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宝満山の映画を作る会

福岡県太宰府市に所在する霊峰「宝満山」の魅力を伝えるべくドキュメンタリー映画を作成する会です。

宝満山妙香庵での開眼法要

2011-11-05 11:37:37 | 記事

11月4日(金)宝満山妙香庵の伝教大師像の前で伝教大師像建立25周年と蓮華のともし火開眼法要が行われました。
天台座主半田孝淳猊下も来られ、11月とは思えない夏日の中多くの僧侶の方々や信者の方、関係者が集まり盛大に行われました。


  式の開始を待つ参会者のみなさん


 開式之辞が述べられ、式が始まりました。
 私たちの撮影スタッフは式進行に沿って、汗だくになりながら取材に
 取り組んでいました。
 

  以前私たちが「法火」と言っていた「千年家伝承の炉火」は
 『蓮華のともし火』としてここ妙香庵で今後末永く見守られ
 ていくことになります。
  ※この『蓮華のともし火』の4段階の花弁は、それぞれ4つの仏語持っていて、一つ一つ16語の意味が大きな心の「ともしび」となれば幸いです。 といただいた資料に書かれています。
   

  午後5時からは祝賀会が福岡市で行われました。
  ここでも撮影取材を行いました。


会場では、伝教大師に絞ったテーマで編集した28分の映像をみなさまに見ていただきました。
終了後の大きな拍手にうれしくなりました。


 宝満山研究会に対して感謝状が贈られました。
 当会の会員でもある小西さんが代表で受け取られました。



 映画を作る会の会員も参加。和やかな楽しい祝賀会でした。
 この法要の取材で、いよいよ仕上げに入ることになります…


次回の会議は
 11月19日(土) 10時 いきいき情報センター 203号室 で行います

第2回目の映画上映会

2011-08-28 08:42:28 | 記事

8月25日、福岡市中央区大名にあるラリーグラス2階の会議スペースをお借りして、2回目の「宝満山」の映画上映会を催しました。    
   
     店舗前の掲示板

 どれくらいの人達が来られるだろうか…と心配していましたが、山の仲間の人達や、チラシや掲示板を見られた人たちで準備した椅子が埋まりました。(28名参加)


 この作品の監督である尾登さんより、映画についての説明がありいよいよ上映開始。


 今回は1回目に上映した映画より10分ほど短くし、題名も
「ふるさとの山考ー宝満山と共に暮らす人々の四季ー」として上映しました。



上映後、皆さんに映画の中で気に入った映像や、意見、アドバイスなどをアンケートに記入していただきました。今回2度目という方も参加されていましたが、重ねてみることでもっとよく感じる事が出来た、と言っていただきました。

8月27日(土)に開いた「映画を作る会」の会議で、集計されたアンケートをみんなで読み、今後の作品の仕上げに向けて話し合いました。
今後も何度か上映会を催してより多くの方に観ていただき、作品を完成させたいと思っていますので、その時はぜひご参加下さい。

 

上映会のお知らせ

2011-08-20 23:52:05 | 記事
7月に御笠振興会の学習会で「宝満山の恵み(仮)」と題して上映会を催しましたが、今回福岡市でも上映会を行うことになりました。
 前回の上映会では映画についてのアンケートをお願いしましたところ、大多数の参加者の方から返事をいただきました。
宝満山の歴史や自然に感動された方、もっとこういう映像を加えて欲しい、という方など、いろいろな感想や意見を書いてもらいました。

    
     前回の上映会

 私たちはより良い映画にするために、より多くの人達に観ていただいて感想や意見を伺いたいと思っています。
下記の日程で上映会を行いますのでご参集下さい。

    日時 : 平成23年8月25日(木)18時30分~ 
    場所 : 株式会社 ラリーグラス大名店 
           福岡市中央区大名2丁目2-46
            電話092-712-8909 

          
       

宝塔・安西六所の碑 木柵完成

2011-07-18 23:56:05 | 記事

宝塔・安西六所の碑の周りを木柵で囲む工事が、10日ほど前から始まり、16日に完成したそうです。映画を作る会の会員から写真が送られてきました。


   柵用の基礎工事

   木柵の取り付け

   工事終了

   神聖な佇まいを感じさせます。


   早速会員の末永さんに撮影をしてもらいました。

 

