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てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

信頼できる情報をもらっているところ

2012年12月16日 | 名古屋生活クラブ

わたしは元々本が好きだったようだけど、いつの間にか全然読まなくなりました。

とくに情報誌や新聞、テレビのニュースは、いつからか『ホントではないことを言っているな…』ということをふと思い、かなり前から(10代の頃だと思う)距離を置いていたように思います。

あまり自分では意識していませんでしたが、それでも『なにが確かか?』ということは、なんとなく知りたかったようで、自分なりには情報を集めていたように思います。

結婚後、退職してからは、とくに自分でネットもそうだし、いろいろな場所に出向いて現場の方々からいろいろと見聞きさせてもらっていました。

U姐さんとの出会いで、名古屋生活クラブの交流会・勉強会に参加するようになって、その後食材も買うようになって、『たねまき』も毎週届けてもらうようになりました。来週の注文できる商品が掲載されているカタログなのですがこれまた内容が濃い!

≪名古屋生活クラブ『たねまき』について≫

Dsc04769 これが毎週届く、『たねまき』。

掲載商品の生産現場のことや生産者さんのメッセージ、はたまた最新の論文による食品の安全に関する情報、掲載食材を使ったおいしいレシピや会員さんからのレシピの紹介、ここ1~2年は放射能の情報・・・内容はさまざまなのですが、なかなか他では得ることのできない、信頼できる、新しい情報が掲載されています。

ちなみに今週は

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本来の漬物と、一般的に販売されている漬物のちがいについて。

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これは毎週ですが、海産物の放射能測定結果。

・・・こういうコラム的なものが毎週た~~くさん掲載されていて、かなり参考になっています。

≪名古屋生活クラブ主催 交流会・勉強会≫

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年明けに、お米、野菜の生産者さんたちとの交流会が開催される模様です!まじ楽しみです。

昨年は原発事故後はじめて福島や宮城、岩手、栃木などからの生産者さんが集まってくださり、現場の様子や事故当時の様子、今の状況などを教えてくださいました。涙あり笑いありの交流会でした。

こちらの生産者さんたちは、本当に気高い方が多く、いつもたくさんのパワーをもらって帰っています。

こういう会を、いつも無料で主催開催してくれる名古屋生活クラブの伊澤さんの心意気に感謝。

原発事故後、なにもかも変わってしまったように言われますが、変わったというよりも、いろいろはっきりしてきたよね、という風に思います。

伊澤さんは30年前から原発に反対する活動をされていて、かなり前から遺伝子組み換えの活動もされていますが、原発事故の前も後も言っていることが全然変わりません。

こういう活動は全般的に、ディスされることが多いですね。今までわたしが5~6年お付き合いしてきた感想は、「本当にこことお付き合いしてきたよかったな」ということです。

こういう本当のことを言われたら、都合の悪い人たちがいるのでしょう。

≪広河隆一責任編集 『DAYS JAPAN』≫

わたしの母はチェルノブイリの事故にとても心をいためていました。よく「チェルノブイリは・・・」ということも言っていたように思います。そのせいか、わたしもやっぱり関心を持つように・・・。

原発事故が起こる前、『たねまき』と一緒に、『DAYS JAPAN チェルノブイリから25年 写真展』のチラシが入っていました。

広河さんのトークや、あの河田昌東先生のトークもあったので、参加することにしていました。

ところが、その写真展の一ヶ月前の2011年3月、福島第一原発で事故が起こりました。

チェルノブイリから時間もずいぶん経ってしまったので、参加者は少ないものと思っていました。

でも、日本で事故が起こってしまったので、わたしが娘二人を連れて現場に到着したときにはすでに会場は満員で立ち見もできず、別室でユーストを通して広河さんの話を聞くことになってしまいました。でも久々にここでS姐さんとのんちゃんに会えました☆

全然話も聞こえないし、子連れできて大変だったけど、まさか参加申し込みをしてわずか1~2カ月の間にこの日本で原発事故が起こるなんて、誰が予想できたでしょうか?

想定外の中の想定外でした。

その後日にあった河田先生の講演会も400~500人くらいの参加者となり(わたしがその前の年の勉強会に行った時の参加者は15名ほど・・・)、その光景は、日本で本当に原発事故が起こってしまったのだなというものでした。

前置きが長くなりましたが、DAYSの広河さんは、このフォトジャーナリズムだけではなく、被災地の子どもたちの保養施設をつくり受け入れる活動をはじめ幅広く、長い間にわたってチェルノブイリの救済活動をしている方です。

・・・うちは小さい子どもが3人もいて、一般のサラリーマン(しかも転勤あり)家庭。お金があまっているわけではありません(わたしもお金に全然ならない百姓をしているので)。

でも、年間7700円のDAYSの定期購読はして行こうと思い、この1年ちょっと定期購読しています。更新の時、一瞬どうしようと思いましたがこの1文を見て、迷いは消えました。

-----これまでの30年余の救援の経験から、確信していることが1つある。それは救援は、自分の能力に合わせて行うのではなく、救援を必要とする人々に合わせて行うべきだということだ。少なくともそれを目指さなければならない。そのために必要なのは資金。それよりも必要なのは強固な意志だ。----(DAYS JAPAN 2012年12月号 編集後記より)

日本の原発事故、基地問題、リビア、中国慰安婦・・・内容はいつも様々。写真が目をそむけたくなるものもあるけれど、今地球の上で起こっているまぎれもない事実ばかりです。

≪各務原カンファレンス≫

先日はじめてお目にかかった渡部和男先生のご厚意で、各務原にで月に1度、最先端の科学を学べるカンファレンスがあると知り、U姐さんもそのメンバーということもあり、わたしもおいでとお声をかけていただきました。

メンバーは実績のある活動家の方が多く、なぜこんな平凡な百姓しごとをしている主婦がいいのかな・・・と思いつつも、参加させていただきました。

先生やメンバーの方々から、とても温かくむかえていただき、わがまま末っ子娘にも本当にやさしく接してくださって、なかなか知ることのできないような最新の論文や、メンバーのみなさんの活動報告などを教えていただけるカンファレンス。

・・・わたしなどは本当は場違いな百姓主婦ですが、ご縁あって行けるところには、風に乗るように吹かれて行こうと思っています。いつもそこで学んだことに後々助けられることが多い気がしています。

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カンファレンスで勉強した時の資料と、メンバーの方の活動報告の際にいただいた資料です。

今回は忘年会を兼ねて行われ、お昼に全員でいただいたきりたんぽ鍋も本当に最高に美味しかったです!デザートなどもメンバーの方のてづくりがふるまわれ、美味しいお茶やみかん、わたしのつたないお菓子などをつまみながらのカンファレンスでした。

たねまき掲載情報は、こちらでも見ることができます。

http://www.nagoyaseikatsuclub.com/essay/foodsafe/essay_index.html

DAYS JAPANのサイト、広河さんの活動なども見ることができます。

http://www.daysjapan.net/

カンファレンス主催の渡部先生のブログ

http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/


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