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たまこまーけっと!

2013-01-10 21:26:17 | 雑談
癒されました並平です。
始まりましたな、たまこまーけっと!
「けいおん」でアニメに復帰した並平としては、見逃すわけにはいかない作品です。
ホントはオンタイムで見たかったんですが、仕事もあるので録画で視聴。
まず感想としては…。

相変わらずパピコ × ポリさん の描く女の子は生っぽかわいいなあ!

これに尽きると思います。
所謂美少女が出るアニメは数あれど、少女に質量を感じる(デブって事ではなくて実在感があるって事ですよ)のはこの二人のコンビならではだと思います。
アニメというのは絵に描いた物であるわけで、そこに質量を感じさせる為に必要なのは細かい仕草、ディティールだと思うのです。
とりあえずまだ未見の方の為にネタバレは避けますが、アバンのたまこの動きに注目してみていただきたい。
ただ歩くのではなく、実在感を存分に振りまくように歩くたまことその友達を見て、この作品の成功を確信しました。

それとOP、EDも素晴らしい。
今作でもOP、EDのコンテは山田監督が自ら担当しています。
爽やかでライトなポップス調のOPでは、その曲調に合わせてキャラクター達が楽しげに、そして軽やかに描かれています。
「けいおん」で培った「少女の実在性の見せ方」に、ファンタジックなイメージを掛け合わせたOPは流石の一言!

EDは正に山田監督の本領発揮と言えるでしょう。
まるでPVのような映像は「けいおん」と同じようで、まったく別の世界観を見せてもらえます。
「けいおん」ではロックのイメージ、ややジャギーな感じの映像だったのに対して、「たまこまーけっと」では柔らかく優しいイメージにあふれています。
それでいて、どこかほんの少しだけ哀愁のようなものが混じっているように感じるのは、山田監督の独特の感性から生まれたもののように思えます。
(思えば映画けいおんのEDであるsingingの映像でもエコールをオマージュしたシーンは唯達の明るさや楽しい気持ちを描きながら、その時間が終わり次のステップが始まる寂しさや予感のようなものを感じさせられました)

詳しいストーリーについては未見の方もいらっしゃると思いますので、敢えては書きませんが、「けいおん」とは全く違うアプローチの作品になっています。
しかし吉田さんの脚本は相変わらず安定していて、楽しい掛け合いが見られます。もちろん、出てくる人物がみんな魅力的なことは言うまでもありません。
「続きが気になる」「次の話への引きが強い!」というよりは、「この世界にいつまでも浸っていたい」と思わせるストーリーだと思います。
この辺りは「けいおん」と通じるものがあるかもしれません。

後は気になっていのが声優さん。
けいおんの頃と同じくメインとなる声優さんには割と新鮮な方が多いように思いますが、主演の洲崎さんは非常に上手くはまっているように思いました。
所謂「萌え」な感じというよりは、親戚の子のような「かわいさ」を感じる演技だと思いました。今作の雰囲気には非常にあっていてよいと思います。
また脇を固める声優さんの中には非常に実績のあるベテランも多く、その方たちの名演が土台となって安定感を生んでいたと感じました。
というか、フットの兄貴に武田長官にジャスティ=ウエキ=タイラーにイサム=ダイソンに、と90年代アニメファンには堪らない声優陣ですからね。
あ、あと並平一押しのモモノキイエローも出演されております。てへぺろ。

まあ、とにかく「たまこまーけっと」は「予想通り」によい作品でした。
まだ見てない方は是非見て頂きたい作品です。
並平は「たまこまーけっと」を応援します。(ちなみに京アニさんからは何ももらっておりません。むしろ貰いた(ry)


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