八ヶ岳高原海の口自然郷オーナー会

 貴重な海の口自然郷の自然環境を守りつつ快適な自然郷ライフを!

[17]事業会社とオーナー会との会合結果報告

2013年10月28日 | オーナー会便り

 

 平成25年10月5日、八ヶ岳高原ヒュッテにおいて、事業会社である(株)八ヶ岳高原ロッジ(社長、担当取締役2名、管理事務所長の4名出席)とオーナー会(幹事6名出席)の会合(懇談会)がありましたので、その“概要”を報告します。

 

、新しい別荘事業部担当取締役から着任の挨拶がありました。

 

、ロッジ社長から、会社の事業方針と近況報告がありました。

(1)事業方針:①経営安定化の基盤づくり、②別荘地の価値向上

(2)近況報告:

 2011年度に黒字化が達成され、2012年度は政府の東北優先方針や笹子トンネル事故などが影響して若干の赤字となったが、2013年(本年)度は、黒字化定着の見通しである。

 

、プロパンガスの問題について

(1)自然郷は平地と同じようにインフラが完備されています。したがって、平地と同様のガス供給問題があります。たとえば、

①:ガス料金、②:安定供給、③:法令遵守(ガスメーターの有効期限の維持、等々)です。

(2)これらについては、事業会社ロッジは、イワタニ長野(株)、(有)カメヤとの3者で更なる向上に努めているそうです。

 

、地デジ対策

(1)南牧村のケーブルテレビに関する問題:

これまでの交渉経緯について発言がありました。『別荘地による地域の活性化』に「村も目覚めてほしい」という見解で会社側とも意見が一致しました。

※(注)隣接の川上村では「別荘地による村の活性化」にも取り組んでおり、別荘地へのCATV敷設については、住民登録ある別荘は加入金・工事費とも一切無料、住民登録のない別荘でも加入金5万円のみ、という情報が寄せられております。

(2)アンテナによる直接受信に関する要望:

村のCATVに加入していない方だけでなく、村のCATVに加入した方からも、アンテナによる直接受信を希望する声が出ており、また、高性能の地デジ用アンテナと高性能ブースターを活用すれば直接受信が可能な区画もあり、こうした相談に管理事務所でも対応してほしいと要望しました。

 

、別荘地としての資産価値の問題

(1)売買価格の下落に関する問題:

自然郷における別荘地の売買価格(評価価格も)が下落し続けているので、看過できないという意見が出されました。

(2)資産価値向上策:

自然郷における別荘地の売買価格の下落防止策について、意見交換がされました。

事業会社としても、価格下落防止に努めているところですが、結論として「自然郷のグレード向上」がなによりも重要ということで意見が一致しました。

 

6、登山道入り口の問題

(1)登山道入口周辺の別荘が迷惑している問題:

登山者による私有別荘地内への糞尿の問題などを指摘しました。

(2)当該場所は、村が管理している土地なので村に公衆用トイレの設置などを要望しているそうです。しかし、この問題は新聞報道でもご存じのとおり、長野県レベルで検討されています。

 

7、高齢化問題

(1)巡回バス・送迎バスの利便性の向上を要望しました。

(2)ロッジ玄関から山荘への無料送迎サービスが行なわれているそうです。

但し、職務の都合で作業用自動車を使用せざるをえない場合があるのでご了解くださいとのことです。

(3)お買い物ツアーにおける買物時間の問題で、時間を切られて落ち着いて品選びができないという意見については、運転者がタクシー業者だった場合に起こり得た事例だそうです。会社側では落ち着いて買い物ができるよう配慮しているそうです。

(4)高齢の入荘者だけしかいない別荘に対するサービス:

ご自分の山荘の場所や区画番号すら言えない方がおり、そうした方へも対応に努めている。

また、外出できない方への対応として、コープデリ(コープ長野)の紹介にも努めている。

 

8、その他

(1)事業会社としては、これからも、間伐の励行、景観・眺望の復活、道路沿いの枝切り・笹刈り、道路側溝の清掃、排水路の整備、砂防ダムの浚渫、インフラの老朽化対策、水道の漏水対策、道路の補修、一部砂利道のアスファルト化、管理事務所の景観改修、セキュリティ巡回を下請けしている西新サービスの協力、などを継続する。

(2)シカ対策として、地元の猟友会に加入した。別荘地内へのシカの侵入防止策として、ノウハウを有する猟友会の支援と村の了解を得て、別荘地周辺にワナを設置した。

(3)新設のドクターヘリ離着場は、自然郷のためだけでなく、周辺地域住民の緊急用としても使用される。

(ヘリ離着時の騒音や関係車両が道路に多数駐車することがありますが、自然郷のみならず周辺地域への貢献にもなっており、かつ、人命にもかかわることなので、ご了承ください。)

(4)ドクターヘリ離着場の余分スペースの有効活用について意見が出された。

 

※以上ですが、文章量が多くなってしまうので“概要”にとどめました。当レポートに記載しきれなかった細かい事項もたくさんあります。

また、時間がなくて、議題にしきれなかった事項もあります。

オーナー会としても精一杯の努力はしたつもりで、会社側も全てが実現できるものではありませんが誠実に対応してくれました。

まだまだご不満もおありかと存じますが、今後も努力を継続しますのでご了承ください。

(以上の記事は、オーナー会事務担当幹事が作成しました。)

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