俺の【あひる】が帰ってきた。
とても感激である。
もうマジで家出したか誘拐されたかと思っていたので、
【あひる】達が無事に帰還してくれた事に、
涙がオロロと流れ出す。
そして俺は二匹の【あひる】、
長男の【豆男】と末っ子で女の子の【豆美】に、
何故トップページから居なくなったのかを訊いてみた。
すると、予想外の言葉が返答された。
【豆男】
「すずしい場所を探しに行ってたんだってよっ。出て行った訳じゃねぇ~てばよっ」
【豆美】
「そうなのぉ~」
【俺】
「だとしても、急に居なくなるのはいけない事だぞっ。出かける時は、俺にちゃんと一言いってだな……」
【豆男】
「だってよっ、暑いんだっ! ちきゅうおんだんかだってばよっ」
【俺】
「地球温暖化?」
【豆男】
「こんなに暑い水の上じゃ、オレ達カピカピの骨になっちまうってばよっ」
【豆美】
「みずがアツいのぉ~」
【俺】
「う~む……」
確かに二匹の【あひる】が言うように、近年の気温上昇は尋常じゃない。このまま大気汚染やオゾン層の破壊が続けばきっと、地球内の温度は更に上昇し続けるだろう。そして北極や南極の氷が溶け出し、海水量が増していく。そうなれば自然と、地球上の大陸の外側から徐所に侵食して、海へと飲み込まれていく。結果、最終的には大陸全土が地図上から消える事になる。地球儀も青一色だ。そう、かの有名な洋画「ウォー●ーワールド」のようになってしまう。
それもちょっと面白そうだなぁ~、と思った自分に死ねと念じながら、俺は【あひる】達に頭を下げる。
【俺】
「本当に申し訳ない。こんな地球にしてしまったのは【人間】だ。でも、人間だって愚かじゃないなんだ……」
俺は人間も生き物や世界のために、自分達にできる事を必死でやっていることを告げる。例えばチー●マイナス5%、排気ガスの低排出を実現させたハイブリットカー、低電力家電についてだ。とは言っても、いくら力説したところで、地球温暖化の進行を停止させられているのかとツッコまれれば、そうじゃない。ただ、将来のために、少しだけ海水上昇を遅らせているだけなのだ。
でも、何の努力もしないまま、何の考えもなく生きていたらきっと、地球はあっという間にヒートアイランド化現象に支配され、崩壊を辿っている。それを阻止しようとする人もいる。無関心な人もいる。どっち付かずの人もいる。後者二つは、このままで良いのだろうか?
いけない事は、誰だって知っている。
でも、興味がない。
だけど、極論、死にたくない。
矛盾だ。
これで良いの?
人は生きるために日々、代価を誰か、何かに支払っている。
代価……それは自分の生命かもしれない。
平和かもしれない。
争いかもしれない。
心かもしれない。
人によって代価は違う。そして得るモノも違う。
どうせ毎日支払うなら、もっと考えるべきなのかも知れない。自分を含めて、ずっと先の未来を――
【豆男】
「おい、オッサン……」
【俺】
「ん、何?」
【豆男】
「何か話しがややこしくて聞いてらんねぇ~よっ。それより、カキ氷でも買って来いってばよ。マジ暑いって……オッサンの脳内もなっ」
【豆美】
「うぁ~いっ、カキ氷~♪」
【俺】
「くそっ、コイツらには俺のパッションが通じなかったようだ……」
俺は妙な敗北感を噛み締めながら、コンビニへ自分ほ含めてカキ氷を四つ買いに行った。
ちなみに次男の【豆太】はちょっと臆病なヤツなので、他の二匹のようにどこかへは行かなかったらしい。
何か、書いている内に変な話が出来上がってしまった。
よって、書いている内容に間違いがあるかもしれませんので、あしからず。
ではっ
おまけ・現在、【紅~ギロチン~】を読書中。一巻同様、面白い♪
