めざせ 日商簿記試験

日商簿記試験の勉強のことや通信講座のことについて

会計の知識を身につけるなら日商簿記検定に合格しよう

2010-09-28 09:50:07 | 日商簿記の勉強
社会人や大学生になっても、勉強は、大切です。特に、仕事に関係する勉強はなおさら大切になります。
ただ、勉強するにしても、目標がなければ、なかなか継続することは難しいものです。高校生までなら、テストで良い点を取ることを目標にして勉強していたと思いますし、良い大学に入れるように勉強を頑張っていたと思います。

しかし、社会人や大学生になると勉強するにしても、目標がなくてなかなか勉強できないという方が多いのではないでしょうか。
特に、社会人の方は、勉強するにしても、なかなか時間は取れません。だらだらと勉強する暇があったら、日々の業績を上げることを優先してしまうと思います。

やはり、勉強するためには、目標が必要です。
社会人や大学生にとって、勉強するために、最も、明確な目標が、「資格」です。

大学生のように、時間がたっぷりある方は、公認会計士などの難易度の高い資格を目標にするのも良いと思います。
しかし、時間がない方にとっては、公認会計士試験のような難易度が高い資格の勉強は難しいものですし、ある程度、頑張れば、合格できるという確信を持てなければ、結局、目標がないまま、だらだら勉強しているのと同じ状況になってしまうのではないでしょうか。

日商簿記検定の資格も、合格することは容易というわけではありません。(特に日商簿記検定1級は難易度が非常に高くなります。)しかし、日商簿記検定2級までなら



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日商簿記検定試験の勉強は、数学や算数と同じ

2010-09-17 09:55:40 | 日商簿記の勉強
これまで、法律関係の資格の勉強をしていた方にとっては、簿記の勉強をするとちょっと違和感を覚えるかもしれません。
というのも、法律関係の資格と違い、簿記の勉強は、暗記するという要素が少ないからです。

仕訳の方法を暗記しているだけでは、実際の試験では、手も出ません。
法律関係の資格の勉強をしていたときのような、暗記をするという勉強方法ではなく、何度も練習する勉強が大切になります。

法律の勉強が、日本史や社会の勉強のように暗記が中心になるとすれば、
簿記の勉強は、数学や算数の勉強と同じと考えると感覚がわかると思います。

数学や算数で、よい成績を取るためには


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日商簿記検定試験の種類

2010-09-14 09:12:26 | 日商簿記の勉強
昨日は、簿記検定には、日商簿記、全商簿記、全経簿記の3つがあるが、一般的に簿記検定といったら、日商簿記のことであると説明しました。

日商簿記検定についても階級があって1級から4級まであります。

1級: 税理士、公認会計士などの国家試験の登竜門。大学程度の商業簿記、工業簿記、原価計算並びに会計学を修得し、財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。

2級: 高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得している。財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。相手の経営状況もわかるので、株式会社の経営管理に役立つ。

3級: 財務担当者に必須の基本知識が身につき、商店、中小企業の経理事務に役立つ。経理関連書類の読み取りができ、取引先企業の経営状況を数字から理解できるようになる。営業、管理部門に必要な知識として評価する企業が増えている。

4級: 簿記入門編。小規模小売店の経理に役立つ。勘定科目に仕訳でき、複式簿記の仕組みを理解している。

一般的に簿記の勉強をする場合は、3級から始めることになります。4級については



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簿記検定の種類 日商簿記、全商簿記、全経簿記

2010-09-10 10:09:20 | 日商簿記の勉強
当サイトでは、これまで、単純に、簿記検定といってきましたが、簿記検定には3つの検定試験があります。

①日商簿記 日本商工会議所主催
②全商簿記 全国商業高等学校協会主催
③全経簿記 全国経理学校協会主催

これまで、私が、紹介してきた簿記検定は日商簿記検定です。
また、一般的に、簿記の資格といったら、日商簿記検定を指します。
3つの種類があるから、どれを受けたらよいのかわからないということでしたら、難しいことを考えないで、日商簿記検定を取得できるように頑張りましょう。

一般的に簿記の資格を持っているというためには、日商簿記検定2級が標準です。
実際の経理会計の現場では、日商簿記3級の知識があれば十分に仕事ができるわけですが、履歴書に書くのであれば、日商簿記検定2級が必要です。

さらに、日商簿記検定1級もありますが、ずば抜けてレベルが高く、税理士試験の簿記論レベルになりますから、一般企業の経理や会計の仕事をしたいとか、単に簿記の知識があればよいと思っている方は



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簿記とは 決算書、財務諸表(貸借対照表、損益計算書)いろいろなところで使われる

2010-09-07 10:02:32 | 日商簿記の勉強
今日も、簿記とは何かについて、簡単に説明していきます。これから、日商簿記検定などの勉強を始める方は、参考にしてくださいね。

さて、簿記は、儲けを知ることと、企業の財産の状態を知るための技術であると説明しました。

簿記の技術によって作成する書類が決算書です。決算書は、財務諸表(貸借対照表、損益計算書)とも言います。
会社の経営者は、決算書、財務諸表(貸借対照表、損益計算書)を見ることによって、儲けが出ているかどうかを把握するわけです。
会社の経営者の立場になるのであれば、当然、簿記の知識は必要になります。
また、決算書、財務諸表(貸借対照表、損益計算書)は、経営者だけが見るわけではありません。従業員が売上げなどの目標をたてる時に、参考資料とすることもありますし、売り値を決める時に参考にすることもあるわけで、何も、経理や会計の部署の人間だけが、決算書を読んでいるわけではないのです。

また、決算書、財務諸表(貸借対照表、損益計算書)は外部の人間も見る資料です。

代表的な例として、株主総会で株主に対して、説明する際に配られる資料でもありますし、金融機関が融資をする際にも、参考にします。

そして、法令上必要なものとして、税務署へ税金を納める際にも


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