嫁ぎ先の実家に栗の木があって、毎年秋になると栗が届きます。
実家の栗が大きく立派でとても美味しいので、毎年楽しみにしてくださっているところが多く、父と母は毎年秋になるとせっせと収穫してさばいて、各地へ発送してくれています。
我が家もその中の一軒です✨お手間がかかる栗の収穫…栽培時期から考えても大変な作業だと思いますが、こうして立派な栗を送ってくれる父と母に感謝ですね❢
秋は収穫したての栗を、渋皮煮や栗ご飯、茹で栗などで味わいますが、年末の荷物の中に、今度は皮をむいて冷凍してくれた栗がたくさん入っていました!(ぎんなんや干し柿、お餅なども…)
電話で母が、「あの鶏の照り煮にでもしたらいいかな」と言っていたので、一度だけ広島の実家で食べたことのある栗と鶏の照り煮を、なんとか記憶を頼りにわたしも作ってみました。
【材料】
・鶏もも肉…300g
・冷凍栗…200g
・粗糖…大さじ1
・みりん…大さじ2
・濃口醤油…大さじ3
・菜種油…大さじ3
・つぶしニンニク…2片分
【作り方】
・冷凍栗は常温で30分ほど置いて軽く解凍し、鶏肉は一口大に切っておく。
・中華鍋を熱し、菜種油つぶしニンニクを加え、焦げないように注意しながらニンニクの香りを出す。
・鶏肉を加え、色が変わるくらいに焼く。
・栗を加え、粗糖、みりんを加えからめるように炒め、水100㏄を入れ、蓋をして強火で煮立たせる。煮立てば10分ほど中火で加熱する。
・醤油を加え、全体にからませる。焦げに注意しながら鍋をゆすり、煮汁を栗と鶏肉にに含めるようにする。
すごくいい香り…
う~ん、まだちょっと煮詰めたいかな!
煮汁が完全に煮え引く前に火からおろします。照りっと煮あがりました!
…たしか母のはニンニクが入っていなかったんですが、その日の献立的にこの照り煮はなんとなくパワー系のおかずにしたくてニンニクを加えました。大人だけだったら、辛くしても美味しそう…!
子どもたちも美味しい美味しいとパクパクたべました。よかった~💕
しかし、栗とお肉を炒め合わせるなんて、全然知らなかったし、そんな発想もなかったなぁ~✨
実家には栗の木などはないので、栗が手に入ったらやはり一番に栗ご飯にしちゃうし、せいぜい渋皮煮を作れる年があったらいい方かな~って感じで。
栗の木がある家は、栗ご飯ばかりじゃ飽きてしまうのでいろいろな食べ方をしているんだなと思いました。
この写真の左上のアルミに包まれたものなんですが、これは栗のワイン煮です。
渋皮がついているもので、甘くワインで煮てあり、こちらも母が毎年作っていてこうしてわたしたちに送ってくれることもよくあります。こちらも子どもたち大好物で…。こんな手間暇かかるもの送ってくれるなんて…両親に感謝✨
栗のおかずなんて、ホント贅沢でしたこういう風な食べ方できるって、作っている人の特権ですよね…!おこぼれにあずかった、わたしたちでした