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てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

されど、塩麹。

2015年02月27日 | 保存食
もうブームは過ぎて落ち着いた感じですが、塩麹は毎日のように使っているので、我が家では冷蔵庫にた~んとストックしてあります。

金具の一部がなくなってしまった密閉保存容器。



自分で小さなパーツをつくって直そうかとも思いましたがなんせそんな力仕事もできなさそうだし、こんな大きいものゴミに出すのも気が引けるな~と思って長い間どうにもできない容器を眺めるだけでした。

でも、これが塩麹の仕込みにピッタリで…!

大きさは2~2.5リットルサイズくらいで、麹1㎏、塩300g、水ヒタヒタくらいを入れるといい塩梅に…!



半分くらいで容器が大きく見えるかもしれませんが、発酵する物には空気が必要だし、上部に空気がたっぷりあってなんだかいい感じに感じられます。

毎日2~3回、全体をやさしくよくかき混ぜてやり、冬場だと10日~14日くらいでとろ~んとしたお粥のようになると思います。これでできあがりです。



できあがれば、清潔なガラス瓶などに詰めなおして冷蔵保存しています。



800㏄くらいの瓶1つ、360㏄の瓶に3つできました。多分塩麹は結構長持ちして最低でも6か月は冷蔵保存できるかと思うんですが、そんな期間を気にするまでもなく食べてしまっています。

塩麹の仕込み量は、最初はこの半分くらいだったんだけど、なんだかチマチマやっているのも面倒だしたくさんで仕込んだ方がなんだかいい具合に仕上がるので麹1㎏で仕込むようになってきています。

これで仕事も半分になりました。

以前にも何度も記載させてもらっていますが、分量と手順です。

【材料】できあがり1.5㎏~2㎏

・麹(白米でも玄米でも)…1㎏

・塩…300g(麹の3割)

・水…適量

【手順】

①麹を大きなボウルに出して、生麹の場合は手でかたまりをほぐす。

小池さんの麹は生なのでこのようにかたまりがあります。



手でやさしくほぐしてサラサラにします。



②塩を加えて麹とよくなじませる。手をすりすりと洗うようになじませたり、手でやさしくもむようになじませたり、お好みのやりかたで。



塩は、その時あるものを適当に使っています。



わたしはここから発酵がはじまっていると思っています。手のあたたかさを麹に伝えるようにやさしく楽しくすりすりします。この作業はとっても好きです。

こんな風にきゅっと握ってちょっと固まるような感じになればいいと思います。塩が入っているので麹だけよりも崩れやすい感じですが、麹がしっとりするというんでしょうか、そんな塩梅になったらヨシ!と思います。

時間にして3~5分程度でしょうか。

③麹と塩がよくなじんだら清潔な保存容器に詰める。そこに水をヒタヒタになるまで加えてできあがり。



【お世話】

・毎日2~3回、清潔なスプーンなどで全体をやさしくかき混ぜる。均一に撹拌する。

・夏場は7日~10日、冬場は10日~14日程度で麹の芯まで水分が染み込み芯がなくなったように全体がトロンとしたお粥状になりますが、これができあがりの目安です。

【材料】

結構どんな麹と塩でも美味しくなります!



わたしの場合は気に入っている麹や、興味のある麹を使ってみる感じで麹をセレクトしています。

気に入って何度もリピートしているのが長野県木曽福島の小池糀店の米麹と福井県のマルカワ味噌さんの玄米麹と白米麹です。

塩はいい塩がないときはシママースなど手ごろな塩を使う時もあるし、いい塩があるときは思い切ってドサーッと塩麹に使うことが多いような気がします。



このお塩、ご存知でしょうか?石川県能登半島の海水塩です。

この塩は海の精バリに高価で自分ではなかなか手が出ません…!

たまに実家からの荷物に母が入れてくれることがあって、なにに使おうかわくわくしていろいろ考えるんですがやっぱり塩麹に全部いっちゃおう!と思い切って全部使ってしまいます。

普通に出しておくと、これは漬物の塩で捨てることになるし、りんごの塩水用で捨てることになるしなどと使い切るのに結構時間がかかるしとびきり美味しい塩麹をつくりたいという自分の欲があってできるだけ美味しい素材を選んでいます。

…今回も生クの配達の水曜日に小池さんの麹が届いて、店主の唐沢さんの顔が思い浮かびました。

やっぱりこういう素材は最後は人柄って部分もわたしは大きいかなと思います。

つくるものにはどうしても人柄が出てしまうと思う。その人の心意気も出てしまうと思う。

つくっている時、やっぱり最後は自分の気持ちだなと思うことが多いです。

りんご農家の三上さんも「最後は気持ち」と言われていたことをみっちょんか生クの配達の筒井さんかどちらからか聞きました。

食べる人のためにどこまで丁寧で正直に仕事できるか…理屈を超えて最後はやっぱり気持ちの問題。

なんで美味しいのかな、なんで心が惹かれるのかなと思ったとき、その後ろにあるつくり手の心を知ることができることがあると思います。

…さて、塩麹は塩を使うように使っていますが塩だけでは…という下ごしらえのときなどにすごく威力を発揮してくれます。

また、塩麹多用の我が家の普段のおかずも掲載していけたらいいなと思います!

煮干しの出汁。

2015年02月14日 | 保存食


三重芦浜の煮干しです。

こんなきれいな煮干しを見ると、やっぱり捨てるところなくいただきたいという思いがわきあがります。

普段は厚削り節をつかうことが多いけれど、おでんなどにあえて、雑魚だしのような風味が美味しかったり、たまには煮干しのお味噌汁がいただきたかったりすることがあり、折に触れて煮干しを購入しています。



おととしの秋、みっちょんと伊澤さんのとこ「名古屋生活クラブ三重事務所」に遊びに行かせてもらいました。

その時に三重芦浜の坂口さんのとろこに寄ってもらいました。お昼時でご不在でしたが、きれいな空の下、ここに光がしずかに降り注いでいるような、そんな気がしました。



わたしは三重県、芦浜のお魚をいただくまでこの土地でこういう計画があることなんて全く知りませんでした。

このラベル、よく目にするような文字なんですが、なんというかこの風土に対する愛情がとても伝わってくるような気がして、なんとな~く気になっていました。

のちに、名古屋生活クラブのゆうこさんからこの土地のいきさつなども教えてもらいました。

坂口さんのお人柄もゆうこさんを通して知り、ますます好きに。。。

三重の芦浜のアジをよくいただきますが、ホントこれこそアジのひらき!!って感じの味わいで旨みが濃いです!

