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レガシー・エンジニア(hsato)の日記です

位置情報は河豚のようなもの

2010-02-22 07:48:44 | 私の主張
位置情報が利用できるということは便利である半面、それをネット上に共有してしまうことには、思わぬ危険が潜んでいると言わざるをえない。

位置情報については、そのアクセスコントロールを、利用者個人が完全に握れるような分かりやすい仕組みを作ることが必要だと考える。河豚に例えれば調理師免許がいるのではないかと思う。

私も個人的に、検討していきたいと考えている。

MAPconcierge Blog.: Google Maps Lab登場!

Google Latitude履歴機能公開 - Tom-Style

Googleの地図、位置情報を使ったサービスとしては、「Google マップ - 地図検索」、「Google Latitude」がある。しかし、

心配事が絶えない位置情報: Google Latitudeの位置通知はもっと困るね

新サービス「空き巣に入ってね」―Foursquareなどの位置情報公開に警鐘

空き巣に留守を調べるサービスになっている!というのである。さらに、Google Buzzは、Latitudeの場所情報を常に自動的にアップするという始末である。X_X;

Google Buzzには、本名を出してしまうという「仕様」もあったが、この実際に居る(もしくは居ると思える)場所を常に広報するというのは何ともいだけない。ストリートビューの失敗をやはり失敗だと思っていないとしか思えない。ナンセンスだ。

写真の位置情報を記録するGPS受信機:使ってみました デジタルグッズ

「位置情報は後でわかれば十分」――GPSジオタギングにu-blox社が新発想 | EDN Japan

今すぐ分からなくても後で十分という方にはこちらの使い方である。SONY VAIOには、このコンセプトの製品が10年ぐらい前からあったが、ジオタギングは、旅行、写真の記録を取るのに便利なものである。

しかし、後からと言っても注意は必要だ。ケータイで写した写真の中に位置情報が入ってしまうものもあり、後で共有した場合に、撮影場所が分かってしまう可能性がある。

Google Maps Hacks 第2版 ―地図検索サービスをもっと活用するテクニック
Rich Gibson,Schuyler Erle
オライリー・ジャパン

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