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てのしごと~ながくて風土~

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粘土質で荒れた畑から・・・2年目の畑づくり

2012年03月03日 | 

もう3~4年前から、家族5人でちょっとはゆったりできる家と、その近郊で畑づくりができる土地を探していました。

仕事の先輩が名古屋近郊の甚目寺に住んで畑もつくっていたのもあり、そちら近辺の住宅や土地も結構見ていました。

でも、昨年まで住んでいた名古屋の池下・覚王山もとっても気に入って暮らしていたので離れがたく、出産もあってバタバタし、いろいろと見学にも行っては見たけどピンとくるところもなく、なかなか決めきれずに何年も経ちました。

そして、いつものように相棒くんが見つけてきてくれた物件が、今までまったく考えてもいなかった、私たち夫婦がもともと住んでいた長久手でした。それに意外にもなんだかピン!と来てしまったんです。

長女の入学と重なり、迷いに迷ったし、しかも入学式の日にならないと部屋を実際に見学できないと言われ、転校も覚悟しなければなりませんでした。でも、、、いずれ引っ越しするのは決まっていたし(1LDKに5人で住んでて限界でw)、どうしても名古屋市内には畑を借りれそうもなかったので、子どもたちがまだ小さいうちにと思いきって、この家と畑を借りて今の生活がはじまりました。

そして、これがわたしたちの畑です。

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実はここ、愛知万博の時、放置され気味の畑だったので、万博用の駐車場になっていた場所なんです。重機などで地面を堅くプレスして、固めて固めてシートをかけ、その上に舗装がしてありました。5、6年前に畑に戻して、以降一般にも貸し出されています。

だから、土の堅さはハンパないんですよ!それと、焼き物にできそうなくらいのひどい粘土で、シャベルで掘ると、2~30cmくらいの塊になって出てきますが、クマデでも、手でも決してほぐれない、すぐ焼き物用にこねれそうな粘土。

さすがにこんなひどく固められた粘土でなにか育てたこともなかったので、最初は今年は開拓のみでダメだろうと思いましたができるだけのことはしてみました。

・・・長久手は農業がさかんで、直売所には上手に育てられた野菜がいっぱい。みんな長年引きついた広い土地で土もいいのでやってるんだろうなぁ~・・・なんて、最初は思いもしました。

わたしはいつも子どもたちをゾロゾロ連れているので、長久手の直売所の生産者の方にもよく声かけてもらいますが、その中に無農薬無化学堆肥ですっごくおいしい野菜をつくられる方がいるのです。

話しているとその方もご主人が転勤族で、「いつも行った先で1から畑づくりしてたから、すごく高い野菜になるのよね!」って言われました。そして旦那さんの退職後、長久手で住まわれて、晴れて落ち着いて現在は畑仕事をされているそうです。もちろん、借りて、もちろんひどい粘土で。。。

こんな上手な人でも、同じところでがんばってるんだなぁと思い、わたしたちはこの畑しかないので、ここでやるしかないと改めて思ったわけです。

今年はこんな畑で2年目。うまくいくこともいかないこともあるだろうけど、今年もたのしみです。

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労働以上の恩恵を毎日くれた畑です。風来さんの苗から育ちました。めっちゃ美味しい!!

http://www.fuurai.jp/order-nae.htm#yasainae

風来さんのURLです↑ 


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