…さて、わたしの実家の母はそのまま水に煮干しを浸して煮だす方法でだしをとっていたのでわたしももともとはそうしていたのですが、辰巳芳子さんの煮干しのさばき方を見て実践してみて、できるだけ辰巳さんのようにいただくことが多くなりました。

手仕事は、なんとなく、自分の中で定着することと、気が付いたらもう全然やっていないことってありますよね。

それはやっぱり無意識に自分がすごく納得できていたり、手間やコスト含めてできる範囲だったりしますよね。

これも、ちょっと面倒だけどやっぱりやろっかなと思えるんです。



まず、煮干しは頭を取り、身を半分に裂き黒いワタを捨てます。



そして身だけ油っ気のないフライパンで気長に炒ります。その煮干しの水分量で時間は変わるけれど、目安は手で折るとポキン!と割れるくらいがいいと思います。

身が炒れたらフライパンから出して、今度はフライパンに頭を入れて炒ります。

そして両方炒りおわったらそれぞれをミルにかけて粉末にします。10秒ほどで粉末になります。



これ、購入すると割と値が張りますよね。

この煮干しは300~400円で100gくらいだったと思います。



使い方は簡単!水に粉末を入れて煮だして、わたしは濾さずにそのまま粉末もいただいています。

頭にちょっとエグミがあるので(炒ってあるのでそれほど気になりませんが)、身だけの粉末だけ使う時やブレンドして使う時があります。

まだ坂口さんにお会いしたことはありませんが、この風土に愛着を持って大切にされている方からいただいたお魚って思っていつもありがたくいただいています。

辰巳さんの煮干しのさばき方、煮干しが丸ごといただけてとってもいいです


2015年味噌仕込み、はじめて赤味噌を漬ける。

2015年02月10日 | 保存食


2月もそろそろ半ば。今年のご自宅用のお味噌仕込まれた方のお話もよくお聞きするようになってきました。みなさま、今年はもうお味噌づくりされましたか?

ウチは今年、幼稚園の味噌仕込みに加えて、あぐりん村の味噌教室で4回教室のスタッフとして参加させていただき、さらに自宅用の味噌大豆6㎏分を仕込むので、かなりの回数の仕込みになりそうです。

昨年はすごく仕込むのが遅くなってしまったので今年は早めに動きました

今年はまたちょっと方法を変えたのですが、仕込む前の夜に大豆2㎏を茹でておき、そのまま夜中煮汁につけたまま大豆を浸しておいて、翌朝また火にかけてアツアツにしてつぶし、そのあとすぐ第2弾の大豆2㎏を茹でて、合計4㎏の大豆を8号の大きなカメに仕込む…というやり方でやってみました。

6リットルくらいの大きな寸胴ですが、大豆1㎏しか煮ることができません。もう一つ、大きな圧力鍋も大豆1㎏をなんとか茹でれる大きさなので、2台を並べて3~4時間茹でること2回戦。



麹は木曽福島の小池糀店さん!

今年は大豆1㎏に対して麹1㎏、塩460g(混ぜるのは430g、表面のフチにのせるのに30g)で大豆4㎏分仕込みました。

これに追加して、ないだの休みに初めて赤味噌をつけてみました!これが大豆2kg分なので、合計大豆6㎏、できあがりは21~24㎏くらいになると思います。

毎年、なんとなく手順や塩の量が変わります。

あ、塩の種類も上等なのを使う時もあればそこそこのものを使う時もありマチマチです。

それと、茹でるか蒸すか、普通の鍋か圧力鍋かも結構その時その時で変わります。

なにはともあれ、今年の我が家の味噌がなんとか漬けられれば…!と結構一生懸命です。

赤味噌をつくったキッカケは、あぐりんの味噌教室の主催をされている長久手の農家のお母さんからいただいた赤味噌が美味しすぎたんです…!

長久手の畑で育ったわたしの野菜も、このお味噌でいただけたら最高だな~って思って、今年は我が家の味噌の全体の1/3量を赤味噌にしました。

豆麹、生クでも何度かマルカワ味噌さんの豆麹扱っていたんだけど、わたしはその時豆麹を使う予定ではなく見過ごしてしまった…。

残念!また来年楽しみに使わせてもらおう。

今年は、あぐりん村でも販売されている豊田のヤマキ糀店さんの豆麹を使用させてもらいました。



豊田という近い場所でつくられた麹は、きっと長久手の風土にもよくあっていいお味噌ができそうです。

あぐりん村のお味噌教室の姉さんに、ヤマキさんに行ってみたら?いろいろ教えてもらえるしすごくいいよってオススメしてもらいました!



姉さんは豊田で農業をされていて、こちらの麹を使って味噌づくりされているそうです。

レシピはちょっと適当につくってあぐりんの教室のレシピと大豆や塩の量が違うのですが、米麹3:豆麹2の割合を習わせてもらいました。

大豆1㎏に対して米麹600g、豆麹400g、塩460gです。

この日は相棒くんがいない休日で、3人の朝食や昼食を用意しつつ、ヒイコラひとりで漬けました。

3~4時間もコンロ全部ふさいで豆を煮ることができないので、赤味噌の大豆に関しては1回に500gずつ蒸しカゴに入るので、小分けにして圧力鍋で蒸しました(20分加圧する)。2台持っているので2台で2回戦で大豆2㎏です。



大豆は18時間以上浸水するとふっくらします。12時間でもいいけどやっぱり18時間つけるといい感じやな~と、思います。

寒い日だったけど作業しているとかなり暑かったです。子どもたちが豆つぶし手伝ってくれて意外にいい仕事してくれました。

最後に、名古屋の赤味噌って最高ですね。

うちは麹味噌しかつくってなかったし、味噌と言えば煮立てないように…が基本でした。

だから、味噌煮や味噌鍋などは最後の最後に味噌を加えていたし、愛知県などの味噌おでんやどて煮は、味噌をコトコトコトコト長時間煮込むのが不思議だったんです。そういう感覚がまったくなくて。

そしたら、あぐりんの姉さんが赤味噌は煮込んでも風味が飛ばないから、生の野菜と味噌でコトコト炊くとすごく美味しいよと教えてくれたんです。

な・る・ほ・ど…!!!!

だったら、ウチの畑の人参や大根、サトイモなどなど冬野菜を赤味噌でコトコトコトコト煮込みたい…!

なんでも、砂糖とか加えなくても野菜と味噌だけですごく甘いってお話でした。…なんだかわくわく…。

今年の秋から赤味噌を使ってコトコト煮込むお料理をいろいろ試してみようと思っています!

赤味噌のお料理ご存じの方、ぜひアドバイスをお願いします


2014年たくあん漬け。

2014年12月24日 | 保存食
今年も大根をつくって、干して、たくあんを漬けました。

12月7日に大根を干して、ちょっと干しすぎたな!と急いでみかんの皮を干してヌカを用意して休日のお昼ご飯をつくる直前にサササと仕込んでしまいました。

毎年、もうちょっとゆっくり仕込めるといいなあ~…と思いつつも、なんだかバタバタと終わってしまいます。



干した柿の皮が用意できなかったので、今年は干し柿を入れてみました。吉と出るか凶と出るかわかんないけどw

【材料】

・干せ上がった大根…3㎏

・天日塩…180g

・粗糖…半カップ

・ヌカ…300g

・昆布…20㎝

・唐辛子…3本

・干したみかんの皮…6つ分くらい

・干し柿…1個

【つくりかた】

①大根は葉っぱを切り落とす(葉っぱは後で使うのでとっておく)。

②昆布(拭いておく)、唐辛子(種を出しておく)、みかんの皮、干し柿は、キッチンばさみなどで細かくしておく。※クチナシがあれば、たくあんの色をキレイにすることができます。

③大きなボウルにヌカと②で切ったものを入れて手でよくまぜておく。



④カメに仕込みます。カメの底に、③の混ぜたヌカを1つかみふり、その上に大根をできるだけピッチリと隙間なく詰めます。1段終わったら③のヌカで表面を覆い、さらに同じ要領で大根を重ねて詰めていく。