映画『宝満の恵み』(仮)上映

2011-07-11 08:19:43 | 記事
7月9日(土)午後7時から筑紫野市御笠コミュニティーセンターにおいて御笠振興会(会長 森木優元氏)主催で映画上映と講演が行われました。
「御笠振興会学習会」ということで、過去には地元と深い関係にある国の史跡に指定された「阿志岐山城跡」や「古代の官道」などの学習会が行われたようです。
今回は私たちが制作に取り組んでいる「宝満山」の映画をまだ未完成ですが、「御笠を知る・宝満山を知る」という視点から70分間に編集し、上映することになりました。
  


       会場の様子

       今日の演題

      始まる頃には満員の状態でした


      挨拶をされる森木会長


     講師を務める尾登さんは今日も会場を撮影


上映中…  身近な風景と、顔見知りの登場などで時に笑い声がおこり、
和やかに映画は進んでいきました。



      映画のあと、尾登さんの講演
      映画作りのきっかけや、編集のこだわり等を熱弁(^o^)



熱心に話を聞かれ、質疑応答の時には多くの参加者の方から、映像の場所が分かる図の様なものがあれば…とか、動植物の映像がもっとあっても良いのでは…等の感想や、70分が短く感じました、楽しかったです、との声も聞きました。

当日の配付資料です 

    “宝満山を愛する全ての人に捧ぐ!”
  映画 「宝満の恵み」〜宝満山と共に暮らす人々の四季〜
 あらすじ
 ・プロローグ 平成22年は冬の訪れが早かった。新年の幕開け。静かに祈る山頂の初
   日の出。難所ヶ滝の氷が緩む頃、太宰府天満宮の飛梅が一輪、開花した。
 ・第1章「水の恵みと感謝の心」 宝満山は霧に覆われ、雨が多い。里の人々は水の恵
   み与えてくれる宝満山を「神の山」として崇め、時には暴れる水の神を畏れた。
   県道が開通し宅地開発は進んだが、新しい住民とともに宝満の里の良き伝統を
   守っていこうという住民の意識は高い。人々の繋がりは強く、温かい。
 ・第2章「竃門神社の<今>」 宝満山は竃門神社の山だ。今、多くの若者が好んで登
   る人気の山になっているが、縁結びの神様としても見事に現代に適応。境内はム
   ササビが生息する程自然を残し、復活した修験道は外国人も注目している。神社
   のお祭りなどを通して地域の子供教育にも大きな影響力を持っている。
 ・第3章「霊峰の深い歴史」 「神の山」宝満山は最近、考古学という科学のメスが入
   り、次第にその姿が解明されつつある。しかし、その深い歴史の解明は一筋縄で
   は行かない。明治政府の廃仏毀釈で歴史の流れは破壊されている。しかし、その
   痕跡は山中や山麓に散りばめられており、それらへの研究も進んでいる。
 ・第4章「最澄の面影」 最澄は唐に渡る前の1年間、宝満山に籠って修行した。唐か
   ら帰って天台宗の開祖となるが、それらに宝満山が大きく関わっている。中腹に
   最澄の構想のもとに建立された六所宝塔のうちの一つ、安西宝塔があった。
    最澄ゆかりの法火も今秋、宝満山麓で燃えることになった。「鎮西の比叡山」と
   して名実ともに現代に蘇りつつあるのだ。
 ・第5章「山を楽しむ、山を守る」 いろんな人が、それぞれの流儀で宝満山を愛し、
   宝満山を守っている。そのこだわり方は尋常ではない。人の人生を変えてしまう
   程の魅力が、宝満山には秘められている。
 ・エピローグ  宝満山は子供たちの成長を見つめ、子供たちを鍛える。春は、新酒の
   恵みをもたらし、子供たちを学校から送り出す。辛いことがあったら、宝満山に
   に登ってみよう。きっと勇気を与えてくれる。
 制作者のプロフィール
  尾登憲治 大分県生まれ。テレビ西日本でカメラマン、編集マン、記者、番組ディ
       レクター、番組プロデューサーとして多くの番組を手がける。退職後は
       フリーの映像作家として活躍中。登山、音楽が趣味。子供は一男一女。  
       現在は妻と二人暮らし。大野城市在住。