もう一つの 昭和・私の記憶

『 昭和・私の記憶 』 の、続編
吾生涯を物語る

序・そもそも

2021年04月25日 | ガハハ・・・1996~2006

「 釣りをしたい 」
小学校4年生・10才の息子が云った。
息子はカナヅチ
心配で心配で とても 一人で川に遣ることは出来ない。
幼い頃より 釣りが好きだった私
それならと
息子と一緒に 私も行くことにしたのである。

淀川・城北ワンド での ヘラブナ釣り を 物語る


大東町の釣具店 『 宮野 』 で 簡単な釣り道具一式と ミミズ・鄰太郎を買って淀川へ急いだ。

息子の嬉しそうな顔につられて  私も愉快な気持ちに成って行く。
淀川に着くと 比較的安全な 毛馬クリークを選んだ。

ここなら 浅そうだ
大人なら たぶん足が届くであらう
そして 護岸のコンクリート斜面の上から釣ることにした。
息子は生れて初めての釣りである。

この年 春分の日は暖かかった。
初めて訪れた毛馬クリーク  何が釣れるのかも分らない。

「 イザ 釣らん 」 
記念すべき第一投は息子から

そして
「 釣った 」
息子が一番に釣った。
続いて 私も釣った。
 モツゴ

それからは  もう 「 釣れる 釣れる 」
然し 釣った魚
どれも これも 名を知らない。
そこで
通りかかった バスアングラーの青年に訊ねると
バケツの中に居る魚は、
モロコ  モツゴ  ブルーギル  ブラックバス・・だと謂うことが分ったのである。

「 釣りは  オモシロイ !! 」
と そう想った
のは 私
・・・リンク→
「釣りは、オモシロイ」 と、想ったのは私であった 

                              毛馬クリーク ・息子

『 釣り 』・・は 私の性に合った。
私は 毎週土日になると 釣りに出かけたのである。
毛馬クリークでは イロイロな魚が釣れた。。
にほんばらたなご  鮎  鮒  鯉  カマツカ  ハス  ニゴイ  ワタカ
ギギ カムルチー(雷魚)
そして 大魚ハクレンの姿も見たのである。

春から夏
それはもう 釣り三昧の日々を送ったのである。

ところが

秋になると
あれだけ釣れた小魚  たまにしか釣れなくなった。
 13番
そして 冬
まったく 釣れない。
「 もう やめたら 」
・・と 妻が云う
然し すっかり
「 釣り 」 に ハマッた私
いまさら やめらるものか。

  ヘラブナ
一年を通してみて
冬でも釣れる魚  それが 鮒 であった。
私は
ヘラブナ釣り をする事にしたのである。

物語の始まり  親分との出遭い に 続く 


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