大根→ヌカ→大根→ヌカ…と交互に詰めていき、最後に大根の葉で覆って残ったヌカでさらに覆います。(最後になるほどヌカを多めにするとよさそうです)



⑤カメより一回り小さい落し蓋をしてその上に大根の重量の3倍の重しをかけます。石では足りなかったので、使っていないカメのフタを使用しました。



時々カメの中を確認して重しが重そうに思ったら少しずつ減らしていきます。3週間くらいで浅い漬かりのたくあんが食べられます。

時間とともに発酵がすすんですっぱくなったり、3月頃からあたたかさでたくあんがまずくなるので美味しいうちに食べるとよいと思います

冬場で漬物の話題が続きますが、今日はクリスマスイブ。

実は今、子どもたちが自分たちでカレーをつくっています。油をひきすぎたりワーワーやっていますが、できるだけ自分たちの力でしてもらっています。お母さんはゆっくりしてね!ゆっくりできている?と長女が確認してきます

そして、今日のお楽しみは…

数日前からわくわくしていた、粉菓子屋さんのいちごのタルト…!



素敵なラッピングで、わくわく感増量~~そしていよいよオープン!



ヒャッハー!



こんな飾りのクッキーも…感激っ。



材料は、いつもこんな感じでつくってくれます

じんわりと甘く、素材の美味しさがいっぱい味わえるスイーツ。毎回粉菓子屋さんのお菓子には、「あ~やっぱり美味しい」って思わせてもらっています。ありがとう!今からいよいよ子どもたちがずっと楽しみにしていた我が家のパーティがはじまります。

いよいよ年の瀬。イベントや用事などたてこみますが、2014年のしめくくり楽しんで過ごされてください



保存食づくりの季節、白菜の漬物。

2014年12月18日 | 保存食


11月12月と、なんだかものすごいスピードで過ぎてゆき、畑もうまく出れなかったり毎日座る時間もなかったりなにしていたんだか忘れちゃったけどもう冬休みになります。今日は最後の平日だったのに(明日は幼稚園の終業式)この雪で幼稚園が休園になって今日は朝から予定をキャンセルして末っ子と過ごしています。このまま冬休みに突入ですね!

昼過ぎまでなにもないのがだいぶ久しぶりで、しかも昨夜7本目のビスレーを我が家にお迎えしたのでその配置や中のものをあれこれ整理することに追われつつ、末っ子の雪だるまづくりなどにつきあい今久しぶりにブログを落ち着いて更新しています。

11月、12月とさまざまな収穫したものの細かい仕事をしています。種の採種、豆の選別、唐辛子の乾燥、たくあんの大根干し、干し柿づくり…。



唐辛子に…。



干し柿に…実はこれ、渋柿ではなく甘柿です。今年は渋柿が手に入らなかったので甘柿に枝がついているものをいただいたときに干しちゃいました。普通に美味しいです!

そして12月あたまには立派なカブやセロリ、白菜などを師匠にいただいて、張り切って漬物をつくったりしていました。

実は、わたしの父は和食党にも関わらず、お漬物が大の苦手なんです。それも苦手レベルではなく、ウチの冷蔵庫に置いておいても匂いがダメなくらい漬物のにおいに関してはすごく敏感でした。

母もわたしも漬物が好きだったので残念でしたが母はよく浅漬けをつくってくれたのでそれでいいかと思っていました。

夏休みなどに祖父母の家に行くと、決まって季節の漬物が出されたのですが、本当に美味しくて…わたしの漬物の記憶はこの短い祖父母宅の滞在の間の1コマしかありませんが、わたしにとってこれが唯一の手がかりなんです。

小さいころに本当に発酵した味を食べていてよかったな~と思います。

市販の漬物はもはや高級品で野菜や調味料など加工品はよくわかならいものも多いのでなんだかわたしにとって買うにはバランスの悪いものでした。

本来は穫れすぎる時期などにせっせと保存できる状態で仕込んで、シーズンがすぎたあともゆっくり食べてゆけるものという知恵から生まれた産物だと思うし、旬の野菜を使って、調味料なども要らず、塩に漬けて発酵させただけで格別の味わいもついてきて、日本の漬物って、とても理にかなっているように思っていました。

でも手がかりもなく、つくり方も知らないし…かすかな記憶では勝手口の土間にタルかカメが置かれていて、祖母はそこからうれしそうに漬物を出してきてくれたような…。

今はネットや本でいくらでも調べられるのだけど、やっぱり一番重要なのは味や風景の記憶です。

数年前から白菜の漬物をやってみていますがなかなか奥が深いです。

でも、白菜を1~2日干したあと、3%の塩で漬け込み3日ほど白菜の重量の2倍の重しをかけて、4日目くらいから重しをはずしたり軽くしたり調節しつつ、気温にもよりますが、6日くらいつけると美味しく発酵する感じだとわかりました。



天日に干して余分な水分を飛ばします。甘くなるという話です。



白菜の重量の3%の塩を葉と葉の間や切り口、表面などに軽くすりこみ交互になるようカメに詰めていきました。切った昆布
(20㎝くらい)やこれまた切った唐辛子(1~2本分、種ごと入れたら結構辛くなりました)を適当にパラパラと混ぜつつ詰めていきました。



漬物や梅干しは、やっぱり重しが肝要だと思う。最初にしっかりかけてそのまま忘れずにときどき様子を見てやり、漬かっているものが重すぎとか軽いからもっと重しかけてと言ってくるので(笑)それをとらえて漬物の気持ちになってつけていくと水がきれいにあがり、気持ちよく発酵していく気がします。



水がきれいにあがると「おし!」と思います。その後からは美味しく発酵するよう続けていきます。



12月7日に干した大根がひらがなの「つ」くらいに曲がるようになりました。そろそろたくあん漬けもいい頃です。ぬかや乾燥させた果物の皮などまだ全然用意できてないのでまたバタバタと用意してちょっと時間つくれたら漬けこんでいきたいです。

それから昨日小豆の選別も終わりました。たった350gでしたが、つくってよかったです。ただ、買っても500~600円なので毎回この大変な作業を思うと来年どうしようと思います~

ついに冬休み。少し陽気が出たら畑の様子見に行かねば

みなさんもせわしい年の瀬だと思います。寒さも厳しいので体調に気を付けて元気に過ごせるといいですね~


葉生姜の甘酢漬けと、グリーンチリ。

2014年10月05日 | 保存食


師匠から立派な葉生姜をいただいてしまいました。

お味噌をつけて食べたり、豚肉を巻いて食べられる谷中生姜ですが、我が家はまだ小学生と幼稚園児で、しかも相棒くんはこういう渋い料理は苦手(お子様メニューが大好き)・・・なので、とりあえず甘酢に漬けよう!と思いました。

ピンク色のきれいな葉生姜。

小さいころ、お盆には必ず祖父母の家にお呼ばれしてご馳走をふるまってもらっていましたが、いつもウナギに添えられてるピンクの葉生姜を見て、一体これはなんなんだろういやだなあ~と思っていたんだけど、大人になって魚を料理するときに、あの細長いピンクの葉生姜を添えたいなあと思う時がしばしばありました。

