【 音楽堂、別荘オーナー向け感謝企画 】
10月4日(土)、タンゴオリジン (開演:午後5時)
10月5日(日)、中澤源太とタンゴ舞踏団 (開演:午後4時30分)
特別割引 9,200円→4,600円(税込)
※イベントの詳細は、こちらのアドレス↓をクリックしてください。
アドレス: http://www.yatsugatake.co.jp/
◇ 木曽の御嶽山が噴火!
9月27日正午前、木曽の御嶽山が噴火しました。何人かの方々から「八ヶ岳は大丈夫?」とお問い合わせをいただきました。
木曽の御嶽山は岐阜県との県境にあり、自然郷からは遙かに遠く、「八ヶ岳は大丈夫です。」
当山荘周辺では「降灰」もありません。
しかし、八ヶ岳(横岳)は、110 ある活火山の一つです。
平成15年に、「概ね過去1万年以内に噴火した火山、及び、現在活発な噴気活動のある火山」を「活火山」と定義が定められました。 それで八ヶ岳も「活火山」なのです。
でも、八ヶ岳は「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」(現在47の山)には指定されていないので、噴火の危険性は今のところありません。
しかし、伊豆諸島→伊豆半島→箱根山→富士山→八ヶ岳と続く火山帯に八ヶ岳は属しているので、富士山に噴火があったり、この火山帯に地震があった場合には、八ヶ岳にも何らかの影響が生じる可能性はあります。
◇ 自然郷は 紅葉が始まりました。
自然郷内は、一面、赤と黄色と緑が混在 して、たいへんきれい&見事です。
↑9月27日撮影
↑9月27日撮影、電柱が邪魔ですか?
↑9月25日撮影、例年よりも約2週間早く イボタヒョウタンボク の実がなりました。
↑9月21日撮影
本記事の「コメント」欄に記事投稿があります。
タイトルは、「清里大橋で身投げ?」「東沢大橋でも!」「初霜!」です。
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【 南牧村のキノコ から 放射性物質 基準値超え検出 】
こちらのアドレス↓をクリックしてください。「新着情報 9月5日 入山者の皆様へ」の項にあります。
アドレス: http://www.minamimakimura.jp/
【 3匹の子タヌキ 】
9月13日(土)からの連休は、自然郷は 澄んだ濃い青空 と 爽やかな空気 で好天に恵まれました。
夕闇が迫る頃、山荘の庭に出たら、タヌキの子供3匹 とハチ合わせしました。
タヌキも個体差があり、人懐っこいタヌキ、怖がりのタヌキ、強気の性格のタヌキ、それぞれに異なる性格をしていました。
キツネ、タヌキ、テン、コウモリ、ヤマネ、ヒメネズミなど動物たちの行動を観察してみると、「人があまり来ない山荘」をねぐらにしているようです。
自然郷には、所有者家族があまり来ない山荘もあり、禁猟区でもあるので、彼ら「野生動物にとって自然郷は安全な天国」なのでしょう。
◇ サラサドウダンがシカの食害に!
サラサドウダンの幹が、シカに食べられて、こんなに↓なってしまいました。
これから冬になると、シカが食べる山野草がなくなるので、サラサドウダンがさらにシカの集中攻撃(食害)に遭います。
冬になる前にシカ対策 が必要です。
↓こちらの山荘では、サラサドウダンの幹を「麻の幹巻布」で、しっかりと巻いてありました。
巻き方がズルズルだとシカに破られてしまいます。「麻の幹巻布」はホームセンターで売っています。
自然郷の山野草(13)&自然郷の蝶(4)
アサギマダラ(浅葱斑)
9月は、アサギマダラが南方に渡る季節です。 (これも↑自然郷内で撮影)
自然郷の近くにアサギマダラが集合して、集団で南方に渡って行きます。
同じ頃、ツバメも集団で南方に渡って行きます。
←ヨツバヒヨドリとアサギマダラ
アサギマダラが好む山野草は、フジバカマ、イケマ、マルバダケブキ、ヨツバヒヨドリなどです。
しかし、これらのうち、フジバカマは自然郷では寒すぎて生育できません。
※フジバカマ(キク科)は、『万葉集』にも詠まれた秋の七草のひとつで、古来より和歌などで多く詠まれてきました。葉や茎を乾燥させて匂い袋や防虫剤にも利用されてきました。主に関西地方などの石垣の下など湿り気の多い草地に生息していますが、現在では絶滅が危惧されています。
イケマ、マルバダケブキ、ヨツバヒヨドリは、自然郷に自生しているので、これらを保護・育成することによって、アサギマダラが寄ってきます。
とくに、イケマ は、アサギマダラが葉っぱの裏に卵を産みつけて、幼虫がその葉っぱを食べて育つ草(「食草」)です。
しかも、これらの山野草は毒草なのでシカの食害対策にもなります。
(しかし、ヨツバヒヨドリはどういうわけか?自然郷のシカが大好きです。)
