金華山(稲葉山)
長良川に映し出される
壮大な金華山、岐阜城とホテルパーク
岐阜県岐阜市槻谷
岐阜市の中心部に位置し、標高は329m。かつては稲葉山と呼ばれ、山頂には岐阜城がそびえ立つ。
岐阜城最上階からの眺めは、かつて織田信長公も見晴らした壮大なスケール。
また、市の中心部にありながら、シイやシダ類が群生し、60種類以上の鳥たちも生息。まさに自然の博物館さながら。
ロープウェー山頂駅前にはリス村もあり、可愛らしいたくさんのリスたちが待っている。
織田信長公居館跡
岐阜県岐阜市大宮町1丁目
宣教師ルイス・フロイスが岐阜を訪れた際、「地上の楽園」と表現し、その壮麗さを記している。発掘調査では、信長時代の巨石列や石垣、金箔瓦のほか、いくつもの庭園が見つかっている。
織田信長公時代の石垣
岐阜県岐阜市金華山天守閣18 金華山山頂
金華山は全山がチャートという石材でできており、石垣にもこれが用いられている。天守南西部の通路横には、信長時代に造られたとみられる二段の石垣がよく残っており、往時の姿を伺うことができる。
斎藤道三公時代の石垣
岐阜県岐阜市大宮町1丁目
信長時代の館の下から見つかっている石垣で、石材が比較的小さく角度が急であることが特徴。火を受けて変色しており、信長の稲葉山城攻略の際に火災があったことを物語っている。