せっかくつくったので、美味しいお魚を焼いたときなどにあしらいたいと思います

たまたま畑から青唐辛子の収穫をしていたので、かねてからトライするぞと思っていたシンガポールやマレーシアの定番の調味料「グリーンチリ(青唐辛子の酢漬け)」を、同時につくりたいなあと思いました。

葉生姜は1リットルサイズのル・パルフェの保存瓶にいっぱいの生姜、グリーンチリは100gの青南蛮を使用しました。

葉生姜もグリーンチリも、アクを軽く抜いてから甘酢で浸けるだけです。

甘酢はとても便利なつくり置き調味料ですよね。

すし飯をつくるときや、酢の物をつくるときにもさっと使えるし、ほとんど傷まないのであると便利かと思いますが、わたしは酢:砂糖を2:1~3:1程度の間でつくり、塩もその時によって入れたい入れなかったりと、ちょっと振り幅があります。

ですが、甘めでも、甘さ控えめでも、ちょっと塩が入っていても入ってなくてもそんなに違いません。使うときに足りないものを足すこともできます。だから、適当でもほとんど大丈夫だと思います。

さて、今回はどういう分量にしようかなあと思ったんですが、グリーンチリをあまり甘すぎる感じにしたくなかったので、酢に対して1/3程度の砂糖・・・って感じでいいかなと思いました。

両方の分量を見て酢700gと230gの粗糖を鍋に入れ、粗糖が溶ける程度に火を通しました。足りないのは後で大変なので、余っても使えるのでいつも多めにつくっています。

甘酢をつくっている間に、ポリ手袋をしてから青唐辛子を5㎜ちょっとの大きさに刻みました。ほとんど素手でなんでも仕込みますが、青唐辛子は危険を感じますw



そして、大きな鍋に熱湯を沸かし、煮立てば10cmくらいにカットした葉生姜を熱湯にくぐらせて軽く水けを切り、葉生姜を熱いうちに保存瓶に詰めて、甘酢をひたひたに注ぎました。

もう一度鍋で熱湯を沸かし今度は刻んだ青唐辛子を入れ、2~3秒でザルにあげて水けを切ります。これを余った甘酢200gくらいに、漬けこんでなじませてから、甘酢ごと保存瓶に入れました。



今回は400gくらいの甘酢を谷中生姜に、200gくらいの甘酢をグリーンチリに使って、100gくらいあまりました。



生姜でもラッキョウでも、酢漬けにすると最初は具材が浮き上がってしまいますが、時間の経過とともにいい感じに甘酢に沈んで漬かってきます。

常温で保存して、半日で食べ始められます。また、ちょっとずつ食べていき時間の経過と味の変化をみてみたいなと思います、

グリーンチリは、お友だちのFaceBookで仕込んだ模様がアップされていて、話を聞いてみたら旦那さんがシンガポールに仕事に行かれた時に食べて気に入ったそうでした♪醤油をたらしてそのままとか、チャーハンにかけたり、本場ではそんな風に食されている模様です!

ウチの食卓ではどんな風に食べて行くのかな~?まだ全然予想もつきません!

・・・台風が心配されますが今日雨が降る中、野呂さんの新作糸が届きました。



これまた味のあるいい色・・・。編んだ時にどんな風合いになるのかまたまた楽しみです。

黒でニットキャップ、ピンクでハンドウォーマー、写真にはありませんが定番の「くれよんソロ」のグレーでハンドウォーマーを編もうと思っています。

また詳しく告知させていただきますが、11月27日にイベントがあります♪こちらで今年のながくて風土の新作ニットもみなさまにご覧いただけたらいいなあ~と思ってます。数はたくさんつくれませんが、ハンドニットの良さを共感できたら。。。と思ってます。

コツコツと、製作進めます

バジル仕事、塩バジル、ドライバジル、ジェノベーゼソース。

2014年09月02日 | 保存食

Dscn2207_2 ジェノベーゼソースたっぷりのパスタ。

毎年、バジルを干したり、大葉を塩漬けにする頃、ああ今年も夏が終わるなあと名残惜しい気持ちになります。

バジルなどは、穫れはじめの時期は出荷することが多いし、ほかの野菜たちのことでも忙しいので加工まで手が回りませんが、夏が終わる頃、畑のお掃除(終わった野菜の株を抜いたり)をしはじめると、あ、そろそろバジル塩漬けしなきゃ・・・とスイッチが入り、バジルの葉を摘んだり、大葉の葉を1枚1枚ちぎったりして加工に取りかかります。

今年も定番のお仕事、「塩バジル」「ドライバジル」「ジェノベーゼソース」づくりをしました。

Dscn2202_2

まず、ジェノベーゼソース。

ミキサーなどに材料を入れてガガガと回せばできあがりです♪

・バジル・・・50g

・菜種油・・・60g

・松の実・・・20g(カシューナッツやクルミなどの代用でも大丈夫です)

・天日塩・・・小さじ1

・ニンニク・・・1片

・粉チーズ・・・大さじ2

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この贅沢なソースを茹で上がったパスタや、蒸しあがったジャガイモなどに和えていただきます?

そういえば、今年思ったことがあります。

松の実が高価なので、今までクルミやカシューナッツなどで代用していました。

今年はひさびさに松の実を使用したのだけど、カシューナッツなどで作ったものと、明らかな差がないように思ったんです。

だから、来年からはクルミかカシューナッツで代用を続けようと思います♪

種子系のコクと、チーズのしょっぱさや香りとバジルのハーモニーが最高ですよね。

そして、ドライバジル。

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今年は日照時間が少ないし、湿気もあるので、ドライバジルにはいい年ではありません。でも、つくりました♪ 洗って水けを軽く布巾などで拭き取ったバジルの葉を、ザルなどの上に、重ならないように 並べて干すのがポイントです。

昨年、ドライバジルについての細かい記事を掲載させていただきました。

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20130828

こちらの方が丁寧かもしれません。

干せ上がり、パリッパリになったら、すりこぎで軽くたたいて粉々にします。あまり細かくしすぎるよりも、リーフ感が残るくらいがおすすめです☆

そして、塩バジル。

今年は日照時間が少なく干すのも日数がかかって大変だから、洗って拭いてすぐ塩バジルにしちゃった方がいいかもしれません。

今年は40gのバジルと、40gの塩を使用しました。

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清潔な容器に、塩、バジル、塩、バジル・・・と交互に重ねていき・・・。

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最後に多めの塩で覆えばできあがり♪

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冷蔵保存で1年は余裕です♪来年のバジルの時期まで、パン粉焼きやピッツアをつくる際の香りづけなどに重宝します。

バジルの香りが移った塩も美味しい~。

さて、日本のハーブ代表、青ジソ。

今年は夏のスタミナ源として土佐の鰹たたきを何度かいただきましたが、スライスオニオンと、青ジソ、柚子果汁、よしるのハーモニーがくせになりました?