とても感激である。
もうマジで家出したか誘拐されたかと思っていたので、
【あひる】達が無事に帰還してくれた事に、
涙がオロロと流れ出す。
そして俺は二匹の【あひる】、
長男の【豆男】と末っ子で女の子の【豆美】に、
何故トップページから居なくなったのかを訊いてみた。
すると、予想外の言葉が返答された。
【豆男】
「すずしい場所を探しに行ってたんだってよっ。出て行った訳じゃねぇ~てばよっ」
【豆美】
「そうなのぉ~」
【俺】
「だとしても、急に居なくなるのはいけない事だぞっ。出かける時は、俺にちゃんと一言いってだな……」
【豆男】
「だってよっ、暑いんだっ! ちきゅうおんだんかだってばよっ」
【俺】
「地球温暖化?」
【豆男】
「こんなに暑い水の上じゃ、オレ達カピカピの骨になっちまうってばよっ」
【豆美】
「みずがアツいのぉ~」
【俺】
「う~む……」
確かに二匹の【あひる】が言うように、近年の気温上昇は尋常じゃない。このまま大気汚染やオゾン層の破壊が続けばきっと、地球内の温度は更に上昇し続けるだろう。そして北極や南極の氷が溶け出し、海水量が増していく。そうなれば自然と、地球上の大陸の外側から徐所に侵食して、海へと飲み込まれていく。結果、最終的には大陸全土が地図上から消える事になる。地球儀も青一色だ。そう、かの有名な洋画「ウォー●ーワールド」のようになってしまう。
それもちょっと面白そうだなぁ~、と思った自分に死ねと念じながら、俺は【あひる】達に頭を下げる。
【俺】
「本当に申し訳ない。こんな地球にしてしまったのは【人間】だ。でも、人間だって愚かじゃないなんだ……」
俺は人間も生き物や世界のために、自分達にできる事を必死でやっていることを告げる。例えばチー●マイナス5%、排気ガスの低排出を実現させたハイブリットカー、低電力家電についてだ。とは言っても、いくら力説したところで、地球温暖化の進行を停止させられているのかとツッコまれれば、そうじゃない。ただ、将来のために、少しだけ海水上昇を遅らせているだけなのだ。
でも、何の努力もしないまま、何の考えもなく生きていたらきっと、地球はあっという間にヒートアイランド化現象に支配され、崩壊を辿っている。それを阻止しようとする人もいる。無関心な人もいる。どっち付かずの人もいる。後者二つは、このままで良いのだろうか?
いけない事は、誰だって知っている。
でも、興味がない。
だけど、極論、死にたくない。
矛盾だ。
これで良いの?
人は生きるために日々、代価を誰か、何かに支払っている。
代価……それは自分の生命かもしれない。
平和かもしれない。
争いかもしれない。
心かもしれない。
人によって代価は違う。そして得るモノも違う。
どうせ毎日支払うなら、もっと考えるべきなのかも知れない。自分を含めて、ずっと先の未来を――
【豆男】
「おい、オッサン……」
【俺】
「ん、何?」
【豆男】
「何か話しがややこしくて聞いてらんねぇ~よっ。それより、カキ氷でも買って来いってばよ。マジ暑いって……オッサンの脳内もなっ」
【豆美】
「うぁ~いっ、カキ氷~♪」
【俺】
「くそっ、コイツらには俺のパッションが通じなかったようだ……」
俺は妙な敗北感を噛み締めながら、コンビニへ自分ほ含めてカキ氷を四つ買いに行った。
ちなみに次男の【豆太】はちょっと臆病なヤツなので、他の二匹のようにどこかへは行かなかったらしい。
何か、書いている内に変な話が出来上がってしまった。
よって、書いている内容に間違いがあるかもしれませんので、あしからず。
ではっ

おまけ・現在、【紅~ギロチン~】を読書中。一巻同様、面白い♪