りの車中で、心がほぼ決まりました

そうなると、頭がクリアになり
すべきことがどんどんわかっていきました

過去を乗り越えるには

同じような出来事を繰り返した時

同じことが続く

同じエッセンスがある出来事がくり返る時

そこで問題意識を持つ
この意味は何?と向かい合う

これがとても大切なんです

この時私は37歳
過去の呪縛を解き放ち
障がいがある子どもたちが
安心して通える会に成長する苦情対応と

スタッフの一新にトライしようと決めたのです

今思い返すと

たましいの鍛錬、成長に必要な
つらい出来事はあるのかな
あえてそれをするのかな
とも思います

トライすると決めた後の現実の景色が
全く変わりました

小さなことを無視せずに
すべきことをして進む

心にとめて、やっていると
シンクロニシティが起き始めて
何かが変わろうとする気配も感じてきました

期待、ではなく
なるときに、なる。

のような心持ちでいたら

数日後・・・

私の中で弾けとんだものがありました

それは何か~


ではこの続きは

また来月に


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わたし物語・同調コミュニケーションワークができるまで♪

2013-10-21 17:10:40 | わたし物語・同調ワークができるまで
皆さん、こんにちは
いつも「わたし物語」を読んでくださり

ありがとうございます

1日遅れになり、ごめんなさい

お待たせしました

29回目をアップします


わたし物語「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで
< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>


シュタイナーとの出逢いに刺激を受け

私の内的な世界観がどんどん変化し

独立を決めたことまでは

前回お話ししましたね


することを決めると事が動く

よく言われることですが

まさにぴったり!

次々と変化が起き始めました


春は、物事が切り替わる時

そのエネルギーにノッて

変えられることはどんどん実行する

変えられないことは観察する

この学びを沢山経験していきました

事務所を立ち上げる

言葉でいうのはとても簡単ですが

イザ、実行となると

事務手続き、スタッフ集め、
それまでの仕事との関係
家族との時間

考えること、見直すこと
独りよがりにならずに
コミュニケーションをとって

理解と共感をしてもらうために
多くの経験が必要になりました

時間の使い方を工夫したり

パソコン能力も身につけたり

起業するための勉強会

新しいスタッフの研修

また、障がいがある子どもたちに
五感をつかって楽しむ

水と陸のケアプログラムを行う
「クラブ」も立ち上げました

一つ一つが重要なこと

ゆっくりと、でも時間は限られるので

機敏にスパスパと決定する

「迷わないで動く」練習の毎日でした

「肚がすわる」ってこういう感覚かな

「自分の足で立つ」ってこんな感じなんだな

一歩一歩足を出すたびに

実感を重ねていきました

この時、祖父が手掛けた社会的な仕事や

(祖父は戦後、青果協同組合を創ることに奔走し
天に召されるまで副会長を務めました)

父の商売に対する考えや気持ちに

初めて共感できたのを憶えています

起業して自分のイメージする事業を進める

アントレプレナーという言葉を知ったのは
ちょうどこのころです

でも、周囲から聞こえてくる言葉は

世の中甘くないよ

利益出るの?

女性の会社は、小さい事業だし
遊びみたいなもんだよね

よ~く言われました(苦笑)

いい気はしませんでしたが

言いたい人には云わせておこう

周囲の評価を気にしがちだった私は

そんな風に想う自分に
ちょっと驚きつつも、いいぞ・私♪

なんて感じたりもしていました

こうして、
自分の内側にある気持ち、本心と
行動が一致していくと

したいことが人に伝わる速度は
変化を見せ始めました

スタッフになりたいと感じてくれる人が
一人、二人、と増えていき

クラブアクティビティをする会場探しも
保護者の方が情報をくださって
ほどなく決まったり

とくかく、多くのことが
矢のように進み形が整っていきました

物事の進みを後追いするのでなく
「同調して一緒に動いている」

今振り返ると

エネルギー調和を

今までとは違う世界で体感する

この学びから、次の成長・発展へつないでいく
新しいステージの始まりだったと思います

物事が進む速さに比例して
時間が無くなりました

スポーツクラブ運営会社に所属していた私は
その仕事もしつつ、でしたので

時間の無駄遣いをしないように
効率良く動くを心がけていました

人生は、前進のスピードが加速し
社内の仕事も、新しいプロジェクトを任されたり

経営、運営というものを
身近なこととして学ぶ機会を得ていきました

必要なことは全て準備される

エネルギーの法則の一つを

この体験で強めてもいました

こうした中で

障がいがある子どもたちの
ケアプログラムも始まりました

アクアとフロアで出来る

五感を使うプログラムは

療育的(感覚統合)で
セラピー的なものにしました

音楽、アート、ボディワーク、水泳などなど

五感を刺激するアクティビティを
思考錯誤しながら

メソードを研究して行きました

励みになるのは

「子どもたちの楽しそうな顔」

音楽教育に長年携わっている友人にも

スタッフに加わってもらうことができ

意見交換しながら

アクティビティを考えて行きました

そんな流れで、半年ほど過ぎたころ

あることが起きました

それは、晴天のヘキレキのような出来事で

身体が固まる!目がテン!

生徒の保護者からの苦情を受けたのです

しかも、とてもショックな告白内容でした

頭の中が混乱し始めたのですが

ある感覚と記憶を思い出しました

見逃していた、というか
観てみないフリしていたこと、です

う~ん・・・
向き合うのか。。
いやだな~

逃げたい気持ちがいっぱいでした
でも、グループのリーダーとして

私がすべきこと、ともわかっていました

考えても、悩んでも

私が腰を上げない限り

解決に向かわないのは
良くわかっていたのですが

どう対処しよう

自然に解決つかないかな

気持ちが行ったり来たり

やっぱり動こうと心が決まって

行動開始しました

ところが、この一件は

私の予想をはるかに超える

学びのテーマが隠れていたのでした

行動を起こしたのちに

絶句体験が待っていようとは

思いもしませんでした

ですがこの体験はとっても貴重で

次のステージへ行くためには

必然の出来事だったのです


それは、どんなことだったか

また来月にお話しますね





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