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やっぱりちょっとハーブを添えると、見た目も美しく香りも高くなって、ごちそう感が出て好きです。

広いお庭がなくても、バジルや青ジソはどこかの脇にでも植えておけるので、ぜひこういう手のかからない葉っぱさんたちから栽培されてみると使えると思います。

大葉ももう少しで紫蘇の実を付けそうかも・・・!と感じて、今日は大葉を50枚くらいちぎって大葉の塩漬けをつくりました。

紫蘇の実も、塩漬けやみりん醤油漬けなどで保存できるし、わたしは天ぷらを食べるのを毎年楽しみにしています。

夏が過ぎるのを惜しみつつ、秋冬野菜の準備の日々になりそうです。


手づくり三升漬け。

2014年08月27日 | 保存食

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我が家には なくてはならない存在の野菜、唐辛子。

わたしはオーソドックスで使い勝手の良い鷹の爪トウガラシを栽培しています。

これを使って、赤唐辛子や一味唐辛子、渡部先生に教えていただいた三升漬けなどをつくります。

今年は青南蛮の酢漬けのほか、青柚子の季節まで冷凍保存しておいて、柚子コショウにもトライしてみたいなあと思っています。

今年もきれいな青南蛮が実ってくれて、それを用いて三升漬けを仕込みました。

つくり方は簡単!

青唐辛子と醤油、麹を1:1:1で混ぜるだけ・・・!

収穫した青唐辛子が400gちょっとあったので、醤油と麹も400gちょいずつ混ぜました。

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美味しい美味しい絶妙な三升漬けをつくりたいので、麹と醤油はちょっと贅沢なものを使っています。

福井県のマルカワ味噌さんの「玄米麹」。

http://marukawamiso.com/item-cat/malt

日本中みてもめずらしい蔵付き麹で、マルカワさんの麹でつけた味噌の味わいが格別なので、塩麹や三升漬けも気合入れてつくるときはこちらの麹を使用させてもらています。

Dscn2157_2

そして醤油はいつものコレです!

兵庫県、足立醸造。

http://www.adachi-jozo.co.jp/

そしてうちの青唐辛子の3つで仕込みます。

麹をボウルに入れて、手ですりすり手を洗うようにすり混ぜます。2~3分ほどやっていると軽く握ったら固まりになる感じになってきます。

キレイに青唐辛子を洗い、5㎜程度に刻みます。このときわたしはいつもポリ手袋をしています。目などにも入らないように気を付けて刻みます。刻んだそばから麹のボウルに入れていきます。

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全部刻んだら、お玉などで全体を混ぜます。

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それを大き目の容器に入れます。わたしは塩麹や三升漬けなどを、この2リットルサイズのガラス容器で仕込んでいます。上の方に空気がたっぷり入るので発酵しやすいです。

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これは元々ピッタリ閉まる、密閉容器だったんだけど、金具を紛失してガラスの蓋をのせる感じの容器として使うようになりました。

これが発酵食品づくりには意外といいみたい?

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混ぜ合わせた青唐辛子と麹をガラス容器に入れ、醤油を注ぎ、清潔なスプーンなどでよく混ぜます。

夏場は4~5日、冬場は10日前後でできあがります。

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醤油を注いだばかりはこんな感じ。まだ麹が固い感じ。

これが2日目。

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まだ、とろ~んとはしてきていません。3日目も同じ感じ。できあがりはま~だまだって感じ。1日に2~3回、空気を含ませるようにやさしくかき混ぜます。

そして4日目。

発酵が進み、変化が・・・!

Dscn2234 じわ~っと水分が上にたまる感じです。

このあたりから様子がどんどん変わるので1日に5~6回、気が付いたときにスプーンなどでかき混ぜています。上にたまった感じの水分と麹や青唐辛子が溶け合い、混ぜるたびにトロ~ンとお粥のようになってきます。

そして5日目。

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もういいな!こんでいい感じ!保存用の容器に移し、冷蔵保存します。

Dscn2245保存は、1リットルちょっとの容器です。

でも、美味しくなってくるのは2~3か月経過したくらいからかなあと個人的には思います。もう少し冷蔵庫で寝かしておきたいと思います?

まだ麹は生きていて冷蔵庫の中でも発酵をゆっくりと続けるので、水分が分離してきているなあと思ったときなど、時々様子を見てスプーンなどでかき混ぜます。

かき混ぜるたびにまろやかに、美味しくなってくる気がします。

生きている感じがとてもかわいいです?

唐辛子は中国でもコチュジャンなど、欠かせない調味料の原料になっていたり、ヨーロッパでもアジアでも南米(チリソース・サルサソースなど)でもどこの食文化にも重要な食材だと思う。

日本でも七味や一味などの薬味としてや、キンピラなどの辛み漬けなど、古くから使われてきた食材だと思う。

わたしはこの青い唐辛子を干しておいて追熟させて赤くして、保存して1年間使っています。

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一味も、市販のものに頼らず、この赤唐辛子を種ごとミルにかけて手づくりできます。

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つくり方→http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20121227

引き立ては格別!

今年はこの一味を使用してコチュジャンもつくってみたいなあ~♪

・・・そうそう、三升漬けを仕込んだ日、せっかく青唐辛子を収穫して刻んだので、葉を佃煮にしました。

つくり方はコチラ→http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20140820

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おにぎりの具や、お弁当のごはんの乗せられて便利。そうめんの箸休めにもとっても重宝しています。


葉トウガラシのつくだ煮。

2014年08月20日 | 保存食

Dscn2120 めっちゃ美味しいです♪

シーズンの変り目に畑をお掃除するときに、たくさんの株を抜きますが、トマトやピーマンの茎や葉を見て、これも食べられればスッキリするし、いいのになあ~と思っていました。

毎年作っている唐辛子。この唐辛子の葉は、葉トウガラシと呼ばれていて、佃煮などにして食べられていますよね。わたしも、夏の実物野菜の中で唯一、この葉っぱだけ食べていますが、これがまた旨いんですよね~~~♪

家庭菜園などで作られることも多いので、唐辛子つくられている方は、ぜひ葉っぱも美味しく食べてみられてくださいっ?

【材料】小さいタッパなどに1つ分程度

・葉トウガラシ・・・100g

・青唐辛子・・・5本

・生姜・・・1片

・酒・・・大さじ2

・みりん・・・大さじ2

・粗糖・・・大さじ1

・しょうゆ・・・大さじ2

・水50㏄~100㏄

【つくりかた】

①唐辛子の葉っぱをちぎって、100g程度集める。生姜は薄くスライス、青唐辛子は5㎜程度に刻む(わたしは左手にポリ手袋をつけます。目などに入らないように注意してください)。

②沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れて、葉トウガラシを1~2分茹で水にとって冷ます。

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③②の葉トウガラシの水気を軽く絞って、包丁で細かく刻む。

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④鍋に水と調味料、生姜、青唐辛子を入れて火にかけ、煮立てば③の葉トウガラシを入れて、水気がなくなるまで中火で煮る。

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⑤気長に煮て、水分がなくなりそうになれば、鍋をゆすって焦げないようにして煮汁を葉にふくませ、汁気がなくなったら火からおろす。

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・・・と、普通の佃煮のつくり方と一緒でーす♪

青唐辛子5本くらいだったら、そんなに辛くないので子どもたちもいけます♪

ホント美味しいので毎年1回くらいはつくりたいな~。

もともと、佃煮って余ったものとかそのままではイマイチ(笑)なものを、アクを抜いたり炒めたりして美味しく食べる工夫から生まれた食べ物だと思うんだけど昨今は佃煮は高級品じゃないですか?