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
キク科。 秋を代表する山野草ですが、最近の環境悪化により生息数が減少しています。
シカが食べますが、それにもめげず自然郷ではまだあちこちに自生しています。
薬草にもなります。日当たりの良い場所に咲きます。
ノコンギク(野紺菊)
キク科。秋を代表する野菊です。花弁が薄紫白色をしている野菊なので「野紺菊」というらしい。
これもシカが食べますが、それにもめげず自然郷のあちこちに自生しています。
ユウガギク(柚香菊)
キク科。これも秋を代表する野菊です。柚子の香りがするから「柚香菊」といいます。
ノコンギク(野紺菊)と ユウガギク(柚香菊)の違い
↓花のつき方、色、葉っぱなどが違いますが、ここでは顕著な違いを写真に撮りました。
←ノコンギク
←ユウガギク
トリカブト(鳥兜)
キンポウゲ科。 花が「鳥兜・烏帽子」に似ているのでこのように命名されました。
有名な猛毒の毒草です。「附子(ブシ)」という名称で漢方薬や毒として用いられます。
不美人のことを「ブス!」と云いますが、「顔がトリカブト(ブシ)中毒のようだから」という説があります。
(失礼な話ですが・・・)
芽吹きが、ヨモギ、ゲンノショウコ、セリ、ニリンソウなどに似ているので、間違って食べないようにしましょう。命にかかわります。
毒草なのにシカが多少は食べています。しかし、あまり積極的には食べないらしく、自然郷のあちこちに自生しています。
レイジンソウ(伶人草) ※麗人草
キンポウゲ科トリカブト属。 花の形が「伶人(雅楽を演奏する人)が被る冠に似ている」ことから命名されました。
「 麗人草 」と書くのは、映画や歌でのことですが、「(明治時代の)鹿鳴館に出入りする美しい女性(麗人)が被る帽子に花が似ているから」という説もあります。
トリカブトの一種なので毒草ですが、多少はシカが食べるようです。
※ 「 麗人(草)には、毒がある!」
これまた、「美しい花(女性)には毒がある!?」
きれいで目立つ花には、アサギマダラ、アゲハ、ヒョウモンチョウなど、各種の様々な蝶々が群がります。
(前回のブログ記事「マルバダケブキに群がる蝶々」参照)
これは、蝶が「体内に毒を摂取して外敵から身を守るため」という説がありますが、果たしてどうなんでしょう?
実は、毒草の花が「単にきれいで目立つから!」だけだったりして・・・。
◇ これは、ゴミ出しルール違反です。↓
全国どこでもそうですが、ゴミ出しルール違反は ゴミ収集業者は持っていってくれません。
ゴミの出し方 などで困ったときの相談、要望、ご意見など は、オーナー会 もしくは 管理事務所 へ。
また、身投げがあったのでしょうか?
以前、この橋の中間部付近の手すりの下に、メガネと男物の短靴がそろえて置いてありました。
そばで、警察官が1名、下をのぞき込んでいました。
まだ他の警察官やパトカーが到着していないので、身投げからそう時間が経っていないようでした。
遺留品から察すると、中高年の男性と思われました。
何か?自殺しなければならない事情があったのでしょう、胸が痛くなりました。
これ以外にも、時々、橋の欄干に花がそえられていることがあります。
現世がこんな状態ですから、死にたくなる気持ちはわかりますが、死んでしまったら永遠に全て終わりです。来世など期待できません。
死んだと思って精一杯しぶとく生きるべきでしょう。「死にもの狂い」という言葉のとおりです。
ところで、身投げした人の話として、「身投げをしたあと、死ぬまでの間に、“こんなことをしなければよかった!”と強い後悔の念にかられる」そうです。
でも、どうしてそういうこと(身投げした人の気持ち)がわかったのでしょう? (不思議で眠れません?)
地元の人の話では、東沢大橋では身投げが多いそうです。
いくら死ぬためとはいえ、よくあんな高い所から飛び降りられるな!と思います。高所恐怖症の私にはとてもできません。
でも、高い所から下を覗くと、飛び降りたくなる衝動にかられることがあります。
もしかして、
身投げした人は、橋から下を覗いているうちに飛び降りたくなって、飛び降りたのでは?
心に傷を負った人が、心の傷を癒そうと一人、自然豊かな所に来て、橋から谷底を見ているうちに飛び降りてしまったのでは?
谷底から死神が「おいで!おいで!」をしたのでは?
南牧村に低温注意報が出ていました。
野辺山原では最低気温が0.2℃でした。
なお、当美鈴地区では外気の最低気温が2.2℃でした。
前夜が、快晴で星空が満天星だったので、放射冷却が起きたのです。
なお、自然郷よりも野辺山原の方が気温が低いのは通常のことです。
地形的な要因で、冷気が野辺山原に降りて溜まるからです。
学者曰く、野辺山原は「冷気の湖」だそうです。