めざせ 日商簿記試験

日商簿記試験の勉強のことや通信講座のことについて

簿記ではどのようなことをやるのか

2010-10-15 09:54:52 | 日商簿記の勉強
今日は、簿記の勉強について簡単に紹介します。

企業は、商品を製造したり、仕入れたりしてから、売ることによって、利益を上げていくことになります。
利益が上がっているかどうかを知るために便利なのが、簿記の技術と知識です。
では、簿記では具体的にどのようなことをやっていくのでしょうか。
簡単に紹介します。

取引・・・商品の仕入・商品の売上
企業は、商品を安く仕入れ、高く売ることによって、利益を得ていきます。また、工場などを購入することで、支出することもあります。
簿記では、財産の増減変化をもたらす一切の事項のことを取引といい、一般的に言われている取引とは意味が違います。
どういった取引が簿記の対象になるのかを簿記の勉強で学ぶことになります。

仕訳・伝票・・・原因・結果に分けて記録
企業の経済活動を原因と結果に分け、伝票や帳簿の借方・貸方に分けて記録していきます。
簿記独特の記帳・計算方法がありますので、それを覚えることが大切です。

転記・・・集計
仕訳をしたら、勘定科目ごとにまとめて、元帳に転記されます。帳簿の種類はいくつかあります。

試算・・・チェック
転記された科目を試算表を用いて、間違いがないかをチェックします。

決算・・・決算書(貸借対照表・損益計算書)の作成
決算書を作成して結果を出すことで、利益が出ているかどうかを知ることになります。

簿記の勉強でも



続きを読む

日商簿記検定3級と2級の出題傾向

2010-10-12 09:25:37 | 日商簿記の勉強
日商簿記検定3級と日商簿記検定2級は同時に受験する方もたくさんいます。
三級と二級でどう違うのかというと、簡単に言えば、

・三級では商業簿記だけが出題されますが
・二級では商業簿記と工業簿記が出題される

という違いがあります。

3級 商業簿記
主に個人商店における商業簿記が出題の範囲となります。
商店、中小企業の経理事務に役立つ経理関連書類の読み取りができ、取引先企業の経営状況を数字から理解できるようになるレベルです。

2級 商業簿記
高校程度の商業簿記が出題の範囲となります。商品売買を行う企業の財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できるレベルになります。
2級になると相手の経営状況もわかるので、株式会社の経営管理に役立ちます。

2級 工業簿記
2級では商業簿記のほかに、製造業を営む企業の活動を把握するための工業簿記も出題範囲となります。
2級の工業簿記では、製品の製造に幾らかかったかという簡単な原価計算を修得できます。

一般的に、ある程度簿記の知識がある方なら



続きを読む

日商簿記検定2級を目標にしよう

2010-10-01 10:12:23 | 日商簿記の勉強
日商簿記検定の勉強をする際に、何級を目標とするべきかということで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まず、経理や会計の仕事をするというのでしたら、知識としては、日商簿記検定3級程度の知識があれば、困ることはありません。
しかし、履歴書に書いて意味があるのは、日商簿記検定2級以上とされていますから、できれば、2級までは合格してしまいたいものです。

次に、税理士試験や日商簿記検定1級などの資格があります。
税理士試験受験資格がある方は、税理士試験の簿記論や財務諸表論と日商簿記検定1級のどっちを受験した方が良いのかということで迷うと思います。

受験生の間では、日誌楊簿記検定1級のほうが税理士試験の簿記論や財務諸表論よりも難しいとされています。

しかし、一般的には、税理士試験の簿記論や財務諸表論を受験したほうが


続きを読む

会計の知識を身につけるなら日商簿記検定に合格しよう

2010-09-28 09:50:07 | 日商簿記の勉強
社会人や大学生になっても、勉強は、大切です。特に、仕事に関係する勉強はなおさら大切になります。
ただ、勉強するにしても、目標がなければ、なかなか継続することは難しいものです。高校生までなら、テストで良い点を取ることを目標にして勉強していたと思いますし、良い大学に入れるように勉強を頑張っていたと思います。

しかし、社会人や大学生になると勉強するにしても、目標がなくてなかなか勉強できないという方が多いのではないでしょうか。
特に、社会人の方は、勉強するにしても、なかなか時間は取れません。だらだらと勉強する暇があったら、日々の業績を上げることを優先してしまうと思います。

やはり、勉強するためには、目標が必要です。
社会人や大学生にとって、勉強するために、最も、明確な目標が、「資格」です。

大学生のように、時間がたっぷりある方は、公認会計士などの難易度の高い資格を目標にするのも良いと思います。
しかし、時間がない方にとっては、公認会計士試験のような難易度が高い資格の勉強は難しいものですし、ある程度、頑張れば、合格できるという確信を持てなければ、結局、目標がないまま、だらだら勉強しているのと同じ状況になってしまうのではないでしょうか。

日商簿記検定の資格も、合格することは容易というわけではありません。(特に日商簿記検定1級は難易度が非常に高くなります。)しかし、日商簿記検定2級までなら



続きを読む

日商簿記検定試験の勉強は、数学や算数と同じ

2010-09-17 09:55:40 | 日商簿記の勉強
これまで、法律関係の資格の勉強をしていた方にとっては、簿記の勉強をするとちょっと違和感を覚えるかもしれません。
というのも、法律関係の資格と違い、簿記の勉強は、暗記するという要素が少ないからです。

仕訳の方法を暗記しているだけでは、実際の試験では、手も出ません。
法律関係の資格の勉強をしていたときのような、暗記をするという勉強方法ではなく、何度も練習する勉強が大切になります。

法律の勉強が、日本史や社会の勉強のように暗記が中心になるとすれば、
簿記の勉強は、数学や算数の勉強と同じと考えると感覚がわかると思います。

数学や算数で、よい成績を取るためには


続きを読む