野菜の余った部分(あるもの)を使って自宅でサササと作るつくだ煮は、とてもありがたいものだなあと思います。

あと、市販品は甘すぎるな~と感じるものが多いので、自分でつくるとおだやかな甘さに作れるところもいいです。

とはいえ、あんまり甘さを控えるとわたしはつくだ煮としてあまり美味しくないなあと思うので、それなりの甘さをつけています。

甘くないといくら食べてもなーんか、満足しない感じなんですよね~~

独特の葉トウガラシの風味とピリリとした青唐辛子の辛みを甘辛くいただきます?


梅雨明け、梅干し作業とお味噌の天地返し。

2014年07月23日 | 保存食

Dscn1826_2 干し始めて5~6時間経過の梅。

梅雨が明けたと思ったら蝉のなく声が聞こえ始めて子どもたちも夏休みになりました。

アツイ、むさくるしい夏が来てしまったぜ。

子どもたちが楽しみにしている帰省やレジャーの計画・・・それが加わることによってわたしの畑や保存食づくりが隙間隙間でキチキチになったり、そもそもやること自体難しくなってきますが、子どもが小さい時期だし、やっぱり優先したいのは子どもたちのことになりますよね~!

週末から海水浴&帰省を予定しているので、片づけられるところからやってしまわねばという状況な今。

今週の空は雲が多い気がして、本命は照りつける太陽の元、梅を干したいのだけど、いちいちベストなんて目指してらんないので、畑~市場出荷を終えた昨日、思い立ったが吉日と、お味噌の天地返しと梅を干す作業を思わずやってしまいました!

昨日はまずお味噌から手を付けたのだけど、我が家は5号のカメに3つ分(できあがり20~24㎏)くらい味噌をつけてあって、それを順番に開けて混ぜてまたカメに戻し入れて綺麗に焼酎で汚れをふきとって・・・ということを繰り返していました。

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階段下に置いてあったカメの味噌。真ん中にほんの少し白カビが来ているけれど、ほぼきれい。

床下に残り二つのカメがあるのだけど、それにはフチにもっと白カビが来ていました。写真を撮ったのだけど、あまり綺麗なものでもないので、ここで掲載するのは控えましたw

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まだ発酵が浅くて明るい色と甘い香り・・・わたしはこの時期の味噌も好きですが、今はちょっと味見する程度。

1時間くらいで片づけ終わり、天気が本命じゃないし、予定ではなかったんだけど勢いもあったし、留守中梅の心配だけでもなくなると楽なので、やっぱり今日干してしまおうと、梅のカメもあけて、毎年愛用している角ザルに梅を出して外に出しました。

Dscn1821 2kg分の梅がちょうど干せる大きさです

昨日が火曜、水曜、木曜、そして金曜に3日3晩干した梅がしまえるなあという計算で。

雨、降らなさそうだよね。梅にはうれしいんだけど、畑の野菜たちがかわいそうだな~。

そうそう、梅干しは夜の湿気にあてることでしっとりした美味しい梅にしあがるので夜も出しっぱなしにしたいんだけど、なんだか外になんても置いておくとホコリがかなりひどいので(ベランダや室外機も拭いてもすぐにザラザラ!)、最近は夜はてぬぐいをかけて部屋に置いておくようになりました。

みなさんはどうされていますかね?

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今朝の梅さんの様子。今外に梅を見に行ったら、いい色になってきています。

・・・いや~畑に、4つのカメとの格闘に、めずらしくとんとん拍子にすすんだ午前中でした。

そして午後はお友だちにご自宅に誘ってもらって親も子も楽しいひととき・・・♪

昨日はいい日だったなー。

今日は子ども部屋のめちゃくちゃさにゲンナリで捨てる捨てないのバトルでしたw

そして夏休みになったら早めに畑に出て相棒くんが仕事に出かけるころに出荷を終えて戻ってこれたらいいなあと思っていましたが、思いのほか長女が毎日部活で8時過ぎにでかけてそれの送り出しもあれば、幼いした二人を長いことお留守番させるわけにもいかず、さっそく予定が狂って午前中はひたすら幼い二人との時間です。

・・・長男は今年から学校で、次女は年中で幼稚園なんだけど、この3人で過ごす時間も珍しく、それはそれで楽しいです。学校があるときはなにかとせわしいので、蝉の声を聴きながら家事をしつつ子どもの相手をするのがわたしにとってもめずらしい時間です。予定がなく午前中にゆっくり家にいるとこ自体、いつからかほとんどなかったなあとしみじみ・・・。

畑が気になるし、夕方にはなんとか時間つくって行くんだけど、せっかくの夏休みわたしもenjoyしようと思う。


シソジュースと、シソの佃煮。

2014年07月17日 | 保存食

Dscn1800 かわいいピンク色。

雨が多く、梅干しを干したいけどまだだなあと日和を見ていると、この雨を受けて小さかった赤ジソが急に成長して、収穫期を迎えました。

梅を干すちょっと前あたりの雨の時期に赤ジソがたくさん収穫できるので、その葉を用いてもみしそをつくり梅を干す準備をしたり、これから来る真夏日のカラカラののどを癒してくれるシソジュースなどをつくります。

・・・日和と作物の状態をみていると、おのずと作業する日が決まってしまいますよね。

あらかじめ日を決めて作業しようと思うと、作物が間に合わなかったり、時期をすぎたりしてだめになったりすることもあるので、かえってできなくなってしまうこともあるので、自分で日程のスケジュールをたてられることは、ほとんどありません。

そういうわけで、わたしはいつ自分が梅ぼしをつけたり、もみしそをつくったり、梅を干したりできるのかいつも全然わからず、いつも予定がたちません。

ようやく収穫時期になっても、都合よくまとまった時間はほとんどないので、なにかの合間合間で細切れにやることがほとんどです。

保存食づくりは、ゆっくりスローな生活に見えるけれど、子育て中だし、やっぱり現実は違いますよねぇ~~。

たとえば今日は……

?畑から自宅にもどって、バスのお迎えまでの20分でシソを枝から外して洗ってザルに干すところまでをやり・・・

?バスお迎えと長男のサッカーまでの20分でまず「もみしそ」をつくり・・・

?サッカーが終わり、5時半くらいから夕飯をつくる直前に、「シソジュース」をつくって粗熱をとり・・・

?夕飯をつくっている隅っこで出がらしのシソを刻んで煮詰めて「佃煮」をつくり・・・

?夕飯の支度が終わったら、粗熱をとったジュースを保存瓶に漏斗で注いで・・・やっと全行程終了!

・・・という感じで、たくさん収穫できた今日、もみしそとシソジュースと佃煮を、なんとかつくることができました。

シソジュースですが、1年あいて分量を忘れたので、おととしの記事を読みました。

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120619

おととしは、佃煮の写真などを残していませんでしたが、すごい美味しいです!

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日本人が大好きな赤ジソの香りと、甘辛い味付けでごはんがすすみます?

