● NY金、続伸
週末13日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物中心限月4月物は、持ち高調整の買い戻しが入り、前日終値比 6.40ドル高の1オンス=1227.10ドルと続伸して取引を終了しました。
米プレジデンツデー(16日)に伴う3連休を前に持ち高調整中心の商いとなり、相場は時間外取引からジリ高で推移しまし た。春節(旧正月)を控えた中国勢によるおう盛な現物需要も、先物市場の地合い改善につながりました。 しかし、午前の早い段階でこの日の高値を付けた後、相場は上げ幅を縮小。欧州連合(EU)統計局が発表した2014年10 ~12月期のユーロ圏成長率(速報値)が前期を上回ったほか、ギリシャ支援をめぐり債権国側に枠組み変更の受け入れ 姿勢が浮上したと報じられました。さらに、15日からのウクライナ停戦合意もリスク投資意欲を後押しし、安全資産とされ る金の頭を押さえました。
● NY白金、 続伸
13日のNY白金先物相場4月限は続伸し、前日終値比7.00ドル高の1オンス=1207.50ドルで取引を終えました。
この日は、時間外取引の高値を抜いたあと、米景気減速で後退しましたが、その後、ドル安・原油高の加速で再び値を伸 ばしました。スウェーデンの量的緩和やギリシャ向けのつなぎ融資の報道で、株価が上昇したことも強材料となりました。 ただ、金の反落で上げ幅を削りました。
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