・・・今の時期は市場で一束250円くらい(早い時期は400円くらいでしたが、現在は収穫ピークなのでお手頃です)で、たくさんの赤ジソが販売されているので、たったこれだけで、自宅の調味料で1リットルのシロップと、ジャム瓶1個分くらいの佃煮が作れるなんて、とってもいいなって思います。

我が家の佃煮の分量を記載させていただきます♪

【材料】ジャムの瓶1個分程度

・シソジュースの出がらし・・・1束分(生の葉にして200g程度)

・生姜(スライス)・・・1片分

・みりん・・・大さじ2

・粗糖・・・大さじ2

・醤油・・・大さじ3

・梅酢・・。小さじ1~2

【つくりかた】

①出がらしの赤ジソの葉は、細かく刻んでおく。

②鍋に水1/2カップ、みりん、粗糖、醤油、生姜を入れ、軽く混ぜる。

③①の出がらしを入れて、中火にかけ、煮立てばそのまま汁けがなくなるまで煮詰める。煮詰まる少し手前で梅酢を加えておく。

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④汁気がひいたら、鍋をゆするようにして水分を飛ばしきる。・・・わたしは写真のように、ジイジイと音が変わって、なべ底に糖分のぷつぷつとした気泡がみえるくらいまで煮詰めて、焦げる前に火からおろしています。気長につくるのがいいと思います。

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子どもたちも美味しい!と。こういうものをよろこんでくれるとうれしいですよね。

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やっぱりこの品種、すごく好き。作ってみてよかった!純赤ちりめん紫蘇。

やっぱり自分のつくりたいものをつくりたくてやっているから、イメージと同じようなものができると感動します。

味もすごくよくて、ジュースも佃煮も 美味しくつくれました。来年もこれでいこう。

今日の成果です♪

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シソジュース300㏄の瓶に3本と、写真に撮ってませんがあとちょっとできました。

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シソの佃煮。

もみしその写真、撮り忘れました・・・!


7月の手仕事。

2014年07月13日 | 保存食

Dsc06899_3 揚げナスに、梅味噌が最高!

6~7月は、保存食づくりの季節。

季節が変わるごとに、「ながくて風土」へのアクセスページも変化していって、「あ、そろそろそんな季節だなあ」と自分自身が気づかされることが多いです。

今日、ここ1か月のアクセスのランキングを見てみたら、やっぱり季節感満載でした!

今月のランキングはこちらです!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆1位・・・「傷んだ梅で、梅ジャムづくり」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20130609

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◆2位・・・「アルカリウォッシュ、大さじ1の魔法」(これは通年でアクセスが上位です)

◆3位・・・「てづくりゆかり(赤ジソふりかけ)」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120726

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◆4位・・・「青ジソ(大葉)の塩漬け」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20130723

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◆5位・・・「すぐできる、我が家のそうめんつゆ」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20130721

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◆6位・・・「塩バジル~バジルの塩漬け~」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120821

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◆7位・・・「わさび菜、食べ方、いろいろ」(これはほとんどの時期で1位の記事です。夏場だけアクセスが下がります)

◆8位・・・「かんたん てづくり 梅ジュース、梅サワー、梅酒」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120616

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◆9位・・・「我が家の梅味噌づくりと、食べ方 いろいろ」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20130708

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◆10位・・・「おばけキュウリで、きゅうりのキューちゃん」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120802

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・・・となりました。アクセスを見て、みなさんがきっとご自宅などでこのようなものをつくっている季節なのだなあと、わたしもそろそろやらねば~とスイッチが入ります?

10位以下でアクセスが伸びてきているのが今ちょうどシーズンですが、

13位・・・「『もみしそ』のつくり方と、梅干しに入れるタイミング」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20130719

Dsc03150 おととしの赤ジソ。

です!

実は、昨日、赤ジソの初収穫をしました。

シソは、畑で自生してくるので、それを育てていますが、どうしても、ちりめんのように縮れた綺麗な純赤のシソがつくりたくて、野口のタネさんから「純赤ちりめん紫蘇」の種を仕入れ、4月にポットに種まきして、5月に畑に定植しました。

すごく綺麗~!

昨日、大きなタライに入れた、大量の赤ジソが美しすぎて写真を撮ろうと思ったのに、カメラを自宅に忘れていましたw

そして今日初出荷しました。

一束、250円で販売(半分の量は140円)中です。梅干しなどで赤ジソご入用の方は、使ってみてくださいね!

梅雨のうちに赤ジソでもみしそをつくっておいて、梅雨があけたら、梅を干して、味噌の天地返し・・・って感じですかね。

うちの保存食塚も、にぎやかになってきています。


2014年、梅干しづくり。

2014年06月22日 | 保存食

Dscn1620 この香り、最高~♪

先週水曜日に、名古屋生活クラブから届いた和歌山県、ばんじろう村の南高梅。

今年もまた、毎日のぞきこんで「もーいーかい?」と聞くのだけど、毎日「まーだだよ」・・・。

おとといあたりから、梅の熟してくるいい香りが部屋中に広がりだし、やっと昨夜「もーいーよ」と言ってくれました。

近くのあぐりん村でも、いい梅が手ごろに手に入るので、ここ数年はそちらも利用させてもらっていますが、やっぱりコレは!というものを作るときは、和歌山のばんじろう村の梅を使用させてもらっています♪

昨年7㎏つけた梅干しとおととしの梅干しがまだ残っているので、今年はほんのちょっと・・・2㎏だけつけました。

梅干しづくりといっても、最初の仕込みは30分くらいでできちゃうんじゃないかな?

まず、梅を洗いザルにあげ、残った水気は布巾などで拭き取ります。

竹串などで、なり口(枝と梅がくっついている部分)を取ります。熟してきている梅は、身が柔らかくなってきていて、竹串で傷つきやすいので、やさしく・・・♪

わたしは、和菓子を食べるときの楊枝で取っています。先端が丸めで。

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いつもきれいに選別してくれていて、今回も2㎏注文させてもらってたった2個しか痛みが心配な梅の実がありませんでした。

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梅雨の高温多湿の時期に仕込むものなので、痛みからカビなどが出てくる可能性が高いので、せっかくの梅ですが思い切って捨てます。

たくさんある場合は、傷んでいるところを取り除いて、ジャムにすることもできると思います。

昨年の記事、「傷んだ梅で、梅ジャムづくり」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20130609

さて、なり口をとったら塩漬けにします。梅の重量を量り、梅の重量の18%の塩を用意します。

今年は能登の天日塩を使用しました。

梅も、塩もその時々であるものや手に入りやすい、気に入っているものを使っています。塩の量も梅の18~20%の間で、その時の気分で決めています。

さて、道具と材料を用意しました。

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洗って水けをとり、なり口を竹串などでとった梅、梅の重量の18%の塩、カップ半量の焼酎、焼酎でしめらせたキッチンぺーパーで内側を拭いたカメを用意します。

もうここからは あっという間に仕上がります。

まず、塩をひとつかみ、カメのそこに振り入れます。

わたしは左手で梅をひとつかみとり、焼酎のボウルに入れて、全体が焼酎で濡れるようにまわします。

それをカメに入れて、右手で塩をひとつかみして梅の上にパラパラと振りかけます。

また左手で梅をつかんで焼酎でしめらせカメに入れ、右手で塩をパラパラ・・・焼酎を触った手で塩をつかんでまた焼酎をさわると、分量の塩が焼酎に持っていかれるので、手を分けてつかっています。

2㎏でも5㎏でも結構すぐ作業は終わります。最後に残った塩をしっかりかけます。

梅を洗った焼酎は汚れを落とすために使っているので、これは捨てます。

さて、ここからは重石をして新聞紙で覆うだけ。

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今日使ったのはセラミックのスノコ、石。この石は1個だいた1㎏くらいです。梅の重量の2倍くらいの重石が必要ですが、梅が熟して柔らかくなってきている場合は1.5倍から等倍でもいいと思います。

わたしは今回3㎏弱の重石をかけました。

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重石のセット完了。

Dscn1643_2 ごめん写真が横・・・

新聞紙で覆って、紐でしばっておきます。

2~3日で梅酢があがり、梅が梅酢にひたった状態になります。重石をはずして、梅酢が多すぎればひたひた程度になるまで梅酢を取り出しておき、カメのフタをして梅雨が明けるまでそのまま保存します。

時々カメの中の様子をみて、白いカビがきていないか確認するとよいかなと思います。

そうそう、今まで届いた青い南高梅を追熟させるため、ビニールに入れたり、カゴに入れたり、ザルに入、新聞紙を引いたバケツに入れたり、ひからびさせず、痛ませないようにするためにいろいろな方法を試してきました。

ビニールに梅を入れたまま軽くビニールの口をあけて通気性を保ち、毎日カビが来ていないか、傷みがきていないかを確認したり、上と下をひっくり返したり、様子を絶え間なく見ていくのが、今のところベターなのかなあという感じになってきましたが、みなさんはどうされていますか?

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今年はこの青い生クから届いたまんまの穴あきビニールの口をゆるく結んで追熟しました。

・・・なにはともあれ、今年もひとまずこの作業が終わってホッ。

この間梅が出回りだしたのに、気が付けばもう梅の時期もそろそろ終了するころですね。旬が通り過ぎるのは本当に早い・・・。

保存食づくり・・・おいしくて安全という利点があってつくっているというのもあるかもしれない。

でも、やっぱり毎年やっちゃう人って、梅やラッキョウ、そのほかさまざまな四季折々のおいしいものたちを見て純粋に感動して、こんな美しく実ったものたちを素通りすることができず、面倒だけどやっぱりやろう!と思ってしまう人って少なくないんじゃないかなーと思うんですよね。

四季折々のめぐみに、ありがとう?

美しい梅を触って、甘いプラムのような香りをかぐと、このうえない喜びを感じます。

 


梅シロップの残りの梅の利用と、保存。

2014年06月15日 | 保存食

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漬けておいた梅シロップ。

2週間たち砂糖も溶けて、きれいなエキスが溶け出した模様です。

そろそろ暑い日に炭酸水で割って飲みたいなあと思い、漬け込み容器からシロップと梅を取り出す作業をしました。

我が家はこんな小さなステンレスの漏斗を使っています。

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小さくて注ぐときに大変なんだけど、洗いやすさと収納のしやすさで、長年これを愛用しています。

このボトルは長野県の井筒ワインの生(き)ワインのボトルです。

この栓がビッチリしてシロップ類の保存に重宝させてもらっています♪

今年は2.4㎏の青梅から、2300㏄以上のシロップがとれました~~やった~。

みなさんは梅シロップの残りの梅をどうされていますか?

我が家は毎年でありきたりですが、火を通して果肉と種に分けて、保存瓶に入れてそのまま翌年の梅の時期まで常温保存して、そのままなめたりヨーグルトなどにのせたりしています。

梅シロップをたしか初めてつけたときに、残った梅がもったいないかなあと思い、なんとなく火にかけて、ジャムというかペーストのようにしてから保存しておいたんですよね。

それがすご~くよくて!

常温保存で名古屋の高温の夏を通り過ぎても、まったく傷まず、むしろ1年くらいたったペーストの方がより熟成された美味しさを感じるくらい・・・。

これが昨年梅ペーストです。

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1年前につくってそのまま常温で放置してありましたが、つくりたてよりも、芳醇な味わい・・・?

つくり方はごく簡単。

シロップを取り出して残ったシワシワの梅。

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これを大きな鍋に入れて、水を少々(梅2.4㎏分に対して1/2カップの水を入れました)を加え火にかけます。

その梅によって、すぐ煮崩れるものと、なかなか火が通らないものがあります。

すぐ煮崩れる梅は鍋を火にかけながらヘラなどで果肉をつぶし、火の通りが悪ければ、わたしは弱めの圧力を5分ほどかけます。

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いざというときに役立つ圧力なべ。我が家はフィスラーです。

加圧すると、果肉がほっこり蒸されたように柔らかくなるので、それをヘラなどでつぶします。

果肉の中にたくさんの種が残った状態になるので、これをザルなどで軽くこして種とペーストに分けてできあがりです。

今日の成果・・・。

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シロップ2300㏄、ペースト350㏄の瓶に2つ分、種についた果肉瓶に1つ分。これらはすべて常温保存です。

シロップは、5人家族であっという間に飲んでしまいます。たぶん。

そして保存しておくペーストは、毎年冬場くらいまでその存在を忘れていることが多いです。

でも、わたしは風邪ひきそうかな~と思う頃、無性にこれが食べたくなるのです。

風邪をひいてしまっている状態ではだめだけど、ひきはじめならこれでいい感じです♪

以前、記事にも書かせてもらっています。↓

「我が家のナチュラルな常備薬、梅ペースト」

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20130621

そして、もっと写真が多くて丁寧なペーストの作り方はこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120807

シロップの準備もオッケーで、暑い日が待ち遠しいぜ。


愛しのグリーンピスを保存する。

2014年06月10日 | 保存食

保存食づくりは好きだけど、冷凍術が全然ない我が家。

でも、冬場にシューマイをつくるときのためにやっぱり自家栽培のグリーンピースを保存して使いたいと思い、軽くゆでて水気を取ってジップロックに入れて冷凍しました。

先日から、カレーやポテトサラダの彩りに使っていますがあっという間になくなってしまいそうなので、もっと冷凍すればよかったw

豆の冷凍保存法はネットなどでたくさんのっていました。

我が家はこんな風にしてみました♪

①グリーンピースはサヤから出して軽く洗い、塩をまぶす。

②沸騰したお湯に①を入れ、2~3分(固めに)茹でる。

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③ザルなどにあげる。余熱で水分がほとんど飛びますが、しばらく乾かすか、布巾などで水分を拭き取るなどして水気をきれいに取ります。

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④ジップロックなど保存袋に入れて冷凍保存する。

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やっぱり野菜は穫れたてが一番だけど、ほんのちょっと使いたいものは、たくさん収穫できたときなどに、ちょこっと保存しておいて使えると便利だな~と思いました。

豆にシワを寄らせず、プックリと保存するには、茹で上がりにぬるま湯などに浸し、そのまま冷ましつつ水に浸しておく とよいみたいですが、長期保存は難しいので、冷凍にして、シワも全然気にせず簡単にできる方法でやりました。

ごく少量でもグリーンピースは結構高くて味も自家栽培のものと比較するとだいぶ違うので、なかなかよいです!

来年はもうちょっと量を増やしてつくりたいです♪

便利ですぐ手が伸びて使ってしまうので、たぶん秋まで持ちませんw